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2018.09.12

今年の「月見デート」は、ビオワインと手作りおつまみで

ビオワインの中には、月の満ち欠けなど天体の動きを意識した農法で作られるものもあるのです。これほど月見にふさわしいお酒もないでしょ!というわけで、そんなワインにふさわしい月見おつまみのレシピをご紹介。簡単だから彼女のためにぜひ挑戦してみて!

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文/アキヤマケイコ 写真/上田佳代子 撮影協力・レシピ提供/「松㐂(まつき)」

「月見で一杯」というと日本酒を思い浮かべる方が多いかと思いますが、実はビオワインの中にも月と関係の深いものがあるのです。今年は、そんなビオワインでお月見デートを楽しんではいかがでしょうか。ワインにぴったり、しかも簡単にできるおつまみのレシピを、中野の新鋭フレンチ「松㐂」のシェフ、藤澤進大郎さんと侑子さんにご紹介いただきました! ぜひ挑戦して彼女を驚かせてあげてくださいませ。

月見にビオワインを飲みたい理由とは?

ビオワインとは、生産国や団体によって認証や認定の基準は異なりますが、一般的には、化学的な肥料や農薬を使わない(あるいは定められた基準内)で育てられた有機栽培のぶどうで作られるもののこと。自然派ワイン、ヴァン・ナチュールなどともいわれます。
そんなビオワインの中には、月の満ち欠けなど、天体の動きを参考にした農事暦を使って作られるものがあるのをご存知でしょうか。「ビオディナミ農法(シュタイナー農法)」と呼ばれ、多少スピリチュアルな側面もあるものの、自然との調和や土壌・作物の生命力に着目することから、そこで作られる「ビオディナミワイン」は、ぶどうが育つ土地の環境や気候変動によるヴィンテージの個性がより出やすいとされています。かつては、品質のムラや保存の難しさなどの問題を挙げられることもありましたが、近年は安定して美味しいワインを作る生産者が増え、日本でも注目度が高まっています。
月と関係の深いビオワインを、お月見をしながら楽しむのも、新しい風流かと。月見を口実にしたデートなら、ビオワインと一緒に、お月見気分を盛り上げてくれるおつまみを、「月見弁当風」にして持っていけば、彼女が感激してくれること間違いなしです。
ということで、簡単で季節感たっぷり、とっておきの「お月見料理」のレシピはこちら!
※材料は、作りやすい分量(だいたい2〜3人分)です。

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まん丸コロッケの中には鱈の旨みがギュッ!

■満月風ブランダードコロッケ

鱈とジャガイモをペーストにしたフランスの郷土料理「ブランダード」を、満月のようなコロッケ状に。ホクホクの中に鱈の旨みがギュッと!
(材料)
鱈の切り身 200g(皮と骨を除く)
じゃがいも 200g(皮をむいて適当な大きさにカット)
塩・白こしょう 適量
バター 50g
牛乳・生クリーム 合わせて80~100㎖(割合は半々くらい)
衣(薄力粉、卵、パン粉) 適量
揚げ油 適量
トッピング(パプリカパウダー、岩塩) 適量
(作り方)
1. 鍋にお湯を沸かし、牛乳を少々(分量外)入れ、鱈を加えて火を止める。15分ほど置いて鱈に火が通っていたら、鍋から取り出し、鱈の身をほぐしておく。
2. じゃがいもは水から茹で、柔らかくなったらザルにあけて鍋に戻し、マッシャーなどで潰す。バターを加えてよく混ぜる。
3. 2に1を加えてよく混ぜ、塩・白こしょうを加えて、味を調える。
4. 3に牛乳・生クリームを少しずつ加えて混ぜる。手で丸くまとめたら、冷蔵庫でしばらく冷やして扱いやすくする。
5. 衣をつけて揚げる。衣は2回つけるのがおすすめ。また、パン粉はザルで漉して細かくしておくとつけやすく、サクッと軽く仕上がる。仕上げにトッピングをする。

■お湯ぽちゃローストビーフ

お湯に浸けてしばらく置くだけで、絶妙なロゼ色に! 小さめの塊肉でも上手にできるので、ぜひ、ちょっと奮発していい肉を。
(材料)
牛もも塊肉(あらかじめ常温に戻しておく) 300g
塩・白こしょう 適量
ジッパー付きポリ袋(耐熱タイプのもの) 1枚
(作り方)
1. 牛もも塊肉に、塩・白こしょうをまぶして、ジッパー付きポリ袋に入れて、空気をしっかり抜く。
2. 鍋に800㎖の沸騰した湯と200㎖の水を加える。そこに1を浸けて20〜30分放置してから取り出す。
※自然に80〜60℃くらいの温度がキープできる。炊飯ジャーや保温ポットなどに入れておいてもよい。
3. フライパンに油(分量外)を入れて熱し、2を入れて表面をさっと焼く。

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炒めて混ぜるだけで美味しいきのこのマリネ

■旬のきのこのマリネ

香り高いきのこを、まろやかなビネガーでマリネに。ローストビーフのソースがわりにして、一緒に食べるのもおすすめ。
(材料)
きのこ類 ※全部で3種類くらいでも可。
・えのき 50g
・ブラウンマッシュルーム 100g
・しいたけ 100g
・エリンギ 80g
・まいたけ 80g
オリーブオイル 大さじ2〜3
塩 適量
にんにく 1片(みじん切り) 
タイム(生でもドライでも) 適量
はちみつ 少々
シェリービネガー(赤ワインビネガーでも可) 大さじ2くらい
しょう油 数滴
(作り方)
1. きのこ類は、できるだけ大きさを揃えてカットする。
2. フライパンにオリーブオイルを熱し、すべてのきのこを入れて炒める。頻繁にひっくり返さず、焼き付けるようにして火を通すのがポイント。塩、タイム、にんにくを加え、さっと炒め合わせる。
3. はちみつ、シェリービネガーを加えて混ぜる。香りづけにしょう油を加える。

■かぼちゃのスープ

女性が大好きなかぼちゃ。自然な甘みや風味を生かして作ったスープは、まろやかな舌触りで、ほっこりした気分になれそう。
(材料)
かぼちゃ 1/4個分(種を取り皮をむいて、適当な大きさにカット)
バター 大さじ1
牛乳 350〜400㎖(かぼちゃがヒタヒタに浸かるくらい)
塩 適量
はちみつ 少々(好みで)
生クリーム 30㎖〜40㎖
(作り方)
1. 鍋にバターを熱し、かぼちゃを炒める。牛乳を加え、かぼちゃが軟かくなるまで煮る。
2. 1をミキサーに移し、なめらかになるまで攪拌する。
3. 2を鍋に戻して温め、塩で味を調える。好みではちみつを加える。仕上げに生クリームを加える。

■簡単な前菜 ウフマヨネーズ、チーズとイチジクのサラダ

茹で卵+マヨネーズは、フランスでは定番の前菜。サラダも混ぜるだけでワインにぴったりの味に

ウフマヨネーズ 

(材料と作り方)
茹で卵にマヨネーズを乗せる。味の良いマヨネーズを探して。

チーズとイチジクのサラダ 

(材料と作り方)
チーズ(今回はデリス・ド・ブルゴーニュチーズ。シェーブルチーズやブルーチーズもおすすめ)、カットしたイチジク、アンディーブやプレコーチェなどの野菜を、ドレッシングであえる。ドレッシングは、赤ワインビネガーやりんご酢など、まろやかな酢を使っているものがおすすめ。クルミをトッピングしても。

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誰でも飲みやすいビオワイン2本

■お月見デートにおすすめのビオワイン

ビオワインをメインに揃える「松㐂」のシェフ・藤澤さんに選んでいただいた2本。誰でも飲みやすく、今回の料理にもぴったり。
「グラムノン ポワニエ ドゥ レザン2016」(左)
南フランス・ローヌ地方のワイン。グルナッシュ100%。フレッシュで果実味がありジューシーな飲み口。しっかりした味わいで、誰にでも好まれる。
「プシエール ドゥ リュンヌ 2013」(右)
フランス・ロワール地方にある、ビオディナミ農法で知られる「メゾン・ブリュレ」の一本。ほどよい酸があり、コクと旨味がある。

■「松㐂(まつき)」

住所/東京都中野区中野2丁目23−3 
営業時間/18:30~24:00(L.O.23:30)
不定休
070-3274-3730
※カード利用不可
都内の有名フレンチでシェフを勤めた経験をもつ藤澤進大郎さんと奥様の侑子さんが独立して2017年1月にオープン。フランスのビストロで出されるような郷土料理や家庭料理が中心。持ち味のしっかりした健康的な食材を使い、プロの技で繊細に作られているせいか、見た目は洗練されていながら食べると体にじんわりと染み入るようなメニューを提供している。ドリンクは、進大郎さんがセレクトしたビオワインを揃える。
メニューは、基本的に5000円(税別)のプリフィクス・コース(アミューズ、スープ、前菜、メイン)のみ。通常21:00〜、または不定期のアラカルト営業日は、アラカルトにも対応している。

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