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2018.11.19

vol.78「フレンチ懐石 広尾おくむら」(広尾)

あの京都の名店が東京へ進出! 新しい“フレンチ懐石”のお味とは!?

デートの王道にフレンチディナーは外せませんが、京都・祇園で誕生した“フレンチ懐石”なら、いっそう彼女の舌を満足させること間違いありません。東京初出店の「広尾おくむら」で、それを存分に味わってくださいませ!

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写真/中川 司

本誌LEONでYULI*YULIとして16年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

ショッピングモールに突如現る“小京都”

年末に向けて、都内には新しいレストランの開店ラッシュが続いています。そんななか、京都・祇園から満を持して出店したお店があるのをご存知でしょうか。
広尾プラザ1階にある「フレンチ懐石 広尾おくむら」のエントランス。
それは今年の10月11日に、広尾に誕生した「フレンチ懐石 広尾おくむら」。この界隈、広尾・麻布・白金は観光地ではないけれど、グルメな方が多く住んでいるせいか、東京でいちばん美食を楽しめるエリア。広尾がますます美味しい街になるのは個人的にも大歓迎ですが、まさかの(!)京都の老舗フレンチ懐石がデビューだなんて、嬉しいニュースです。
場所はショッピングモール、広尾プラザの1階。高級スーパー、明治屋に隣接しているため、お店の前は比較的、人の往来が多いのですが、落ち着いた風情のエントランスを一歩入ると、高級感溢れるオープンキッチンの広い別世界が広がります。

一見、和食屋さんのように見えますが、こちらは京都を代表するフレンチ懐石の名店です。カウンター、テーブル、個室を含めて、席数は70席もあり、おそらくこのエリアでは、いちばん大きなフレンチレストランになるのではないかしら。

■ オーナーシェフ 奥村直樹さん

京都・左京区にフランス懐石の老舗「西洋膳所おくむら」を創業したお父さまの背中を見て育った奥村氏は、子供時代から二代目跡継ぎとしての意識が強かったのだそう。そして1998年に、自らも「祇園おくむら」を始めました。京都で生まれ育ち、周りの重鎮たちから教わった祇園特有の生き方、そして京都の伝統を守る使命感を大切にしながら仕事を続けて20年。アマンホテルの創始者エイドリアン・ゼッカ氏に見初められ、東洋人で初めて、アマンホテルにおけるレストラン・プロデュースも手掛けた奥村氏。そんな彼が、新しいチャレンジの舞台に選んだのが、広尾なのです。

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キッチンのライブ感を目の前に
会話が盛り上がるカウンター席がオススメ

デートにオススメなのは、やっぱりカウンター席。彼女と横並びで、ライブ感溢れるキッチンを眺めながらお食事をどうぞ! オーナー奥村氏の柔らかな京言葉の料理説明を聞いていると、ホントに京都で食事をしているかのような気分になっちゃう。
カウンター席の横には、半個室的なテーブル席もあります。ゆっくりとすごしたい時に最適なシックな空間。帯のようなテーブルランナーにも、“おくむら”の料理と同様に和洋折衷の精神が表れています。

大人数で使える個室もあります

ちなみに、最大22名まで入れる大人数向きの個室もあります。中央をパーテーションで仕切ることもできるので、会食や家族の集まりなど幅広い用途に使えますよ。

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京都の味覚が詰まった
フレンチ懐石の真骨頂をどうぞ

「季節の前菜盛り合わせ」
お料理は、ランチとディナーのコースからピックアップしてご紹介。まずは、コチラの京都の秋を詰め込んだような前菜から。キノコのキッシュ、鮪の山掛け、トリュフに見立てたジャガイモのクロケットなどなど……。シャンパーニュでも傾けながら、まずは懐石フレンチのプロローグを楽しんで。
「厳選した黒毛和牛フィレ肉のロースト 京都スタイル」(コース料金+2500円)
メインでは、ローストした黒毛和牛のフィレ肉も選べます。藻塩、ワサビ、ガーリックフライとともに、味わいの変化を楽しんで。ピーナッツソースやポン酢でいただくのもオススメです。
「香の物5種&カラスミご飯」
〆には、ちょっと珍しい「カラスミご飯」はいかがでしょう。ご飯の上にカラスミとウズラの卵を載せ、熱々のカツオだしをかけてお茶漬けのようにいただきます。祇園「やよい」のじゃこ、季節のお漬け物と一緒にどうぞ。ちなみに、名物の「一口カレー」も美味しいですよ。お腹いっぱいの時は、カレーはお持ち帰りできる点も嬉しい。
「京抹茶 テリーヌ 秋の庭園」
デザートは目にも鮮やかな京抹茶のテリーヌを。裏千家御用達、柳桜園の抹茶を入れたホワイトチョコレートに、焙じ茶のアイスクリームを添えて。しっかりとした苦味と甘味のバランスが絶妙です。枯山水に見立てたお皿の上に黒豆やラズベリー、ガナッシュで秋の紅葉を描いています。
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食後は、ぐっと雰囲気の増すバーで1杯

なんと実はバーも併設されています。京都の町屋のような雰囲気の店内には、しっとりとした時間が流れています。カウンターの他にゆったりとしたソファー席とテーブル席も。コチラは夜だけでなく、ランチタイムに利用することもOK。
シャンパーニュは、グラスでなんとルイナール(写真左)が楽しめます。ワインも多種取り揃えられていて、モレ・サン・ドニに拠点を置くドメーヌ「ジョルジュ・リニエ」(写真中央)なども。そして一度は飲みたい「シャトー・ディケム」まで、さまざまな高級酒をラインナップ。
最高級の貴腐ワイン「シャトー・ディケム」は、トリュフのスライスの香りとともにご堪能あれ。もちろん、ウィスキーなどもありますので、ぜひお好みを見つけてみてください。
京の四季の風情を感じられる“懐石フレンチ おくむら”は、まだ東京ではあまり馴染みのないジャンルかもしれません。けれど、選び抜かれた素材をフレンチの伝統的な技法と奥村氏特有の祇園エッセンスで調理した品々に、新鮮な感動を覚えるはず。現代作家の和食器を愛でながらただくフレンチに、お連れの女性もきっと大満足です。ぜひ広尾で祇園を感じてください。

■ フレンチ懐石 広尾おくむら

住所/東京都渋谷区広尾 5-6-6 広尾プラザ 1F

営業時間/ランチ11:30〜14:30(L.O.13:30)、ディナー18:00〜22:00(L.O.21:00)、バー18:00〜23:00(L.O.フード21:00、ドリンク22:30)

定休/水曜

URL/https://hiro-o-kumura.com

予約・お問い合わせ/☎︎03-6277-0698

● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2018年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が11周年を迎えた。

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