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2022.03.02

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南イタリア、北欧ノルウェー、常夏のキューバ……ボンドと旅する、ノー・タイム・トゥ・ダイ

ダニエル・クレイグが演じる最後のジェームズ・ボンド映画として、昨年秋、日本でも公開され大きな話題となった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。そのブルーレイ&DVDがいよいよ3月2日に発売されることに。この作品、面白いのはもちろん、全編を通じて世界各国の素晴らしい映像が堪能出来るので、コロナ禍のいま、海外旅行に行った気分になれる点でも注目なのです。未見のかたはもちろん、劇場で観たかたもこの機会に見直してみては!

CREDIT :

文/只野仁志

昭和に生まれたオヤジさん世代にとって007(「ダブル・オー・セブン」じゃなくて昔は「ゼロゼロ・セブン」と呼んでいた)は無敵のヒーローそのものでした。強い・モテる・お洒落と3拍子揃ったうえに、どんなに危機一髪になってもジョークを忘れない、その余裕もカッコ良かった!

高級スーツに身を包み、高級時計と高級車、高級料理・酒に、超絶美女と、ボンドが愛したものは、そのままLEONの世界へと繋がり、だからこそ、映画で展開されるボンドの華麗なるライフスタイルは、そのままLEON読者の憧れでもありました。

なかでも映画ごとに毎回、ボンドが訪れる世界中の街や名所・旧跡・観光地は、いたく我々の旅心を刺激し、映画を観終わったあとは「あそこ行ってみたい!」とあらたなデスティネーションを見つける読者も多かったのではないでしょうか。

そんな魅力的なロケ地巡りの楽しみは最新作でも健在です。ここでは3月2日のブルーレイ&DVD発売を前に、ロケ地に触れながら改めてこの映画の魅力に迫ってみましょう。
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オスロ郊外の雪深い山中。湖のほとりに能面の殺し屋が現れる

ダニエル・クレイグ主演の5作目にして、彼のボンド卒業作となった『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。その最初に出てくるのはノルウェーの首都オスロ近郊の雪深い山中にある「LANGVANN湖」という湖のほとり。冬の北欧の張りつめたような雪景色の中、凍った湖の上を歩いてやってくるのは能面を付けた殺し屋。男の仮面の白さが雪景色の白に溶け込んで、何とも不気味です。

なぜ能面なのか?  気になるところですが、それは今回の監督がキャリー・ジョージ・フクナガという日系のアメリカ人であることと関係がありそう。父親は日系アメリカ人3世で、彼も日本に半年ほど暮らしたことがあるそうです。当然ながら日本への関心は高く、映画の中でもさまざまなところに日本ネタが挟まれています。
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イタリアの世界遺産の街マテーラでの激しいアクションシーン

さて。次の舞台は南イタリアの世界遺産にも登録されている街、マテーラです。この街の旧市街地区には「サッシ」と呼ばれる石灰質の岩肌を掘って作られた独特な洞窟住居があり、映画の中でもそんな不思議で魅力的な街並みを多く見ることができます。ここではボンドとその恋人であるマドレーヌ(レア・セドゥ)の麗しき愛の暮らしが描かれます。
しかしふたりの恋路には様々な邪魔が入ります。マテーラの街ではそんな敵とのチェイスシーンも見ものです。バイクに乗ったボンドが狭い石造りの橋に追い込まれ、身を投げて危機一髪で脱出するシーンはすごい迫力! 
そして街の広場で敵に囲まれたボンドカー、アストンマーティンDB5がヘッドライトを開けて、まさかの回転式マシンガンで、スピンターンしながら敵をなぎ倒すなんてシーンも。歴史ある街並みを背景にド派手なアクションを躊躇なくかましてくれるところが007ならではの魅力かと。
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ジャマイカからキューバ。ボンドが再び現役復帰

実は上記マテーラでのエピソードは5年前のお話という設定。現在のボンドは引退してジャマイカのポート・アントニオで休暇を過ごしています。この街は世界の富豪やセレブたちが訪れる高級リゾート地で、ボンドも優雅なひとり暮らしを楽しんでいる様子。ここに旧友のCIAエージェント、フィリックス・ライター(ジェフリー・ライト)が訪れ、彼の頼みで現役復帰することに……。
CIAチームと組んで仕事を再開したボンドはキューバへと赴きます。ボンドはキューバのとあるレストランで開かれたスペクターの集会に潜入します。ここでは“ボンドと言えば”のタキシードに身を包み、「マティーニを。ステアでなくシェイクで」など、往年のボンドスタイルを演じてファンを楽しませてくれます。
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さらにこのシーンでの見どころがこの日のボンドの相棒、キューバの新人CIAエージェント、パロマ(アナ・デ・アルマス)。彼女が、かわいくてセクシーなのにメチャ強くてなんともカッコいいんです! まさにボンドウーマンの面目躍如というところですが、しかし、今回のボンドはそんな魅力的な美女が出てきても、見向きもしない。

なぜか?  それが今作のキモでもあるのですが、実は今回の007は大人のラブストーリー。冒頭、イタリアのマテーラで愛を育んでいたマドレーヌとはその時、失意のうちにお別れしてしまうのですが、それでもボンドは彼女のことがずっと忘れられない。ところがスパイ稼業を再開したボンドの前に大人の女性としてさらに魅力を増したマドレーヌが登場……。というわけでこの映画は運命の悪戯で再び出会ってしまったふたりの純愛物語なのですね。

つまり今作のボンドはひとりの女性を想い続ける「愛にストイックな男」。それでボンドか!?  という声も上がりそうですが、21世紀のボンドとは愛に生きる男だったのです。
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映画後半。ボンドは敵に捕らわれたマドレーヌとその娘を救い出し、敵の計画を潰すために孤島のアジトへ。ここで悪役のサフィン(ラミ・マレック)はなぜか枯山水の庭を作り、床には畳を敷いて生活しています。その畳にボンドが頭をこすりつけて日本風に土下座して詫びを入れるなんてシーンも。さすがフクナガ監督。日本趣味にこだわります(笑)。

そして映画は衝撃のラストへ。多くの人が言っています。「まさか007で泣けるとは」と。そう、ダニエル・ボンドの最後は涙なしには語れない究極の愛の物語。その感動に酔いしれつつ、美しいロケ地の映像も堪能して、コロナが明けたら、ぜひロケ地巡りでもしてみるかと、そんな気分にさせてくれるのが『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』なのです。ぜひこの機会にブルーレイ&DVDで映画をご覧いただければ幸いです!

●ご紹介したロケ地

◎ノルウェーの首都オスロ
◎南イタリアのマテーラ
◎ジャマイカのポート・アントニオ
◎キューバ

◎MOVIE WALKER PRESS「007 ノー・タイム・トゥ・ダイ」スペシャルサイト《007超レアグッズが当たる!》
https://moviewalker.jp/special/007/

◎ぴあ 「ラグジュアリーなホテルで大切な人と”007”ナイト」 協力:ホテルニューオータニ
https://lp.p.pia.jp/article/news/218797/index.html

◎【動画】 ダニエル・クレイグ、最後のジェームズ・ボンド
https://www.youtube.com/watch?v=CfIdFvgsbbs

4K Ultra HD+ブルーレイ
※ボーナスブルーレイ付き3枚組
価格6980円

特典映像:約83分
<ボーナスブルーレイ収録内容>
●マテーラでの撮影
●リアルを追求したアクション
●世界を駆けるボンド
●「007」のデザイン

<4K UHD 収録特典映像>
●ジェームズ・ボンドとして
●マテーラでの撮影
●リアルを追求したアクション
●世界を駆けるボンド
●「007」のデザイン

ブルーレイ+DVD
※ボーナスブルーレイ付き3枚組
価格4980円

特典映像:約37分
●マテーラでの撮影
●リアルを追求したアクション
●世界を駆けるボンド
●「007」のデザイン

〈Blu-ray/DVD/4K UHD共通〉 ■カラー ■本編約163分 ■字幕:英語(SDH)/日本語 〈Blu-ray〉 ■音声:英語 ドルビーアトモス/日本語 5.1ch ドルビーデジタル ■16:9 スコープサイズ 〈DVD〉 ■音声:英語 5.1ch ドルビーデジタル/日本語 5.1ch ドルビーデジタル ■16:9 スコープサイズ  〈4K UHD〉ドルビービジョン ■音声:英語 ドルビーアトモス/日本語 5.1ch ドルビーデジタル ■16:9 スコープ(2160) 字幕翻訳:戸田奈津子 吹替翻訳:松崎広幸 本編監修:酒井俊之 発売元/販売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント   NO TIME TO DIE © 2021 Danjaq & MGM. NO TIME TO DIE, 007 Gun Logo and related James Bond Trademarks, TM Danjaq. Package Design © 2021 MGM. All Rights Reserved.
※掲載商品はすべて税込み価格です

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