ポロシャツがおじさんっぽく見えない、ある方法とは？

その出自がスポーツウェアであるポロシャツは、通気性が良く吸汗発散性やストレッチに優れた鹿の子生地がお約束。でも、そのスポーティな雰囲気が、実はオジサンな原因だったりします。スポーティな生地は、若々しい肉体には爽やかでハツラツと見えますが、妙齢になると印象が軽過ぎるんですよね。そこで使えるのが、ハイゲージニット。ハイゲージニットならではの品良いドレープ感は、ポロシャツをスポーティからドレッシーに一変させてくれます。これでもう「今日ゴルフ？」なんて言われません（笑）

いくらブラックのワントーンだとしても、鹿の子ならスポーティから抜け出させません。でもハイゲージニットなら、ご覧の通りモードな雰囲気さえ漂わせます。だから、足元もスニーカーでなくてOK。形こそ同じですが、コーデのバリエーションがグッと広がります。

ブラックレザーのジャケットに対して、軽快な鹿の子ポロでは顔負け確実。まして、2プリーツのクラシックなスラックスを合わせた大人のドレスミックスには、ミスマッチです。ハイゲージのニットポロなら、シャツほど堅苦しくなく上品。そして適度にラフです。

スーツにポロシャツ。70年代スタイルが注目される今シーズンに、この組み合わせはまさにドンピシャ。ですが、同スタイルで求められるのはスポーティではなく色気。編み柄のニットポロなら、色気とエレガントが香る休日スーツが完成します。

ニットで品良く見せつつ、やっぱり夏らしくカジュアル感も楽しみたい。ならば、こんな太めのボーダーが狙い目。子どもっぽくなりがちなボーダーですが、ニットに加えて胸元の開きがきれいなスキッパータイプなら、大人な印象にまとまります。

プラケットのない、まるでクルーネックニットとレイヤードしたかのようなデザイン。実はこれもスキッパーと呼ぶって知ってました？　柔らかなドレープを描くコットンニットは、ボタンのないソリッドなデザインとともに、上質感を楽しませます。

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