2018.11.12
vol.77「マル・デ・クリスチアノ」(代々木八幡）
いま話題！ デートに使える、ポルトガル料理店とは!?
初めてのデートにも、グルメな女子をお連れするのにもぴったりなのが、フレンチ・イタリアン・中華・コリアンを除いたインターナショナルなお店。今回ご紹介する「マル・デ・クリスチアノ」もポルトガルの家庭料理を楽しめて、ふたりの時間を盛り上げてくれますよ！
- CREDIT :
写真／中川 司
本誌LEONでYULI*YULIとして16年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン＆バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します！
新鮮な発見の連続だから
会話のネタにも事欠かない！
フレンチやイタリアンといった王道や、馴染みのある中華やコリアンを除いた“インターナショナルな料理店”。いくつか知っていると、デートにも役立つことは何度かお伝えしてきましたが、今回ご紹介するのも、女性が喜ぶこと間違いなし！のポルトガル料理のレストラン。
いま人気で予約がなかなか取れない店「クリスチアノ」の姉妹店「マル・デ・クリスチアノ」です。場所は、お洒落なレストランが密集し、年々人気が高まっている街、渋谷区富ヶ谷。代々木八幡駅と代々木公園駅からほど近いビルの4階に位置します。
ドアを開けると、目に飛び込んでくるのは可愛らしい魚の絵！ 本店と同じように、画家・及川キーダさんのカラフルな絵がお店の壁や天井、化粧室等に描かれていて、ハッピーな気分に盛り上げてくれます。
席はテーブルとカウンターに分かれていますが、どこに座っても、ポルトガルの港町をイメージしたオブジェや絵が目に入り、ほっこり。
席はテーブルとカウンターに分かれていますが、どこに座っても、ポルトガルの港町をイメージしたオブジェや絵が目に入り、ほっこり。
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新感覚なのにどこか懐かしい味。
ポルトガルの家庭料理をご堪能あれ！
漁港が多いポルトガルは、やっぱり魚料理が中心。素朴なお料理だけれど、香辛料の使い方が独特で、日本人の味覚にもピッタリと合います。
「自家製バカリャウとうずら豆のサラダ」900円
まずは前菜からご紹介。３日間塩漬けにし、さらに28日間熟成させたタラを、ニンジン、キャベツ、セロリ、ウズラ豆、トマトと和えたサラダです。そこにポルトガル独特のパプリカソースである「マッサ・デ・ピメンタォン」（※ポルトガルでは日本の醤油のように馴染み深い調味料）とオリーブオイルをオン！
「天草タコのポルトガル式天麩羅」1200円
てんぷらはポルトガルが発祥だということ、ご存知の方も多いでしょう。ちなみ、日本のてんぷらとの違いは、衣に味が付いている点。天草のタコを揚げた、コチラのポルトガル式天麩羅も新鮮なお味です。クミンの香りがエキゾチックです。添えられたキャベツのコールスローとニンジン、セロリ、トマト、赤玉たまねぎは、クミンオイルで作ったドレッシングでいただきます。
「豚とハマグリのアレンテージョ風」2000円
コチラのメインディッシュは、ポルトガル南部の郷土料理。豚肉を浅利の出汁で一日マリネして、炒めています。ハマグリも入っているのですが、こんなふうに貝類とお肉を合わせるのって独特ですよね。貝の出汁が豚肉にマッチして、これも新発見な味です。真似して作ってみたい！
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自家製缶詰とポルトガルワインの軽いお食事もアリ！
自家製缶詰「ビーツ＆牛ホホ＆イワシ煮」800円
そして、「マル・デ・クリスチアノ」では自家製缶詰が作られているのも特徴的。写真は、「ビーツ＆牛ホホ＆イワシ煮」。他にも「ナポリタン」「アフリカチキン」「イベリコ豚のパテ」などがあります。お持ち帰りもできるので、パッケージも中身もお洒落な非常食としていかがですか？
左から、しっかりとした酸味でシーフードにもよく合う「プライア」。バナナの香りがする「ヴァスコ・ダ・ガマ」。味わいしっかりオーガニックの「エア」、ロウレイロ種100％の風味豊かな「アフロステン」。
そしてワインはもちろん、ポルトガル産！
いま話題の微発砲ワイン“ヴィーニョ・ベルデ・ワイン”は、完熟前のぶどうで作られます。アルコール度数も低く、軽くて爽やかな飲み口なの。
いま話題の微発砲ワイン“ヴィーニョ・ベルデ・ワイン”は、完熟前のぶどうで作られます。アルコール度数も低く、軽くて爽やかな飲み口なの。
「卵タルト」800円
デザートは、ポルトガルの国民的おやつのエッグタルトを必食です！ サクサクのパイ生地の中にトロッとした甘さ控えめのクリームが入っていて、いくつでも食べられちゃいそう。添えてあるのはバニラアイス。目は黒豆ね。こちらのエッグタルト専門の姉妹店「ナタ・デ・クリスチアノ」も近所にあります。
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やっぱりインターナショナルなレストランは、デートにぴったり！
ちなみに、こんな遊び心あふれる席でお食事できたら、楽しいデートになりそう！
デートでは毎回フレンチや懐石料理に行けるわけでもないし、とはいえ、居酒屋さんでは物足りない。だから、新しい発見のある美味しい料理を楽しめて、費用対効果が高い「マル・デ・クリスチアノ」のようなインターナショナルなレストランが役立つこと請け合い！ 会話のネタにもなるでしょ。そんなお店が集まってくるのも東京ならでは。当連載『東京ヨコシマレストラン』では、これからも色々な国のレストランをご紹介していきます！
デートでは毎回フレンチや懐石料理に行けるわけでもないし、とはいえ、居酒屋さんでは物足りない。だから、新しい発見のある美味しい料理を楽しめて、費用対効果が高い「マル・デ・クリスチアノ」のようなインターナショナルなレストランが役立つこと請け合い！ 会話のネタにもなるでしょ。そんなお店が集まってくるのも東京ならでは。当連載『東京ヨコシマレストラン』では、これからも色々な国のレストランをご紹介していきます！
■マル・デ・クリスチアノ
住所／東京都渋谷区富ヶ谷 1-3-12 サンシティ富ヶ谷4階
営業時間／火〜土曜18:00〜翌2:00（L.O.24:00）、日曜・祝〜24:00（L.O.23:00）
定休／月曜
URL／http://www.cristianos.jp/mar/
予約・お問い合わせ／☎︎03-6804-7923
● 渡辺ゆり子
食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2018年7月７日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が11周年を迎えた。
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