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2020.01.01

大人の旅行鞄は、ルイ・ヴィトンの「モノグラム」のほかは考えられない!?

世界初の旅行鞄専門店に端を発するルイ・ヴィトン。その魅力は、やはり旅用ラゲージを手に入れてこそ理解できるのです。モノグラムを纏った旅用ラゲージにおける新旧名作をご紹介しましょう。

CREDIT :

写真/島本一男(BAARL) スタイリング/髙塩崇宏 文/安岡将文

ただ運ぶだけじゃなく、旅を格上げしてくれるラゲージ群

最新の素材に電子デバイスとのリンクなど、昨今のキャリーケースは実に機能的です。といっても、使い込まれて味の出たルイ・ヴィトンのトランクの魅力に敵うものはないでしょう。
 
創業は1854年。当時世界初の旅行鞄専門店としてスタートした同ブランドは、防水加工を施したコットンキャンバスを用い、平積みしやすい角型のトランクケースを生み出します。それが評判を呼び、瞬く間にブランドは成長。フランスだけでなく英国、そして世界においても、ラゲージブランドとしての地位を確立します。

そんなルイ・ヴィトンのラゲージといえば「モノグラム」が有名。19世紀末にはジャカード織りで施されていましたが、現在ではプリントに。実はその途中、模倣品対策のために手書きで施されていた時期もあったとか。世界的ブランドゆえのエピソードですが、ある意味ルイ・ヴィトンの職人技を示唆するエピソードでもありますよね。
 
現在ではトータルブランドとなりましたが、やはりその原点はトランク。コレクションにおいても、度々旅を全面に押し出したテーマを掲げています。また、伝統的なモデルだけでなく、最新のトロリータイプにおいても「モノグラム」を配したキャンバスやレザーパーツを採用するなど、やはり出自へのプライドを匂わせます。ルイ・ヴィトンのラゲージを持って旅へ。これ、もはや全世界共通の憧れですよね。
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車でのトラベルなら、やっぱりこの形ですよね

ボストンバッグ[W50×H29×D23cm]20万7000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
[W50×H29×D23cm]20万7000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
モータリゼーションの発展と共に、旅行が身近になった1930年代。その当時に登場したのが「キーポル」です。いわゆるボストンバッグの原型とも言われるモデルで、当時はコットンキャンバスで発売。1959年、しなやかなモノグラム・キャンバスの誕生により、ヌメ革とのコンビ使いで新たに登場。後にレザーストラップ付きの「キーポル・バンドリエール」も発表されました。使い込むほどに味のある色みへの変化を楽しませてくれます。

クラシックとモダン、そして機能性を備えたトロリー

スーツケース[W46×H68×D26cm]40万6000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
[W46×H68×D26cm]40万6000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
インダストリアルデザイナーのマーク・ニューソンが手がけたホライゾン。安定感のある4ウィールや幅広のキャリーハンドル、そして軽量に仕上げるなど、現代のトラベルにおける実用性が考慮されています。それでいて、モノグラムキャンバスやヌメ革の採用など、クラシックなトランクケースを想起させるデザインを踏襲しています。
スーツケース[W46×H68×D26cm]40万6000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
内装は左右ジップでセパレートした2室仕様。ジップポケットもありますが、基本はシンプルな構造になっています。幅広のキャリーハンドルにすることでキャリーバーを荷室中央から逃がすことができ、フラットな荷室スペースを確保しています。
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世界中の旅好きの憧れといっても、過言ではありません

トランク[W65×H44×D22cm]90万5000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
[W65×H44×D22cm]90万5000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
創業時からの系譜を継ぐモデルであり、現在でもブランドを代表するモデルといえば、この「アルゼール」でしょう。モノグラムキャンバスを用い、平蓋型に仕立てたトランクケース。真鍮製のコーナーや鍵、ビス。そしてLVのイニシャル入りのレザートリミングに、ヌメ革ハンドル。堅牢かつラグジュアリーな同モデルは、もはやそれ自体が旅の主役です。
トランク[W65×H44×D22cm]90万5000円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
元々、荷造り用の木箱製造のアトリエで見習いとして働いていた創業者ルイ・ヴィトン。アルゼールに採用されている木製の取り出し式トレーに、そんなブランドの歴史を感じさせます。本体のライニングには、シボ感のある素材が用いられています。
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◆ガイドブック(番外編)

旅へのこだわりは、こんなガイドブックを手がけるまでに

ガイドブック各3400円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
各3400円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)
旅をブランドのイズムとするルイ・ヴィトン。その姿勢をトランクケースなどと共に示しているのが、ルイ・ヴィトン シティ・ガイドです。1998年に刊行されて以来、情報をアップデートし発刊されて続けている同ガイドブック。世界の主要都市の観光情報が、ルイ・ヴィトンの視点で選ばれ掲載されています。
書籍版と共にデジタル版もリリースされていますが、自宅でながら読みするにはやっぱり紙がいいですよね。各情報は、様々な国のジャーナリストや作家の独自目線で書かれています。また、各都市ごとにスペシャルゲストが登場し、縁ある都市の思い出を語っています。ちなみに東京のゲストは国立競技場を手掛けた建築家の隈研吾氏です。
※掲載商品は原則税抜です

■ お問い合わせ

ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854

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