2017.12.31
お雑煮を食べるなら、京都のこの3軒。初詣デートの後にご堪能あれ!
お正月の風物詩の一つといえば、お雑煮。全国津々浦々、地域によってお味はさまざまですが、その発祥の地・京都のソレは一度は食したいもの。まろやかな口当たりの白味噌雑煮は、女性ウケも抜群ですよ!
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取材・文/トライアウト
なんて、お正月が近づくとお雑煮談義に花が咲くもの。地域によってその特徴はさまざまですが、日本人として一度は食べておきたいのが古都・京都のお雑煮ではないでしょうか。
白味噌仕立てのまろやかな汁に、丸餅を焼かずに入れるのが京都のスタンダード。寺社仏閣への初詣デートの後にお雑煮を食べに行く、なんて王道パターンもたまにはいいのでは? 身も心もほっこり温まり、ふたりの距離もグッと縮まるのは言うまでもありません。
◆ 志る幸
カツオダシの旨みを存分に活かした老舗割烹の絶品雑煮


「〆に召し上がる方も多いので、しっかりダシを効かせることで甘みを抑えています」と語る3代目店主の小堂修平さん。気になる具材は丸餅2つにシャキッとした歯ごたえのウド、大葉に柚子といたってシンプル。自慢の酒肴をアテに呑んだ後にお雑煮で締めるというのも、お正月ならではのオトナの愉しみ方ではないでしょうか。

■ 志る幸(しるこう)
住所/京都府京都市下京区西木屋町四条上ル真町100
営業時間/11:30~14:00最終入店、17:00~20:00最終入店
定休日/水曜(祝日は営業)
※12/31(日)は昼まで営業。1/1(月・祝)より通常営業
予約・問い合わせ/☎075-221-3250 ※予約不可
◆ 銀閣寺 㐂み家(きみや)
心の底からじんわり温もる、京都の家庭の味を堪能


汁の表面から見え隠れする生麩は、300年以上の歴史をもつ専門店「半兵衛」から仕入れたもの。もっちりとした生麩と、プチプチとした粟との食感コントラストがヤミツキになります。近くの銀閣寺で初詣を済ませた後は、まろやかでアツアツのお雑煮を食べてホッとひと息つくのがテッパンコースかと。それに4月上旬まで食べられるので、春の京都観光に合わせて足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

■ 銀閣寺 㐂み家
住所/京都府京都市左京区浄土寺上南田町37-1
営業時間/11:00~17:00
※12/30(土)、31(日)は11:00〜16:00(L.O.15:30)、1/2(火)~5(金)は12:00~17:00(L.O.16:30)
不定休(※元旦は休み)
URL/http://www.kimiya-kyoto.com
予約・問い合わせ/☎075-761-4127
◆ 虎屋菓寮 京都一条店
老舗和菓子店から、新年にふさわしい逸品がお目見え


ニンジンの鮮やかな色がパッと目を引き、新春を彩るにふさわしい一杯ですよね。毎年人気を博す和菓子屋のお雑煮は、売り切れてしまう日もあるそうなので、早い時間帯の来店をオススメします。

■ 虎屋菓寮 京都一条店
住所/京都府京都市上京区一条通烏丸西入広橋殿町400
営業時間/10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日/不定休
※元旦は休み
URL/https://www.toraya-group.co.jp/toraya/shops/detail/?id=55
問い合わせ/☎075-441-3113
※席の予約は不可