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2023.10.25

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「ヘルノ」のアウター

ヘルノの新作はレトロ!? 「古くて新しい」がモテる理由

本格的な機能性を持ちながら、都会的なモダンセンスを兼備するラグジュアリーなウエアブランドといえば、そう! モテるオヤジ必携の「ヘルノ」です。今季は懐かしくも新しい、レトロを再解釈したアウターが大豊作なんです!

CREDIT :

写真/人物・黒沼 諭(aosora)、静物・蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/村上忠正 ヘアメイク/Takuya Baba(SEPT) 文/竹内虎之介(シティライツ)

オヤジのレトロは古くて新しい

いま、時代の空気はちょい80年代。でも、オヤジのレトロは昔のまんまじゃいけません。そこで味方になってくれるのが今季の「ヘルノ」。なにせそのアウターは、素材が上質なうえ取り入れ方にも大人な妙味が効いている。だからレトロなテイストが、むしろ新鮮な遊び心と映るのですよ。

アウター その1 Retro and RICH

レトロでリッチ

本格派の雪山ダウンを思わせるボリューミーな一着もヘルノの場合、素材がラグジュアリーなシルクカシミアだったりする。だから、ふっくらとした懐かしい雰囲気を湛えながらも装いにはリッチな大人のクラス感が漂うのです。

上質素材が大人の余裕を醸すラグジュアリーダウン

ダウンコート42万3500円、ニット14万8500円、パンツ4万2900円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)、サングラスはスタイリスト私物
リッチな色と素材で魅せる雪山リゾートスタイル
ダウンが本格的な防寒着だった頃の面影を色濃く映したボリューミーな一着に、同じく80年代の雪山リゾートが薫るマウンテン柄のタートルネックニットをイン。それでもなお昔の人になることなく、いまの装いに仕上がるところが、品良くリッチな色出しと贅沢素材の威力です。ダウンコート42万3500円、ニット14万8500円、パンツ4万2900円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)、サングラスはスタイリスト私物
ヘルノの機能性と上質さを象徴する素材である撥水シルクカシミアを用いたラグジュアリーで暖かなフーデッドダウンコート。シルクを多く配合したカシミア混素材は、カシミア100%に比べ、より淡く柔らかな発色が魅力。そんなリッチで優しい上質素材が、ちょいレトロでボリューム感あるデザインを大人に似合ういまっぽさへと昇華します。
ダウンコート42万3500円、パンツ4万2900円、靴8万2500円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)、サングラスはスタイリスト私物
▲ ダウンコート42万3500円、パンツ4万2900円、靴8万2500円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)、サングラスはスタイリスト私物
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アウター その2 Retro and POP

レトロでポップ

ポップカルチャーに影響を受けたテイストは80年代を語るうえで欠かせぬ要素。
とはいえ、それをほどよい塩梅で表現するのが大人の裁量。今季のヘルノなら、あの甘酸っぱいポップさを印象的にスポットで取り入れられます。

80年代テイストの塩梅絶妙なボリューミーダウン

ダウンジャケット15万7300円、ニット9万3500円、Tシャツ2万6400円、パンツ4万2900円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
同テイストのニットでポップな気分を強調
サイジングや色使い、そしてさり気に添えられたワッペンによってレトロなポップさを表現したダウンには、同テイストのロゴニットを合わせ印象を強調するのが正解。ヘルノの最新コレクションならいずれも大人のサジ加減ゆえ、重ねても決して子供っぽく見えることなく、計算ずくの遊び心に見えるのです。ダウンジャケット15万7300円、ニット9万3500円、Tシャツ2万6400円、パンツ4万2900円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
たっぷりとしたボリューム感あるシルエットに、いまどきの気分が漂うリバーシブルダウンジャケット。パープル面の胸ポケットにあしらわれたロゴパッチや、コントラストの効いたライトブルーのトリミング&アクセサリーパーツに80年代的なポップなセンスが滲む仕上がりです。反対サイドはシンプルで男らしいミリタリーグリーンの単色使い。
ダウンジャケット15万7300円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
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アウター その3 Retro and CHIC

レトロでシック

オールブルーのワントーンコーデといえばオヤジに似合う装いの大代表。今季のヘルノにはそんなシックな装いにハマる80年代調アイテムもちゃ〜んと用意されています。それなら安心してレトロな風味を楽しめますよね。

ほんのりレトロが薫る美色の高機能ダウンベスト

ダウンベスト11万9900円、ニット10万7800円、Tシャツ2万6400円、パンツ4万2900円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
▲ 柄ニットでワントーンコーデに洒脱なアクセント添え
全身をブルー系でまとめたワントーンコーデながら、インナーのニットはジグザグラインを配したアルパカ混の一枚をチョイス。袖のないダウンベストなればこそ、そんなニットが映えるこなしもキマります。で、こういうのがまた、いま欲しいレトロなムードなのですよ。ダウンベスト11万9900円、ニット10万7800円、Tシャツ2万6400円、パンツ4万2900円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
洗練されたブルーのマットナイロンを使用したダウンベスト。上質なダウンをふんだんに封入したボリューミーなシルエットと二重構造のスタンドカラーを備えた一着は、ベストでありながら十分な保温性と存在感を発揮します。また、左胸に配されたラバーワッペンが、さり気なくレトロなムードを醸し出します。
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アウター その4 Retro and HOT

レトロでホット

インナーはTシャツ一枚で十分なほど暖かなアウターのなかにも、今季はどこか80年代が薫るアイテムが揃っています。このレトロな味付けのおかげで、暖かいのに重厚じゃないという新たな冬スタイルが楽しめるのです。
右●フーデッブルゾン11万9900円、左●ダウンジャケット15万2900円/ともにヘルノ(ともにヘルノ・ジャパン)
[右]見た目も肌触りも暖かなエコファーブルゾン
まるでテディベアのような質感のポリエステルファブリックを用いたモコモコのフーデッドブルゾン。ライニングのウエスト部にはグログランテープが配されており、リラックス感のなかにもどこかきちんとしたフォルムをキープ。軽く、暖かく、柔らかなエコファーの魅力を存分に生かした、彼女にも環境にも優しい一着です。11万9900円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)

[左]無類の防寒性とユニークな素材使いが魅力のダウン
樹脂コーティングを施してマットな表情と独特の感触に仕上げられたナイロン素材のダウンジャケット。ダイアゴナルウール調の軽量スキューバ素材をフードのトリミングとフラップポケットに使用したハイブリッドデザインが魅力。独自の指標で圧倒的な防寒性を誇るHERNO POLAR-TECHラベルを冠した一着です。15万2900円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
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アウター その5 Retro and CATCHY

レトロでキャッチー

今季「80年代ポップカルチャー」をテーマに掲げるヘルノですから、当然思いっきりキャッチーなアウターもあります。ですが、そういう一着もいまの時代感との調和はしっかり計算されている。
つまりは、大人が遊べるキャッチーってこと。

ポップさ弾けるプリントが強印象を放つ一着

ダウンジャケット17万4900円/ヘルノ、ニット10万7800円、Tシャツ2万6400円、パンツ5万3900円、ニットキャップ3万3000円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)、サングラスはスタイリスト私物
 シンプルに徹した合わせでダウンのプリントを主役に
大胆なプリント柄が目を引くアイコニックな一着ゆえ、ダウン以外はシンプルに徹するのがお約束。プリント面のベースカラーである黒とミリタリーグリーンのみを使ったコーディネートなら合わせの洒脱さもプリントの際立ちもひとしおです。ダウンジャケット17万4900円/ヘルノ、ニット10万7800円、Tシャツ2万6400円、パンツ5万3900円、ニットキャップ3万3000円/すべてヘルノ(ヘルノ・ジャパン)、サングラスはスタイリスト私物
80年代のポップカルチャーにインスパイアされたデザインのヘルノワッペンをちりばめたプリント柄が圧巻のインパクトを放つダウンジャケット。リバーシブル仕様で、もう片面はシンプルなミリタリーグリーン無地。纏うだけでポップさ弾ける80年代の気分を満喫できる、キャッチーなモデルです。
ダウンジャケット17万4900円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)
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ストール7万5900円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)

【Column】
80年代のムードを体現したアイテムのポップアップを開催!

2023年秋冬のテーマである「HOLIDAY」にフォーカスしたポップアップが開催されます。80年代の陽気でカラフル、エネルギッシュなテイストを日常や都会といったキーワードで再解釈し、ヘルノらしく仕上げたアイテムは必見です。ストール7万5900円/ヘルノ(ヘルノ・ジャパン)

DATA ヘルノPOP-UP
会期/2023年11月15日(水)〜28日(火)
会場/日本橋三越本店本館1Fステージ
会期/2023年11月22日(水)〜28日(火)
会場/大丸神戸店1F東エスカレーター横イベントスペース

2023年12月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ ヘルノ・ジャパン

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