2025.05.21
INORANが着る、“奏でる”オトコのスタイルPART 2
時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンスがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第12回目のゲストは、日本を代表するロックバンド、LUNA SEAのギタリスト、ミュージシャンとして活躍するINORANさんです。
- CREDIT :
主演/INORAN 写真/HIRO KIMURA(W) スタイリング/中本智士、河又雅俊 ヘアメイク/丹羽寛和(maroon brand) 文/安岡将文 撮影協力/CLUB251 編集/石井 洋、津坂泰輔(ともにLEON)、吉田奈緒子(Web LEON)

大人なモードの遊び方
第12回 主演 : INORAN(ミュージシャン)
“奏でる”オトコ PART2
奏でるという言葉には、楽器を演奏するという意味だけでなく、さまざまな情景や様相を表現するという意味もあります。
INORANさんが奏でるギターも同様。単に音を発するのではなく、INORANさんのさまざまな想いが描写されているのです。日々の経験や出会い、オーディエンスの反応などによって、たとえ同じコードでも奏でる音色はその時々で変化します。

◾️ DSQUARED2(ディースクエアード)
セオリーの垣根を越えた、新しい音のように──

デニムにピークドラペルをあしらったジャケットから、その答えが見えてきます。
ハードなダメージを施したデニムにはラインストーンもあしられており、反骨的なハードさと同時に大人のセクシーさもアピール。一方で仕立ては肩パッド入りに拝絹と、タキシードを想起させるフォーマルさも併せもっています。

白シャツ&黒スラックスに対する、ループタイやウエスタンベルトもまた同様。それらギャップ的なアイテム同士をそつなく着こなせるのは、長年第一線で活躍し続けるロックミュージシャン、INORANさんだからこそ、というのもまた事実です。
◾️ Tom ford(トム フォード)
ギターコードのように、シンプルゆえに奥深い





Profile
INORAN(イノラン)
1970年9月29日生まれ。神奈川県秦野市出身。中学時代にギターと出会い、高校時代にバンドを結成。LUNA SEAのギタリストとして1989年より活動を開始し、1992年にメジャーデビューを果たす。1997年にソロデビュー。2000年にLUNA SEAが“終幕”したのち、本格化させたソロワークでは、DJ KRUSHやロックバンドFEEDERのベーシストTAKA HIROSEなど、世界的アーティストとの共作を発表する一方、2008年は映画『《a》symmetry』の音楽プロデュースなど、多岐に渡る音楽活動を展開。2010年、LUNA SEAが“REBOOT”したのちも精力的に活動を続ける。2025年2月のGLAYとの対バンライブが話題を呼んだことは、記憶に新しい。
また、昨年には自身がプロデュースするアパレルブランド「Four Hydrangea」を中心に揃えるオンラインセレクトショップをローンチするなど、現在も多岐に活躍する。
2025年6月18日には、RYUICHI(LUNA SEA)、H.HayamaとのプロジェクトTourbillonで、ニュー・アルバム『BOUNDLESS』をリリース。6月28日より東名阪にてライヴツアーを開催する。
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