2017.10.12
「死者の日」、愛しい彼女はテキーラの虜になる……
11月1~2日はメキシコのお盆「死者の日」。この日をイメージした、スカル型のボトルに入ったテキーラをご紹介します。アメリカでのブームをうけて日本でも注目度が高まっているテキーラ。彼女へのちょっとしたプレゼントにもいいですよ。
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文/アキヤマ ケイコ 写真/石井 宏明 取材協力/リードオフジャパン株式会社

ここ数年、特に欧米で人気が盛り上がり、ハマるハリウッドセレブも多いという「プレミアム」なお酒のイメージ? それとも「キツい」「一気飲みの定番」といった、酔わせるためのお酒のイメージ?
実は、前者の「テキーラ好き」はもちろん、後者の「テキーラ苦手」な方々にも、テキーラに親しみをもっていただけそうな格好の時期が、間もなくやってきます。
それが「死者の日」です。この日をイメージした“ドクロのテキーラ”を味わいつつ、テキーラの奥深〜い世界に触れて見ませんか?
キモ可愛いドクロボトルの由来は、メキシコ式お盆!?
“死者”といっても、そこはラテン気質溢れるお国柄、街のいたるところに花やフルーツ、装飾品などが飾られた祭壇が置かれ、仮装パレードが行われるなど、生者が自分を訪ねてきた死者を楽しくもてなす、という感覚で行事は神聖かつ明るいもの。
この際の装飾品の主なモチーフとなるのが、死者の象徴であるドクロ(カラベラ)。メキシコには、キャンドル、お菓子、置物など、「死者の日」にちなんだポップで華やかなドクロアイテムが様々にあるのですが、こちらのテキーラもそのひとつなのです。
提供しているのは、「SANGRE DE VIDA(サングレ・デ・ビダ)」と「KAH(カー)」の2ブランド。ドクロ型の陶器ボトルに、テキーラの熟成度や種類によって異なるペイントが施され、その表情(と言っていいのかどうかわかりませんが)は、少々不気味でもありますが、よく見ると何ともいえない愛嬌があります。職人が1本1本手描きしているので、まったく同じものはなく、収集心もそそられます。
ボトルデザインのポップなノリに対して、中身のテキーラは、どれも伝統的な製造方法で作られたハイクオリティなもの。繊細で芳醇な味わいで、飲み比べるとそれぞれの個性が際立っているのがわかるはずです。

飲まず嫌いはもったいない! テキーラの深淵なる世界
アルコール度数は35度~55度と決められていて、日本で流通しているものはほとんどが40度のもの。強いお酒のイメージがありますが、ウイスキーやジンなどのスピリッツとほぼ同じ度数です。産地ではこれをストレートやカクテルにして飲むことが多いそう。ブランドにより風味が異なり、そのバリエーションは非常に豊かです。
欧米では、そんなテキーラに魅せられるセレブリティも多く、近年は、ジョージ・クルーニーやカルロス・サンタナなど、オリジナルブランドをプロデュースするセレブが続々と出てきているほど。本来は「一気飲み」などの乱暴な飲み方ではなく、じっくりと味わって飲むべきお酒なのです。
といっても、苦手意識がある人にとっては敬遠しがち。ゆえに、テキーラを手にする一助として、パンチの効いたボトルデザインのこちらと、「死者の日」をご紹介した次第。
こんなテキーラなら、家に飾って少しずつ楽しむのもアリですし、イベントやパーティーに持ち込んで、仲間同士で飲んでも盛り上がるはず。ミニボトルは彼女への「ちょいプレ」にもぴったり。カラフルなミニドクロ見れば「あら可愛い❤」と表情を緩めてくれそうです。
今まで「飲まず嫌い」だったあなたも、この秋の「死者の日」をきっかけに、テキーラの深〜い世界に、一歩、足を踏み入れてみてはいかがでしょうか。


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