• TOP
  • FASHION
  • いま、メゾンの黒スーツがクラシックで洒落てます

2019.10.21

いま、メゾンの黒スーツがクラシックで洒落てます

今季、メゾンブランドの黒スーツはモードでいてクラシック。先鋭的なデザインでありつつも、ブランドの伝統をきちんと踏襲したスーツは、大人のオトコを最高にカッコよく魅せます。

CATEGORIES :
TAGS :
CREDIT :

写真/谷田政史(CaNN) スタイリング/四方章敬、久 修一郎 ヘアメイク/古川 純 文/竹内虎之介(シティライツ)

クラシコの世界にこれまでなかった黒の波が押し寄せるいま、逆に元来黒がお約束たるメゾンブランドのスーツに、何やらクラシックの薫りが漂っています。この黒を巡った興味深い流れのなかでもっとも得をするのは、実はオヤジさん。だって、いまの気分を纏うのに培った経験値と余裕が生かせるんですよ。そりゃリッチなお洒落が板に付いて見えますって。

◆ Brand 【1】

ルイ・ヴィトン

ヴァージル・アブローが手がけるいまのルイ・ヴィトンは、一瞬モードに見えてその実、ブランドの伝統をしっかり理解したクリエイションが行われています。なかでも黒スーツはミニマルゆえに、その絶妙な塩梅がよ~くわかるアイテム。フォーマルな一着にモノグラム・モチーフのエンボス……なんて、なんともニクいじゃないですか。
ジャケット44万4000円、パンツ15万2000円、シャツ6万円、サングラス4万5000円/すべてルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)

伝統と革新が交差するフォーマルな黒スーツ

素材を切り替えたピークドラペルや玉縁ポケット、光沢仕上げのエナメルボタン、さらには側章をあしらったベルトレスパンツなど、随所にフォーマルディテールがちりばめられた黒のセットアップ。

最大の特徴はモノグラム・モチーフがエンボス加工で施されたテキスタイル。遠目には黒無地に見えながらも近づくと個性的、さらにその個性にしっかりブランドの伝統が息づいているという、“わかってる感”抜群の仕上がりなのです。シンプルに白シャツを合わせ、華やかなシーンを大人の余裕で楽しんでください。
PAGE 2

◆ Brand 【2】

サンローラン

"テーラード"を今季のキーストーリーのひとつに掲げるサンローランも、スーツのテイストがしっかり大人に向いています。どこかロックを感じさせる黒スーツもベースは伝統的な英国調だったり、パンツはちょいゆとりのあるシルエットだったりと、やんちゃながらも大人の余裕が漂う佇まい。それが気負いのない攻めの姿勢を演出します。
男性●ジャケット26万5000円、Tシャツ4万3000円、パンツ12万円、靴6万円、サングラス4万3000円/すべてサンローラン(サンローラン クライアントサービス) 女性●ドレス24万円、イヤリング7万5000円、靴9万円/すべてサンローラン バイ アンソニー・ヴァカレロ(サンローラン クライアントサービス)

レトロロックが聞こえるクールな黒スーツ

70年代から80年代前半にかけて活躍した英国のロックバンド「THE JAM」が、こよなく愛したテーラードスタイルにインスパイアされたスーツ。素材は上品な光沢とシャリ感を備えたモヘア混ウール。ジャケットはラペル細めの4ボタンダブルブレスト。構築的ながらタイトすぎない大人のモード感が魅力です。ほのかにロックが聞こえる一着ゆえ、プリントTとの合わせもキマります。
PAGE 3

◆ Brand 【3】

ベルルッティ

メゾンのクラシックな遊びは、各ブランドでクラシックさの配合やアレンジのサジ加減が絶妙に違う点が興味深いところ。そんななかベルルッティの黒スーツが醸すバランス感覚は独特。ラペルの細さに象徴されるクールなデザインに対し、素材や仕立ては伝統的。結果、モードな気分を纏いつつオヤジの魅力がそこはかとなく際立つのです。
男性●ジャケット26万9000円、パンツ12万円、ニット11万4000円、マフラー4万5500円、靴26万5000円/すべてベルルッティ(ベルルッティ・インフォメーション・デスク) 女性●ドレス10万8000円/エリザベッタ フランキ(エスケーシー)、そのほかはスタイリスト私物

絶妙なバランス感覚を備えた無二の一着

モダンで都会的な印象の強いナロウラペルでありながら、ウエストのシェイプは緩やかで、パンツのシルエットにも余裕を感じる独特のフィッティングが魅力の黒スーツ。構築的な仕立ては、芯地にキャンバスを使い、肩にもしっかりとパッドを入れた伝統的なテーラーリングによるもの。

目の詰まったウールギャバジンのファブリックにも、どこかクラシカルなムードが漂います。ほかにはないバランス感覚が魅力の一着ゆえ、こなしはシンプルに徹し、その絶妙なニュアンスを楽しむのが正解ですぞ。
PAGE 4

◆ Brand 【4】

ジョルジオ アルマーニ

ジョルジオ アルマーニといえば、そもそもクラシックの扱いにとっても長けたブランド。だから、スタイルは一貫しています。でも面白いのは、時代が自分たちに追いついたことを感知するや、さらにギアを一段上げているところ。その象徴が、このサルトリアテイスト溢れるクラシックにしてエレガントなスーツです。
スーツ52万円、ニット16万円/ともにジョルジオ アルマーニ(ジョルジオ アルマーニ ジャパン)

優雅なアルマーニ流ナポリスタイル

イタリアンテーラードのルーツでもあるナポリの服づくりをイメージした、サルトリア仕立ての黒スーツ。素材には上質なウールのダブルクレープ地を使用。ワイドなラペルとソフトコンストラクションを備えたダブルブレストのジャケットは、まさにアルマーニの王道とも呼べる、マスキュリンでエレガントなスタイル。

それを伝統的な手仕事でよりクラシカルに料理する一方、パンツのボリュームはあえて絞り、細身のシルエットに設定。そのバランスにモダンで若々しいニュアンスが滲む一着です。

モノトーンの柄ニットを合わせたココンチ得意のスタイルで着こなせば、クラシックの真髄を知り、なおかつ折々のモードの扱いにも慣れた、経験豊かなお洒落上手に見えるはず。
2019年11月号より
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

エスケーシー 06-6245-3171
サンローラン クライアントサービス 0120-952-746
ジョルジオ アルマーニ ジャパン 03-6274-7070
ベルルッティ・インフォメーション・デスク 0120-203-718
ルイ・ヴィトン クライアントサービス 0120-00-1854

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

LEON.jpの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOUおすすめの記事

RELATED ARTICLES関連記事

SERIES

READ MORE

SPECIAL