スニーカー？ スリッポン？ ビーサン？ 大人の短パンスタイル、足元は何が正解か!?

基本的に素足をあまり見せないのがジェントルマンの流儀。とはいえ、ここは高温多湿な日本。痩せ我慢は熱中症の原因にもなりかねないので、短パンにサンダルで夏を乗り切りたいところです。

ですが、ただでさえ短パンで肌を露出しているので、そこにビーサンやスライドサンダルといった足元を合わせると、さすがに気抜けすぎます。そこで使えるのがグルカサンダルです。

別名グルカシューズとも言われるように、ドレスシューズとサンダルの中間的なデザインが見どころ。19世紀のネパールでイギリスの傭兵部隊であるグルカ兵が履いていたことに由来するもので、険しい山道を踏破するため足全体を覆いながらも、ストラップ構造にすることで通気性も両立するって仕組みです。

これなら、素足履きでも肌の露出が抑えられ、またレザーとあって短パンと合わせてもクラス感がキープできるんです。涼しさを求めつつも品格を失いたくない日本の大人の夏には、もはや必須と言っても過言ではない一足ですよ！

膝上丈の短パンにビーサンだと、まんま海コーデに。でもドレスシューズシルエットでレザーのグルカサンダルなら、開放感が適度に抑制されて品良くまとまるってわけ。さらにトップスを長袖にすると、より肌の露出が抑えられてラフすぎないスタイルに。腕まくりやボタンを大胆に開けても、このとおり上品に見えますからね。

グルカサンダルで人気のブランドといえばこちら。ストラップ構造によって通気性を得ながら、つま先をしっかり覆う作りによって、まさしくドレスシューズのような品の良さを披露します。それでいてサイドは大きく開いており、軽快さと色気をにじませます。

甲を覆うストラップの幅を広くデザインしたこちら。一方でサイドは大きく開き、開放感もしっかりと楽しませてくれます。メタルバックルによるアジャスター機能付きで、フィット感もバッチリ。休日の街歩きからリゾートまで幅広く活躍してくれます。

その名のとおりビーチが似合う「パシフィック」。柔らかなスエードにクッション性の高いラバー製ソールを履かせることで、品の良さと快適性を両立します。こちらは新しく加わったグレースエードで、短パンからリネンのスラックス、またデニムまで幅広くマッチします。

スペインの職人がハンドメイドで仕立てる「ペスカ」。グルカサンダルではありますが、スペインのフィッシャーマンサンダルに着想を得た、独特なストラップ構造になっています。しなやかなフルグレインカーフレザーとクッション入りインソールで、歩き心地も快適。