2020.12.08
大人なら知ってて当然?! リーバイス4大ヴィンテージモデルの見分け方
現在、世界中で親しまれているジーンズの原点は〈Levi's(リーバイス)〉の代表作「501」にあり。その変遷を知ると、いつものデニム選びがもっと楽しくなる!
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写真/林 敏一郎(FOREST)、蜂谷哲実(hachiya studio) 取材・文/いくら直幸 編集/長谷川茂雄 取材協力/ベルベルジン
つまりヴィンテージの名作を理解することで、最新のデニム、延いては今日のカジュアルファッションに対する見方も違ってきます。また、若かりし頃に古着に傾倒したという諸兄も覚えた知識を忘れていたり、当時と現在では見解が変わったことも多々。ここではヴィンテージジーンズを語るうえで外せない、主要4モデルをフォーカスし、それぞれの特徴を解説します。
【リーバイス・S501XX “大戦モデル”】
コインポケットのリベットが省略されている
バックポケットのステッチはペイントに変更
赤タブのブランド名は片面のみ
【リーバイス・501XX “XXモデル”】
V字ステッチこそがヴィンテージの証
前期は革パッチ、後期は紙パッチに変化
XXとは生地の特徴を表している
【リーバイス・501“ビッグEモデル”】
紙パッチには「501」の表記以外入らない
“ビッグEモデル” だけ。
「E」の表記と左右非対称の「V」が目印
トップボタン裏の刻印数字は複数あり
【リーバイス・501“66モデル”】
「501」上部のスタンプが大きな特徴
生地の収縮率は8%か10%
前期と後期でバックポケットのステッチが異なる
“ 66後期 ” または単に後継の “ 赤ミミモデル ” と区別される。前期のほうがタテ落ちし、色合いにも深みがある。
トップボタン裏の刻印は「6」が基本
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