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2018.07.23

あの完全紹介制の店が開店するひと夏だけのCAVAバル

普段は入れない紹介制ワインサロンがこの夏だけオープンする、カヴァメインのバルをご紹介。都心にあらわれたスペイン避暑地さながらの居心地のなか、昼からシュワッと弾ける至福をお届けします。LEON.JP読者限定のスペシャルなオファーにもご注目。

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文/中島 由貴 写真/野頭 尚子

ビアガーデン、BBQ、グランピングetc…。夏の遊び場の選択肢は巷をにぎわすほど溢れ、そう新しいものはもうないかな、なんて思っていませんか? 

いいえ、あるんです。しかも都内に。もちろん大前提は、夏の陽光を浴びながら大人が存分に楽しめること。そして、お酒と料理の本格的感・非日常感・こんなの初めて〜感、の3つの条件は最低限クリアしていること。そんなデートの理想郷を都内で見つけました。

◆ Love Cavanista(ラブ カヴァニスタ) 

謎多き完全紹介制ワイン サロンが手がける

場所は代々木公園駅の目と鼻の先。お店の名前は「Love Cavanista(ラブ カヴァニスタ)」。え、そんなトコにそんなお店あったっけ? ですよね。実は、以前「デキるオトコのグルメなセトリ」Vol.3でもご紹介した紹介制のエクスクルーシブ・ワイン サロン「CARIMELLO(カリメロ)」が同場所で、今年の9月30日まで、土、日、祝の11:30から夕暮れまで、週末限定でオープンするレストラン・バルなんです。

「カリメロ」といえば、美食家たちの憧れの的であり、一部の人のみ入店を許されるお店。ですが、「ラブ カヴァニスタ」はオールウェルカム! これは、謎のベールの向こう側を知ることができる千載一遇のチャンスとばかりに行ったワケですが、待っていたのはうれしい誤算の連続でした。しかも、今回は読者の皆さまの夏の恋を応援すべく、LEON.JP読者限定でムフフ♡なサプライズもございます。ぜひ最後までお付き合いください。

◆ 富ヶ谷にあらわるひと夏のチリンギト(海の家) 

代々木公園が地中海に!?

念願のお店の中に! だったはずですが、座ったのは店内ではなく公園に面したテラス席。ただし、これが大正解。都心にいることを疑いたくなるほどの気持ちよさで、体も心もゆるゆるになってしまいます。

「ラブ カヴァニスタ」では、ヨーロッパ全土からおいしい魚介のつまみを目当てに集う“チリンギト”(スペイン語で海の家の意)のムードを、ビールではなくスペインのスパークリングワインCAVA(カヴァ)で提案しています。

シュワッと冷えたカヴァとそれに合う魚介タパスの数々が口いっぱいに広がるたびに、そして隣接する緑地からの涼しい風が身体の隙間を抜けるたびに、代々木公園が地中海に感じてくるから不思議。あ、すでに酔いが回ってしまったワケではないですよ(笑)
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で、ここで少しカヴァについてさらりとおさらいを。スペイン産スパークリングワインの代名詞的存在のカヴァ(カタロニア語で洞窟の意)は、95%がカタルーニャ州のペネデス地域産で、さらにその85%がつくられているのがサン・サドゥルニ・デ・ノヤ。

ぶどう品種は、マカベオ、チャレッロ、パレリャーダの3種が中心。これらを自由に組み合わせて、各メゾンがオリジナリティを追求しているのが特徴です。そして、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵(トラディショナル製法)でしたね? これが基本のき。
カヴァ界の先鋭ぞろい。自然派、ヴィンテージ、プレミアム、話題のロゼなど、夏の昼下がりに相応しい30アイテムをソムリエの佐藤大八さんが選抜。
では、スパークリングワインって数多くありますが、なかでもカヴァの魅力はなんなのでしょう? ここからは、カリメロに集うあまたのV.I.Pたちが全幅の信頼をおくソムリエ、佐藤大八さんにお答えいただきましょう。

「一般的に、カジュアルなものに欠けてしまう泡の密度や香り、味わいが、カヴァにはきちんとあります。そして、どれも常識はずれというか、遊び心があって個性豊か。
また、最近ではレセルヴァ、グラン・レセルヴァの次に、より厳しい基準を設けたカヴァ・デ・パラヘ・カリフィカードという格付けが新たに最上級クラスとして新設されました。
ここでセレクションしたのはプレミアムラインから、リーズナブルなものまで。たとえ低価格なものといっても、最高においしい2800円(ボトル)です。」

と出していただいたボトル2800円の「カイルス ブリュット」。驚いたのは、時間がたって泡は少なくなっても苦味や雑味が一切なくいつまでもフレッシュな感覚が楽しめたこと。ん〜、おいしい!

佐藤さんは「ラブ カヴァニスタ」のために、本国に約300社あるといわれるワイナリーから自然派、ヴィンテージ、プレミアム、話題のロゼなど約10社から、30アイテムを厳選したそう。

冒頭にあった、ムフフ♡なサプライズってなに〜?の声がそろそろ聞こえてきそうですので、カヴァについてはまた後ほど。
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喉を潤したらお次は、お腹の番。ここはどこでしたか? そう、代々木公園、でなくてチリンギト(海の家)でしたね。ということで、こちらでいただけるのは魚介をメインにしたタパスなど。

カリメロで腕をふるうシェフ、船場れなさんが、カヴァに合うようにと開発した特別版メニューです。そのなかから、今回LEON.JP読者の皆さまへ向けて特別プライスのタパスセットをご用意いただきました。これ、正直、すごいです。
タパスの盛合せ3360円(写真は、ひとり1680円×2名分)と、『ハモン イベリコ』と『チョリソ イベリコ』盛合わせ 1890円。タパスの盛合せ(右下から時計回りに):オレンジのサラダ アンダルシア風、『セビーチェ』オン ミニ トルティーリャ、夏ズッキーニのフリット、オイルサーディンのシエスタ、真イワシのマリネ フランボワーズ ヴィネガー風味、ガウディ風 ムール貝のマリネ。プラス、パン代としてひとり300円。
こちらのタパス6種の盛り合わせが3360円(1680円×2名分)。美しく陽気なスペインの街並みのようにキラキラしたお料理がならぶ様は圧巻です。それが、このお値段。ね、すごいでしょ? 特別な価格設定ですので「LEON.JPを見た」を忘れずに伝えてくださいね。

お気づきかと思いますが、なぜ2名分? それはもちろん、こちらのお料理はデートにも効果絶大だから。

【カリメロ指南】あのコを落とせるタパスメニューとは?

ゲストに寄り添い、そっと繰り出すスルーパスやフォローで百戦百勝の接待や交渉(もちろん恋愛成就)の場としても信頼のあついカリメロ。人をもてなし喜ばせるプロならではの目線で、意中の女性の鍵をガチャっと開けられる「ラブ カヴァニスタ」での必殺技を船場さんにお聞きしました。

「男性のゲストには、まず女性が気持ちよく飲んで食べられるように雰囲気を作っていただきたい。そこで、恥ずかしがらずに食べていられる演出が必要ですよね。そんな時に効果的なのが、さきほどのタパスのセット。種類が豊富な小皿料理なら、気分的に“ひと口ちょうだい”をずっとやっている感覚でかわいく食べていられます。
実は、テーブルに持ってきた時点で彼女を『あっ♡』と言わせる見た目が華やかなプレートも重要。その時すでに心の鍵がガチャと開いているんです。お店でも『食べて、食べて』と女性に上手にすすめる男性は、きちんと成就させてお帰りになりますよ」
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オーガニック フレッシュ キャビア スペイン ナヴァーラ産 メルバ トースト付 50g 2万4300円。スペイン北部に位置する豊かな山があるナヴァーラの清流で作られているため、キャビアを口にふくむと大自然の香りが広がります。
フレッシュ キャビアを注文するときに渡されるしおり。より詳細については、こちらをご覧くださいね。
続いて出てきたのは、海の宝石とも称されるキャビア。やはり女性は“宝石”に弱いってことでしょうか。

「まず、男性がふたつに取り分けてあげてください。そして、ふたりとも目をつぶってもらいます。余談ですが、ここで素直に瞳をとじるカップルはうまく行きますよ。では、口にいれて上あごと下あごでゴロゴロとまわします。そこに、カヴァをひと口。澄んだ川のおいしい苔の味など、たっぷりと余韻を味わったら目を開けてください。どうでしょう? 不思議とふたりの距離が近く感じられるはずです。
これはオーガニック認証をうけた貴重なキャビアで、低温殺菌をして添加物を加えた一般的なものとは違い、まったく火を通していないので、本当の味が楽しめます。プチっと弾けるイメージがあると思いますが、本来のキャビアは舌先で溶けていくんです。それらを詳しく説明したしおりをお渡ししているので、おふたりでご覧になりながら召し上がってください」

ふたりで瞳を閉じるドキドキ感と、これまで経験したことのない濃厚なフレッシュ キャビアの世界を共有することで、ぐっと気持ちが近づくのかもしれませんね。

ちなみに写真の50gが2万4300円。ほか、20gなら9720円、30gで1万4580円です。この値段を見て、食通の皆さんならきっと驚かれているかと。ほかではまずこのお値段では食べられません。それは、キャビアをもっと身近に感じ楽しんでほしいという思いが込められてのこと。お相手がキャビア好きならこれ以上のチョイスはなし! と断言させていただきます。
カルタヘナの漁師風 雑炊 『カルデロ』 具あり2200円。具なしは1580円。
〆にぜひご賞味いただきたいのが「カルデロ」というリゾットのような一品。南スペインのカルタヘナの漁師料理のひとつで、チリンギトに戻ってきた漁師たちが焚き火に鍋をかけて作るそう。

本場では、出汁をとるのに油で揚げた魚を使うそうですが、こちらでは油を控えて魚や貝類を煮込んでじっくりと。この日は、タイ、ヒラメ、ホタテ、シジミなどがおいしい出汁の立役者。そこに、ムール貝やあさり、アンコウなどを盛り付けた“具あり”と、出汁のシンプルな美味しさを味わう“具なし”の2種類があります。

まぶしいほど鮮やかに赤いパプリカをはじめ、魚介の旨味をめいっぱい吸収したトロトロのリゾット。ひと口目から食べた後の余韻まで、いろ〜んな旨味がどんどん押し寄せてきます。現地まで足をはこび本場の味を知る船場さんだからこその妙技です。
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ワイン選びに自信がない? なら、ソムリエおすすめのトップ3を!

「女性をみるようにワインを探し選びます。女優の原石を探す感覚に近いもしれません」と、理屈や数字ではなく直感を大切にセレクションされると話すソムリエの佐藤さん。

その彼に見初められた個性豊かな30のセレクションはすべて、絶対的においしいんです。が、今回は特別に皆さまのためにおすすめのトップ3を、佐藤さんにちなんで女優にたとえて選んでいただきました。

【ペネロペ・クルス】「レカレード」
「100年以上つづく老舗メゾンで、ビオディナミ農法を実践。田舎で育ち優しくきれいな味でありながら情熱的な一面があるところが、例えるならスペイン女優のペネロペ・クルスでしょうか」

【チャン・ツィイー】「グラモナ」
「イーストオートリンスという酵母を利用する独特なカヴァつくりが特徴。美味しさを論理的に追求する研究熱心の化学的アーティストのようなグランメゾン。理科女のようなクールな印象なので、凛としたチャン・ツィイーがイメージに合います」

【ジェーン・バーキン】「ラベントス」
「現在は協会から離脱していますが、実はカヴァのパイオニア的存在。有機無農薬栽培のぶどうを手摘みし、最近ではビオディナミ栽培を導入しています。本当のカヴァを知りたいと思う方はこちらをぜひ。天然系で超絶的な魅力を放つワインなので、かつてのジェーン・バーキンを彷彿させます」
本来のスペインバルは誰でも1日かならず一度は訪れる場所で、日本でいうコンビニの立ち位置だそう。多くの人に対してオープンなスペインらしい正真正銘のバルの空気感をまとう「ラブ カヴァニスタ」にはなんとも言えないあたたかさと爽快感が漂います。

気軽にシュワシュワしたい方から、バルにソムリエがいないと物足りなさを感じている方、日常からプチエスケープしたい方までどなた様ももってこい。この夏、訪れてみてはいかがでしょう?

◆ Love Cavanista

住所/東京都渋谷区富ヶ谷1-8-7 イイジマビル 1階
TEL/03-5453-8518
営業時間/AM11:30〜Sunset (雨天変更・延長あり)

※2018年7月7日〜9月30日の土、日、祝のみ。8月13・14・15日は特別営業
営業時間などの最新情報や詳細は、FACEBOOK(@Love Cavanista)やInstagram(@love_cavanista)をフォロー&チェックがおすすめです。
※価格はすべて税別です。

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