【続報】結果発表！ 編集部のベテランエディターに足りなかったホルモンは？

前回の血液検査から約3週間後、検査結果を聞きに再びクリニックを訪れました。　

LEON.JP編集部の60代ベテランエディター森本は、甲状腺ホルモン、成長ホルモン、コルチゾールやプレグネノロンなどの値は、この年齢にしては良い値でしたが、男性ホルモンであるテストステロンの値がかなり低いことが判明。日本人は欧米人に比べて元々低い人が多いそうですが、加齢だけではなく、ストレスを受けると著しく減少してしまうこともあるんだとか。

そこで今回は、男性ホルモンであるテストステロンと、テストステロンなどの材料となるDHEAを補充することに。

テストステロンは、男性にとって精神安定剤のような役割があり、不足するとやる気が減退し、鬱や男性更年期の原因となることも。DHEAは、テストステロンやエストロゲンをつくる材料となることからマザーホルモンと呼ばれることもあるホルモンです。

また、免疫力を高め炎症をおさえたり、動脈硬化を予防したりする働きもあることから、老化をゆるやかにする効果が期待できます。

せっかくホルモン検査をするのであれば、ついでに栄養状態も検査した方が良いということとなり、分子整合栄養学の検査もすることに。分子整合栄養学とは、ノーベル賞を2回受賞したライナス・ポーリング博士とエイブラハム・ホッファーが提唱したもので、それを基に金子雅俊先生が研究を始めた学問です。

松倉クリニックでは、血液検査と尿検査のデータを基に、年齢や生活スタイルなど多角的な視点で栄養状態を見極めて、不足している栄養や過度な栄養を分析。サプリメントによる補充や食生活改善のアドバイスをすることにより、将来起こりうる病気のリスクを軽減し、アンチエイジング、ダイエット、ストレスなど慢性的な不調や悩みを改善することを目指します。

森本の場合は、身長に比べて体重がやや多めで、糖質過多であること。また尿酸値が高めで、鉄分、亜鉛が不足していることが指摘されました。そこで、処方されたのが、

・食前に摂ることで糖の吸収を穏やかにする「食物繊維」
・糖の入っていないプレーンな「プロテイン」
・尿酸値が高めゆえ、結晶化を防ぐために「ビタミンCB」
・皮膚粘膜の分裂を正常化する効果のある「ビタミンA」
・骨粗鬆症を予防し、ほとんどの現代人が足りていない「ビタミンD3」
・間接ビリルビン値が高く、赤血球細胞膜が弱い可能性があるので「ビタミンE」
・血圧が高めなので、高血圧予防に「カルシウム・マグネシウム」と「カリウム」「タウリン」
・細胞分裂の要となる「亜鉛」

これに加え糖質制限を行うなど、糖質に気をつけた食生活を行うこともアドバイスされました。

ホルモン補充とともに、栄養素の補充、食生活の改善を経て、カラダや心はどう変化するのか。また1カ月後にレポートします。

やる気がでない方、疲れやすい眠りが浅いなどの慢性的な不調に悩んでいる方は「松倉式 メディカル栄養療法」を試してみるのもオススメです。実感としてどう変化するのか、乞うご期待！

● ホルモンを補充して、やる気スイッチをON！