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2019.02.16

vol.87「RODEO(ロデオ)」(中目黒)

“炭ときどき薪”で焼く!? 新しいスタイルの人気イタリアン

炭と薪を使った絶妙な火加減で、最高に美味しいイタリアンを提供する「RODEO(ロデオ)」。かなりの人気店のメニューを、ぜひ大切な人と一緒に味わってみてくださいませ。週末は混み合うので、平日デートが吉!

CREDIT :

写真/椙本裕子

本誌LEONでYULI*YULIとして16年間にわたり、あらゆるジャンルのレストラン&バーを取材してまいりました“デート・コンシェルジュ”(略してデーコン)こと、渡辺ゆり子が、本当にデートで使えるお店の選び方をわかりやすく御指南します!

炭か薪か。素材ごとに見極めて焼き上げる

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中目黒駅から目黒方面に向かって山手通り沿いを少し歩くと、なんだか賑わっているお店があるという噂を聞き、取材をしました。外からは一見、和食屋さんのようにも思えたコチラは、「ロデオ」という名のイタリアン。カウンターがメインの奥に細長いレストランです。
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店内奥のコーナー。
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カウンター上の棚にも薪が積まれている。
何と言ってもいちばんの特徴は、通常のイタリアンとは一線を画す、その料理法。店内のあちらこちらに置かれている薪が、それを物語っています。
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そう、薪焼きにこだわったイタリアンなのです。さらに炭も使われており、“炭ときどき薪”というコンセプトのもと、素材ごとに適性を見極めながら絶妙に焼き上げていきます。まさに、渡辺料理長の経験がモノを言う職人技です。
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定番の人気メニューはコチラ!

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カウンターに座ると、目の前で炎に炙られる固まりが、きっと気になるはず。これはカチョカヴァロというチーズなの。カチョはチーズ、カヴァロは馬。イタリアのナポリが発祥のこのチーズ、ひょうたん型の袋に入れて馬の鞍にぶら下げて熟成させていたことからこの名前がついたそう。淡白な味ですが噛み締めるとしっかりとした歯ごたえとミルキーな美味しさが広がる独特なチーズです。
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「名物 炙りカチョカヴァロのブルスケッタ」580円/切
そして、「ロデオ」が使用しているのは、北海道で生産されたカッチョカヴァロ。バターの効いたヴァイツェンブロートに熱々を載せ、黒胡椒をキリッとかけ、ブルスケッタとしていただきます。
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「山形 あか牛 ランプ」2600円(100g)
山形赤牛のランプ肉は最初、炭で焼き始め、最後は薪で仕上げます。絶妙な肉感を楽しんでください。添えてあるのはオーストラリア産の「マウンテンペッパー マスタード」。ツブツブの食感が病み付きになりそうです。
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「ミートスパゲッティ」1980円
ロデオのいちばん人気といえば、お客さまのほとんどが注文するという「ミートスパゲッティ」!  チーズが振りかかりすぎて中身が見えないスパゲッティは、実は、とても手が込んでいるのです。

「ミートスパゲッティ」の作られ方

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お客さまの目の前で作ってくれる「ミートスパゲッティ」は、エンタメ性も抜群!
 
作り方を解き明かすと、まずは、写真のように太めのスパゲッティーニの上に秘伝のハンバーグを載せます。大胆すぎて、ちょっとびっくりするはず。
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その上にデミグラスソースをかけます。
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そしてハンバーグを木べらでよくほぐして、パスタと混ぜ混ぜ。
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ここでさらに“追いデミグラスソース”しちゃいます。
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最後に、パルメザンチーズをパスタが見えなくなるくらいにたっぷりとかけて出来上がり! 美味しそうでしょ!?

このデミグラスソースのレシピは、渡辺料理長の故郷、山梨県・富士吉田でご実家が35年間営んでいた洋食店のもの。お父さまから受け継いだデミグラスソースは味わい深くて愛情がこもっています。
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テーブル席もありますが、ロデオの醍醐味はやっぱりカウンター。目の前で繰り広げられる調理を眺めているだけでテンションが上がります。人気店なので予約は必須よ。
 
ちなみに、「ロデオ」は恵比寿のイタリアン「リストランテ・ダ・バッボ」の姉妹店です。スタイリッシュな「バッボ」とは正反対にカジュアルながら、居心地の良い「ロデオ」。渋谷にも二号店ができるようなので、リポートしますね!
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■ RODEO(ロデオ)

住所/東京都目黒区中目黒 3-5-1 中目黒プレアタワー 1F
営業時間/月〜金曜18:00〜24:00、土・日曜・祝日17:00〜24:00
無休

予約・お問い合わせ/☎︎ 03-6451-2262

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● 渡辺ゆり子

食、シャンパーニュ、花、インテリアと多岐のジャンルが活動のフィールド。2003年、国際アートフラワーコンクール優勝。2010年、シュバリエ・ド・シャンパーニュ叙勲。本誌LEONの「オヤジのトキメキダイニング」でも長期連載中。2018年7月7日に、自身のバー「Champagne Bar LILI-LA-YULI」が11周年を迎えた。

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