大人の「Gジャン」4選。男前なデニムジャケットを簡単に品良く着こなす方法とは？

Gジャン本来のワークな雰囲気や無骨さを示すには、確かにファーストやセカンドタイプなどのワイド&ショートなシルエットはうってつけ。ただし、どうしてもラフな雰囲気が強くなってしまうんですよね。着丈が短くなるほど、スポーティさやカジュアル感が強調されてしまいますから。

例えば、ハイゲージのニットとかスラックスといった上品なアイテムと合わせるなら、着丈が長めなサードタイプのGジャンの方がしっくりくるんです。わかりやすい基準としては、パンツのベルトが露出するかしないかってところです。着丈が長めだと、ハードな色落ちでも比較的ラフに見えづらくなります。さらにアームが幅広すぎないのもポイント。つまり、テーラードジャケット感覚を意識すればOKってことです！

Gジャンがファッションアイテムとして広く浸透するにつれて、着丈を長くしているんですよね。こちらもGジャン本来の無骨さを滲ませつつも、イタリアらしいスタイリッシュなシルエットを披露。マリンカラーでまとめる中、スウェットではなくニットを、チノパンではなくスラックスを合わせることで、脱ワークな上品&さわやかGジャンコーデに。

最初に紹介したGジャンと同じですが、こちらはデニムのセットアップで本来のワークな無骨さが漂うスタイルに。それでも着丈が長めでスリムなシルエットなら、例えシャンブレーシャツを合わせても、いわゆる昔懐かしの渋カジにはなりません。ただし、ここにブーツやシルバーアクセのジャラ着けは御法度。足元はローファーで、目元にはメタルフレームのシャープなサングラスを合わせて、大人に格上げしましょう。

デニムシャツ並みにオンスの軽いデニムを採用した、これからの季節に羽織りやすい一枚。リベットや前立てのステッチにワークな香りを匂わせつつ、裾にはドローコードをあしらうことでスポーティな要素をプラス。とはいえ色は真っ紺とあって、いざ着れば落ち着いた印象に。

コットン100%のデニム生地が、Gジャンらしいナチュラルな風合いと色落ちを楽しませてくれるこちら。やや長めな着丈、無駄のないスリムなアームがもたらす洗練されたシルエットに加え、光沢感を強めたメタルボタンが、ワークななかにも高級感をにじませてくれます。

ビタビタのスリムではないけど、袖を通せばスッキリとシャープな着姿になる、まさしくイタリアブランドらしい一着。ストレッチデニムを採用しているので、着心地は楽ちんです。それでも、見てのとおりリアルな色落ちを披露。ヴィンテージ感と今っぽさを両立してくれます。