• TOP
  • FASHION
  • 失敗しない、大人のジーンズの選びと着こなし

2018.06.15

失敗しない、大人のジーンズの選びと着こなし

夏の定番としてはきたいブルージーンズ。しかしあまりの大定番ゆえに、学生時代から選びのポイントや着こなし方をアップデイトしていない人が多いようです。そこで今季、大人が選ぶべきジーンズと旬なこなしの要点を、わかりやすくまとめてみました。

CREDIT :

写真・スナップ/Massi Ninni 、静物・蜂谷哲美 スタイリスト/稲田一生 文/長谷川 剛(04)

大人っぽさを加えるなら、足元にはレザーシューズを

定番のカジュアルパンツとしてどんな方も1本は持っているのがジーンズ。幾度もブームが訪れているものだけに、大人がはく時は、ソレなりの気遣いが必要です。というのも定番すぎて、選び方と着こなし方が自分の若かりし頃のままで止まっているという方も多いようなので。そこでいまどきの大人には、どんなジーンズスタイルが似合うのか、改めて確認しておきましょう。

まず、この季節に大人が選ぶべきジーンズの条件としてハズせないのが、脚をスマートに見せるテーパードシルエット。ふたつめはハードな破れや穴空きなどのない清潔感ある色落ちのもの。三番目は暑い季節でも快適にはける柔軟で軽い素材使い。この要素を満たしたジーンズこそ大人のベーシックな一本です。さらに、それなりの年齢の大人なら、装いにエレガントさを添えることもお忘れなく。

特に夏の装いはシャツを中心とした軽装になることから、“重み”あるアイテムを取り入れ重厚さを意図的に加える必要があるのです。そういう意味で、足元は革製のドレスシューズで固めることを推奨する次第です。

『大人に似合うジーンズ、選びの基本』

 1. 細すぎないテーパードシルエット

 2. ダメージの少ない、キレイな色落ち仕様

 3. 柔らかく軽い素材使い

艶感のあるレザー靴で、ぐっとエレガントに

null
ネイビー無地のデニムシャツにスラックスタイプのジーンズを合わせた御仁。シャツからジーンズまでサイズ感が完璧です。ジーンズにうっすらクリースを付けているところも大人っぽくてニクいですね。

適度に色落ちしたジーンズに合わせた靴は革製のタッセルスリッポン。素足履きと相まって、非常にエレガントかつ夏らしい軽妙さを感じます。大人のジーンズスタイルは、こんな感じで着られたら最高です。
null
上掲のラテン紳士よりもさらに砕けた感じのジーンズスタイル。裾をカットオフしたジーンズなど、少々ストリートのノリを漂わせていますが、ダメージもなく色使いにもまとまりを感じさせる計算されたコーディネートです。

黒無地のシャツを軽〜く羽織り袖を捲るだけの装いは、誰もが簡単にマネできそう。靴はボリュームのあるローファーで固めているので引き締まり、ほどよくカッチリ見えるところもイイ按配。キャッチーなクラッチバッグも絶妙なアクセントになっています。

シンプルですが、女性から好感がもたれるのは、こんなスタイル

デニム3万8000円/インコテックス(ザ スローウエア ストア 東京ミッドタウン店)、シャツ2万3000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム)、ベルト2万8000円/アラルディ 1930(ストラスブルゴ)、靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(トレーディングポスト青山本店)
デニム3万8000円/インコテックス(ザ スローウエア ストア 東京ミッドタウン店)、シャツ2万3000円/ジャンネット(トヨダトレーディング プレスルーム)、ベルト2万8000円/アラルディ 1930(ストラスブルゴ)、靴7万9000円/クロケット&ジョーンズ(トレーディングポスト青山本店)
以上の流れを踏まえ、今季大人のジーンズスタイルを実践するならこんな感じで。ブルー系にて統一したコーディネートは、女性にもほど良い清涼感をアピールできるもの。カジュアル感とドレス感をバランス良く取り入れており、品良くカジュアルなスタイルが作り出せるでしょう。
PAGE 2

『大人に似合うジーンズ3選』

◆ 「アンバス」/ リプレイ ブルージーンズ 

職人ワザが光る、こだわりのビンテージ仕様

ジーンズ2万6000円/リプレイ(ファッションボックスジャパン)
2万6000円/リプレイ(ファッションボックスジャパン)
イタリアンデニムの草分けとして創業の1981年よりシーンをリードしているリプレイ。なかでもこちらの「AMBASS(アンバス)」は、美脚を際立たせる膝下からのテーパードが特徴です。職人のブラッシングにより、膝上が淡く、膝下から濃色に変わるグラデーションが楽しめる仕上がり。
PAGE 3

◆ 「ワークショップデニム」/ アントレ アミ 

極上タッチの日本製デニムを使用

null
2万9000円/アントレ アミ(インターブリッジ)
スラックスでお馴染みのアントレアミですが、実は隠れたベストセラーがジーンズ。その本格的な仕立てからリピーターも多いのです。こちらの一本は、日本の生地を使用したこだわりのカテゴリー「WORK SHOP DENIM(ワークショップデニム)」の新作。大人気の9分丈スリムテーパードモデルである「GAGA(ガガ)」をベースに特殊加工を施した、ソフトで繊細なタッチの仕上げが特徴です。暑い季節も快適にはける一本となっています。
PAGE 4

◆ テーパードモデル / シヴィリア 

キレイめにもデイリーにもはける万能ジーンズ

null
2万8000円/シヴィリア(ストラスブルゴ)
ボトムス専業として20年の歴史をもつファクトリーが、満を持して2005年に立ち上げたパンツブランドであるシビリア。クラシックな物作りをベースとしており、ジーンズも大人の男性が安心してはけるスペックです。大人気のテーパードモデルは、ドレッシーにもラフなカジュアルスタイルにもはき回せる万能アイテムです。

■ お問い合わせ

ザ スローウエア ストア 東京ミッドタウン店 03-6721-1583
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
ストラスブルゴ(メンズ) 0120-383-563
トレーディングポスト青山本店 03-5474-7-8725
ファッションボックスジャパン 03-6452-6382
インターブリッジ 03−5776−5810

「ジーンズ」が気になる方は、こちらもどうぞ!!

今やデニムと言えばコレ! 快適ストレッチな注目作5選
その昔はデニムといえば、重くて堅いのが偉い!、なんて時もありました。しかし、いまやコンフォート&リラックスが当然の時代。ディーゼルのジョグジーンズ革命以降、本格派なのにめちゃストレッチなデニムのバリエもずいぶん増えました。というわけで、いま大人が押さえるべき注目の5モデルを紹介いたします!

大人のジーンズ、この春どうはくのがお洒落か?
永遠のファッションアイコン、ジーンズ。こんなド定番ともいえるアイテムにも流行はあります。では、この春ジーンズ選びで重要なのは……? その答えは色味とシルエット。いまどきなジーンズを海外スナップから選りすぐり、着こなしのコツを解説しましょう。

味だしジーンズ、大人がはくときに気をつけるコトとは?
何年もはき込んで味の出たジーンズや、ビンテージ加工やダメージ加工を取り入れた、いわゆる"味だし"済みのジーンズ。一般的には「こなれ感」を楽しめ、それ自体は結構ですが、大人が手放しで取り入れてしまうと、歳相応でない見た目になることも……。そんなスタイルを回避しつつ、クールな味だしコーディネイトをムリなく着こなす解決案をご紹介します。

登録無料! 最新情報や人気記事がいち早く届く! 公式ニュースレター

人気記事のランキングや、Club LEONの最新情報などお得な情報を毎週お届けします!

登録無料! 最新情報や人気記事がいち早く届く! 公式ニュースレター

人気記事のランキングや、Club LEONの最新情報などお得な情報を毎週お届けします!

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        失敗しない、大人のジーンズの選びと着こなし | メンズファッション | LEON レオン オフィシャルWebサイト