超新星ユナク「40・50代男性に美容の第一歩としてオススメなのは“脱毛”です！」

モデル並みのスタイルと甘いマスクに加え、実力派のダンスと歌で評価を得ている、韓国発のダンス・ボーカルグループ「超新星」のメンバーであるユナクさんとソンジェさんによって結成されたユニット「Double Ace」。

リリースされたばかりのミニ・アルバム『PRESENT』は、歌謡曲テイストのナンバーにも挑戦するなど、オヤジ世代の心も奪う魅惑のボーカルを味わえる作品であると同時に、“美”にこだわる彼らのストイックな姿勢も感じさせる内容に。この作品に込めた思いはもちろん、美容先進国と呼ばれる韓国の男性ビューティ事情を、40代を迎えたユナクさんに聞いてみました。

── まず、「Double Ace」というグループについて教えてください。

ユナクさん（以下、ユナク）　16年にわたって「超新星」で活動をしていくなかで、ボーカルを担当する僕とソンジェくんでグループとは違う魅力が伝わる、2人の声を活かした作品を発表してみたいという思いがあって。ちょうどラップ担当のメンバーが兵役で活動休止となった期間があり、グループを守りながら自分たちがやってみたいことにも挑戦したいと考え、本格的に活動することになりました。

── ミニ・アルバム『PRESENT』は、3年半ぶりの作品となるそうですね。

ユナク　Double Aceの新曲を発表できる機会ができて、レコーディング中は本当にうれしかったです。ファンのみなさんからも、新曲を待ちわびる声を多くいただいていましたし。また、これまでのアイドル的な雰囲気だけではなく、ボーカリスト・アーティストとしての側面や魅力を感じてほしいという思いももっていましたからね。

── メイン曲「薔薇色のランデブー」は、日本の歌謡曲っぽい雰囲気のナンバーですね。

ユナク　韓国でも、日本の歌謡曲に似たトロットというジャンルが流行っていて。中島美嘉さんなどがTV番組に出演して大きな話題になっています。その流れで、J-POPや歌謡曲がポピュラーになっているなか、今回徳間ジャパンさんから作品を発表できるというお話をいただいたんです。歌謡曲や演歌に強いレーベルですし、ぜひそういうタイプの楽曲に挑戦しようと制作することになりました。

── オヤジ世代には、懐かしくて親しみやすい楽曲です。

ユナク　これまでの日本での活動で得た日本文化・音楽を、“歌謡曲”という形で表現したいという希望がありました。昭和感が漂う音色にどこか懐かしいメロディと歌詞、ダンスも相まって、幅広い年代に気軽にカラオケなどで歌って踊れる曲を届けたいと思い、つくった1曲です。

── 王子様風のビジュアルも逆に斬新な印象です。

ユナク　そうなんです。いい意味でこれまでの僕らのイメージを覆す楽曲になったと思います。アルバムのビジュアルも楽曲に合わせてバラをモチーフにしましたし。

── カラオケでも歌いたくなる楽曲ですよね。ちなみに、韓国で歌ったら「モテる」日本の曲はありますか？

ユナク　スキマスイッチさんの「奏」を歌ったらモテると思いますよ（笑）。あと、キーが高くて難しいですがMrs. GREEN APPLEさんや、ONE OK ROCKさんの楽曲も鉄板の人気ではないかと。

── ほかの収録曲もおふたりの多彩な魅力が満載ですね。

ユナク　今回の作品は構成が面白くて。ダンスチューンのほかバラードもあるし、ミディアム調や応援ソングもある。全曲すべてが異なるタイプのサウンドで、それに合わせてボーカルもさまざまな声色にチャレンジしています。だから、何度聴いても飽きない内容になっていると思います。フィーリング次第で好きな楽曲、そこから見えるイメージが違うものになるのかなって。じっくり時間をかけて楽しんでいただきたいですね。

── 今後の目標は？

ユナク　ソンジェくんと一緒に多様なジャンルの曲を歌い続けたい。まだまだ未熟なところがあるので、もっともっと頑張って練習して、みなさんに素敵なボーカリストだと認めていただきたい。それと同時に、超新星の活動をさらに充実させる効果をもたらしたいとも思っています。

── ここからは、美容について伺いたいのですが、韓国では40・50代のオヤジ世代も美容意識が高いのでしょうか？

ユナク　SNSや動画サイトなどで、美容情報が随時発信されていて、韓国は特にその情報が早いのかも。だから男性も20・30代はもちろん、オヤジ世代も気にしている方が多くなっています。

── ユナクさんが美容に興味をもったきっかけは？

ユナク　10代の頃ニキビに悩まされていたので、その影響から気をつけるようになりました。ただ当時は、今みたいにSNSが発達していなかったので、何の情報もなくて、ひたすら洗顔していただけ（笑）。かえってニキビが増えたりしてましたね。

── 保湿ケアができていなかったのかも。

ユナク　そう。保湿が必要だったんですよね。化粧水や乳液をつけるという情報もなくて（苦笑）。この仕事を始めてから、スタッフのみなさんからいろいろ教えていただくようになって、ようやく改善できました。

── ユナクさんはプライベートでもメイクをしますか？

ユナク　オフの時までメイクはしないですね。外出時に、肌色を補正してくれる色つきの日焼け止めを塗っているくらいです。

ただ僕と同じ40代やそれ以上の世代でメイクをしている男性は少ないと思いますが、30代まではメイクがスタンダードになっていると感じます。BBクリームを塗ったり、眉毛を描いたり、口紅も。モテるためには、今はメイクが必須になっているのかなって。

── 眉を描くとは、アートメイクのことですか？

ユナク　そうですね。眉のアートメイクは、男性にも人気ですよ。有名な所だと予約をとるのに1年待ちなんてこともあります。

ヒアルロン酸やボトックス注射とか、レーザー施術なども普通なことになっているのではないでしょうか。韓国では美容系の治療みたいな感覚なので、男性でも２〜３カ月に1度くらいは、美容クリニックに行っていると思いますよ。

── 朝起きて、肌が疲れているなと感じた時のリカバリー法はありますか？

ユナク　朝というより前日に疲労を感じた時は、就寝前にビタミンC入りの美容液をたっぷり塗るようにしています。いろいろな濃度のものがあると思いますが、いきなり高濃度にトライすると、翌朝の肌荒れがひどくなることもあるので、最初は低めのものにして、徐々に慣らしていくのがオススメです。

── ストレスは美容の大敵と言いますが、ユナクさんの解消法は？

ユナク　とにかく睡眠！ そして、その時に体が欲するものをできる限り制限しないようにする。だから、好きなものを食べています。40代になって、自分の本能に忠実であることが大切だと気づきました。

現在って、これは食べちゃいけないとかの動画がSNSで氾濫していますが、それを気にしすぎて生活しているほうが、ストレスで不健康になる気がします。

── 体型キープのために筋トレなど、運動はしていますか？

ユナク　トレーニングに関しては、あまりやりたくないタイプでして（苦笑）。太ったなと思ったらジムへ行くという感じです。本当は、定期的にコツコツと続けることが大事なんですよね……。

ただ、腕立てだけは毎日100回しています。動画サイトで腕立てが一番手っ取り早いトレーニングだという投稿を見たので、20回を5セット、50回を2セットとか変化させながら。そのおかげで、胸や腕まわりがいい感じになってきたと感じています（笑）。続ければ体は変わるので、みなさんも試す価値はあると思いますよ。

また、食事も大切です。僕は、食べたいと思ったものを口にしますが、食べすぎには気をつけています。腹7分目くらいで抑えておく。それを続けたら、自然に３kgくらい痩せました。

── 日本のオヤジ世代は、まだまだ美容に関して消極的な人も多いんです。そういう人にオススメの美容法はありますか？

ユナク　美容って自己満足なんですよね、結局。でも、誰かに「キレイになったね」と言われたら、オヤジ世代でもうれしい気持ちになるじゃないですか。その達成感が続けばきっと、美容が楽しくなると思います。

その第一歩としてオススメなのは、脱毛です。スキンケアって効果が出るのに時間がかかりますが、ムダ毛をなくすと、その変化がわかりやすく感じられるんです。ムダ毛は男らしさの象徴と言われていた時代もありましたが、現代の特に韓国の女性からは「脱毛をしていないと、自己管理ができていない人」というイメージをもたれてしまう可能性があります。最初は痛いと思うかもしれませんが、それに慣れてくると、ムダ毛がないことの快適さに全身を脱毛したくなりますよ。

── 40代を迎えたユナクさんですが、エイジングケアで気をつけていることはありますか？

ユナク　僕はシミやシワはできるだけなくしたいタイプ。そのために、就寝前と起床後に氷水に顔をつけています。氷水で肌を引き締めると弾力が出てくるんですよ。筋トレの一種だと思って、ぜひ試してほしいですね。

── ユナクさんが思う、カッコいいオヤジ像は？ 具体的なイメージがあれば教えてください。

ユナク　反町隆史さんですね。50代にして、ナチュラルなカッコよさを醸し出していらっしゃるので、憧れます。

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