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2019.05.29

2019年上半期最高のデートスポットが東京・日比谷に誕生。

スペイン料理と中華料理が交互に出てくるというユニークなコース仕立て。アラカルトで利用できるバーエリアもあり、使い勝手のいい1軒。2019年上半期オープンの中ではデートにおすすめNo.1です。

CREDIT :

文/秋山 都 写真/大谷次郎

毎回、旬のレストランや話題の新店をご紹介していく連載「美食のネタ帖」。「なんか面白い店ないかなぁ」「最近どこか行った?」と聞かれることが多いLEON.JP食いしん坊担当がガチでおすすめなお店やネタを紹介いたします。
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その、第20回のお題は日比谷にオープンしたばかりの「TEXTURA(テクストゥーラ)」。先日堀川フクヘンも即レポしてましたように、久々に大人のデートにふさわしい大型店舗の誕生! 血沸き肉躍る思いのワタクシが、興奮気味にご紹介してまいります。

TEXTURA(東京・日比谷)

まずはこの店「TexturA」はどこの料理を供する店なのか。なにやら洋食っぽいけれど、英語でもフランス語でもイタリア語でもない。さてはシェフ、これはいま流行りのフュージョンなんでしょ?
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斎藤宏文シェフは四川料理で修業したバックグランドをベースに東京チャイニーズを提案してきた。
「フュージョンとはちょっと違うかな(笑)。『TexturA』はスペイン料理とチャイニーズを交互にお出しするスタイルなんです」と、斎藤宏文シェフ。
中華の名店「四川飯店」で修業し、2013年にモダンチャイニーズ「一凛」(築地)を、2017年には「イチリンハナレ」を鎌倉にオープンした斎藤シェフですもの、チャイニーズは想定内でしたが、スペイン料理とは。しかも交互に出てくるとは斬新ですね。

「中華とスペイン料理はともに食材を重視し、香りをしっかり立たせるものが多いから似ているんですよ。植物性の油を使って、熱いものは熱々で召し上がっていただくのも共通しているポイントです」(斎藤シェフ)

なるほど、紹興酒とシェリー酒もその熟成感が似ていますもんね。互いによく合いそうです。
では、ある日のコースからお料理をご紹介していきましょう。まずは斎藤シェフのスペシャリテから。
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スペシャリテはよだれ鶏の三段活用⁉

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よだれ鶏はバーエリアならアラカルトでもオーダーOK。よだれ鶏900円+オプションのセット(餃子、麺、豆乳スープ)900円。
よだらず、よだる時、よだれば、よだれ……活用といっても文法の話ではありません。ひと皿のよだれ鶏をまずはそのままいただきまして、その後たっぷりと余るタレをさまざま活用して最後までおいしくいただくというもの。
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まず基本のよだれ鶏。濃厚な胡麻ダレの中にふっくらやわらかな鶏が沈んでいますので、ずっぽりと引き上げて召し上がれ。もちろん、これだけでもいいんですが、旨味のあるタレがたくさん残ってしまって、もったいないですね?
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ということでお次はこれ。餃子です。肉汁たっぷりあふれでる餃子と胡麻ダレがもう、もう……。
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さらに麺。山椒を練り込み、ぴりりと香り高い麺はマイルドな胡麻ダレに一鞭の刺激を与えます。
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最後にこちら、豆乳スープを投入(お約束)。鶏、餃子、麺の旨味が溶け出したスープをズズイと飲み干してください。

この“よだれ鶏の三段活用”、おいしいのは間違いないうえに、途中で現れる味の変化や、自分で加減できるアレンジがなんとも楽しい。
あ、自分でやるといえば、こんなメニューもありました。
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スペインのバルで定番の前菜「パンコントマテ」を、ここでは自分でテーブルの上で作ります。軽くトーストしたバゲットに生のガーリックをスリスリして香りづけしたら、トマトをがしがしこすりつけ、好みで生ハムをトッピング。
そうそう、デートってこうして自分たちが参加できる作業があると盛り上がるんですよね。
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そしてこの「TexturA」、用途に応じてスペースを使いわけできる多様性も魅力のひとつなんです。たとえば記念日やビジネスディナーなど、少しフォーマルな雰囲気を醸し出したいなら上のメインのダイニングスペースを。
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デートにはほどよいプライベート感を演出できるハイバックのソファ席がおすすめ。
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通しで営業しているから食事前のアぺやカジュアルディナーに使えるバースペース。
そして気軽なディナーや女子会、ちょい飲みには手前のバーエリアでどうぞ。ここでは、奥のダイニングエリアでコース仕立てになっているものを一部アラカルトでオーダーできるんです。
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店に入ってすぐのバーカウンター席。
こちらが私のイチ押し席。バーカウンターを望むので、ほかのハイスツール席の喧騒から少し離れてプライベート感があります。
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「黒酢酢豚のカツサンド」(バーエリアでのアラカルト1400円)
カジュアルなデートならぜひこのカツサンドで〆ていただきたい。ジューシーなとんかつが、黒酢あんたっぷり、粒マスタードをまとってふわふわの食パンにサンドされてやってきます。いや、本音を言えば、どんなデートであってもカツサンドで〆られるような気取らないふたりでいてほしいのですよね。かしこまらず、ほどよくリラックス・・・・・・そのユルさが互いの心理的距離感を縮めるのだと思います。
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◆ TexturA(テクストゥーラ)

住所/東京都千代田区有楽町1-7-1 有楽町電気ビル
予約・問い合わせ/03-6259-1144
営業時間/月~金11:00~14:30(ランチコース12:00または12:30スタート)、カフェ14:30~17:00、17:00~23:00(ディナーコース18:00以降のスタート、最終入店20:30)
土・日・祝11:00~23:00(ランチコース12:00または12:30スタート、ディナーコース18:00以降のスタート、最終入店20:30)
定休/なし
※ダイニングエリアはコース制でランチ5000円~、ディナー8000円~

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