2025.07.04
【Q5】40代になりシミが目立つように。シミ取りしたほうがいい大きさはどのくらいですか?
照りつける太陽の下、紫外線対策もそこそこに日焼けを謳歌してきたオヤジ世代。最近気になっているその頬のシミは、そんな長年のツケかもしれませんよ。そこで、日焼けとシミに関する疑問を掲げ、ウォブクリニック中目黒の髙瀬聡子先生を訪ねました。
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イラスト/STOMACHACHE. 文/大塚綾子 編集/菊地奈緒(Web LEON)
A.シミ取りするかどうかはその人の価値観。身近な女性の指摘で来院する男性も多いですね

髙瀬聡子先生(以下先生) そうですね。放置していると大きくなり、数も増え、厚くなっていきます。
先生 その方の価値観なので、気にしている人は1mmのシミが1つできただけでもいらっしゃいます。LEON世代だと、パートナーや周りの人に指摘されて来院される方も多いですね。
── 身近な女性の視点は大切ですよね。ウォブクリニック中目黒で、オヤジ世代におすすめの施術を教えてください。
先生 1回の施術で済ませたいならレーザー治療がおすすめですが、レーザーの場合はどうしても1週間ほど患部をテープで保護しなければいけません。回数を重ねる必要がありますが、ダウンタイム0日のIPL(インテンス・パルス・ライト)のような治療法もあるので、施術後の生活スタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
シミの種類や状態によっても適切な治療法は変わるので、まずはカウンセリングを受けること。ウォブクリニック中目黒では、1日3組限定ですが、レーザーのトライアル治療もできますよ。
先生 シミは取りました。で、終わりではありません。レーザー治療は肌を薄く剥がす治療なので、3カ月くらいは照射した箇所の紫外線吸収率が上がります。きちんと紫外線をカバーしないとキレイには治りません。当院ではレーザー施術の2週間後・6週間後の経過観察や、内服薬・クリームなども併用してフォローアップも行っています。
── それは安心です。シミ取りのクリニックを選ぶ際のアドバイスはありますか?
先生 ただのシミなのか、それとももっと深刻な皮膚ガンなのかの見極めが重要です。個人的にはチェーン展開している安価な所は避け、専門医に診てもらえるクリニックがいいと思います。

● 髙瀬聡子(たかせ・あきこ)
1995年東京慈恵会医科大学を卒業。同大学付属病院で皮膚科勤務を経て、2007年美容皮膚科クリニック「ウォブクリニック中目黒」を開院し、総院長を務める。日本美容皮膚科学会会員、日本皮膚科学会正会員。著書に「いちばんわかるスキンケアの教科書」(講談社)、「ゆる美容事典」(講談社)、「気になるパーツのスキンケア2週間速効メソッド」(宝島社)、近著に「お肌は最強の『バリア』です!美容皮膚科医が伝える、<病気>と<老化>を防ぐ肌を育てる方法」(晶文社)。

■ ウォブクリニック中目黒
住所/東京都目黒区中目黒1-10-23 シティホームズ中目黒 アネックス2F
TEL/0120-411-281
診療時間/10:30〜19:00(最終受付18:00)
休診/木・日曜(祝日は診療)
HP/https://wove.jp