2022.05.18

春夏オヤジのメリハリワードローブ

大人の余裕を見せるスーツ6着

スーツをシーンによって使い分けるのは、究極のメリハリワードローブと言えるでしょう。行き先に合わせてスーツで遊ぶことは、人生を楽しむ大人の特権ですね。

CREDIT :

写真/人物・川田有二、静物・蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/村上忠正、土屋大樹 ヘアメイク/KEITA IIJIMA(mod's hair) 文/竹石安宏(シティライツ)

結局、楽しそうな男って実際に楽しんでいる男です

仕事に流用できない、明らかに遊び用のスーツは、言わば究極のメリハリワードローブ。なぜって、そんなスーツを着た男は、遊びに行くに決まってるし、人生楽しんでるに違いないから。

◆ エトロ

見てるだけで遊びに出掛けたくなる究極の遊び着

ジャケット28万6000円、パンツ11万3300円/ともにエトロ(エトロ ジャパン)
▲ ジャケット28万6000円、パンツ11万3300円/ともにエトロ(エトロ ジャパン)
 “THIS SUIT SUITS YOU(このスーツはあなたに似合ってる)”の文言がセルビッチ調のストライプになった遊び心満点のスーツは、まさにその典型です。
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◆ ドルチェ&ガッバーナ

遊び上手に見えるのは根が真面目ゆえ!?

スーツ45万1000円、シャツ18万2600円、ベルト5万2800円/すべてドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス4万8290円/ドルチェ&ガッバーナ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
▲ スーツ45万1000円、シャツ18万2600円、ベルト5万2800円/すべてドルチェ&ガッバーナ(ドルチェ&ガッバーナ ジャパン)、サングラス4万8290円/ドルチェ&ガッバーナ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス)
クラシックなビジネススーツの大代表であるグレンチェックをベースに、イエローの太幅オーバーペーンを重ねたダブルブレストスーツ。本来はカッチリした柄とスタイルゆえ、オーバーペーンによる遊びが引き立ちます。ストレッチウール製で着心地も◎。

1970年代のスタイルにインスパイアされたスーツらしく、ラペル周りなどはブラックのハンド風ステッチで装飾。そのブラックを艶バンドカラーシャツでひろえば、夜遊び上級者な装いに。
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太陽が似合う健康的な色気を醸し出す「黒リネンスーツ」

色気というと夜の武器と考えがちですが、太陽を浴びながら昼に色気を醸せるスーツもあるんですね。それが黒リネンのスーツ。リネンならではの乾いたようなラテンな艶っぽさが黒と太陽光で引き立つのですが、リネンのナチュラルな風合いは昼にこそなじむってわけ。

◆ 麻布テーラー

太陽を味方につけるラテンな男に

スーツ9万6800円(オーダー価格)/麻布テーラー(Y&Mプレスルーム)
▲ 9万6800円(オーダー価格)/麻布テーラー(Y&Mプレスルーム)
上質リネン100%生地で仕立てるコチラは、アンコン仕立てやシャツ袖付け、2プリーツのテーパードパンツで着心地も申し分なしですよ。
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誠実かつデキる男の究極は「シングルピークドネイビースーツ」

オンタイムにモテたいならば、ヘタに遊んだスーツで目立つより、デキる男をとことん追求するのがメリハリ上手。で、誠実感の演出に最適なネイビースーツのなかでも、シャープさが頭の切れるデキる男に見せるピークドラペルがベストチョイス。

◆ ポール・スチュアート

最先端の都市生活者に見せるならコレ

スーツ13万2000円/ポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)
▲ 13万2000円/ポール・スチュアート(ポール・スチュアート 青山本店)
さらにココンチのは毛織物の世界的名産地である日本の尾州で織った、タキシードクロスを採用。高密度で上品な光沢が、デキそな雰囲気を高めてくれます。
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スーツが普段着、なハイスペオヤジの「黒シャカスーツ」

スーツをお洒落着にするオヤジは、相当お洒落巧者に見えるもの。なぜなら仕事着に見せないセンスと、あえてのこだわりを感じさせるから。なかでもテスラを足にするようなハイスペック系に見せたいなら、黒のシャカシャカスーツが正解。

◆ エイチアイピー バイ ソリード

ノマドワーカーにも最適です

ジャケット5万600円、パンツ2万7500円/ともにエイチアイピー バイ ソリード(タトラス コンセプトストア 青山店)
▲ ジャケット5万600円、パンツ2万7500円/ともにエイチアイピー バイ ソリード(タトラス コンセプトストア 青山店)
ココンチのセットアップはナチュラルな表情で品があり、パンツのマグネットバックルにハイテク感も漂います。
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スーツが普段着、なイタリアオヤジの「砂色コットンスーツ」

休日は都心を離れ、ゆっくり郊外で過ごしたい、なんて女性もいますよね。そんな女性をエスコートするなら、イタリアオヤジ得意のコットンスーツをリラックスして着こなし、クラシックなオープンカーでお出迎え、てなオヤジがハマるかと。

◆ パオローニ

優雅な郊外ライフも感じさせてくれます

スーツ12万1000円/パオローニ(ARIMOTO)
▲ 12万1000円/パオローニ(ARIMOTO)
とはいえ昔ながらのコットンスーツではカッチリしすぎゆえ、パオローニが提案する製品染めの砂色スーツが、こなれ感があってピッタリ。ストレッチも効いており、郊外デートにも最適です。
2022年6月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ 

ARIMOTO 06-6201-1001
エトロ ジャパン 03-3406-2655
タトラス コンセプトストア 青山店 03-3407-2700
ドルチェ&ガッバーナ ジャパン 03-6419-2220
ポール・スチュアート 青山本店 03-6384-5763
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス 03-3514-2950
Y&Mプレスルーム 03-3401-5788

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