2019.08.25
【注目】海で、山で映える大人のダイバーズウォッチ厳選4本。ブライトリング、オメガ、チューダー、ファーブル・ルーバ
ビーチにナイトプール、フェスにキャンプと何かとエキサイティングなレジャーが目白押しのこの季節。そこに最も相応しい時計は何かと考えれば、答えは自ずと“ダイバーズ”となるでしょう。タフにしてアクセント効果も高い大人のためのダイバーズをご紹介します。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) 文/吉田 巌(十万馬力)
ガシガシ使えてガツンと男らしい存在感も発揮!

唯一の問題は、時計の中でも最も人気ジャンルゆえ、誰もがこの手の時計を1本は持っているというところ。つまり並大抵のダイバーズでは周囲に差がつかないわけです。そこで今回LEON.JPがオヤジの一歩先行くセンスをキラリと見せつける、機能・ルックスともに◎なダイバーズを4本セレクト。ここから選べば失敗しませんよ。
◆ ブライトリング
究極の屈強ダイバーズがより洗練デザインへと進化

最大の変更点は、インデックスをアラビア数字とバーの複合タイプにしたこと。合わせて各インデックスのサイズを今までより一回り大きくしたことで文字盤の密度感がギュッと高まり、シンプルながらも一層男らしい迫力を感じる佇まいに。
しかも、こちらの44㎜径モデルの場合、防水性能は怒涛の1000m! 文字盤、ラチェット機構付き逆回転防止ベゼル、そしてストラップをマットなブルーで統一したことで爽快感も高まっており、いかにも夏スタイルに映えそうな1本に仕上がっています。
◆ オメガ
お洒落ダイバーズの嚆矢がさらにクールな佇まいに

映画『007』でジェームス・ボンドが着用したこともあり、90年代はお洒落ダイバーズの代表格として大人気を博したことは、大人なら先刻ご承知の通りです。
誕生25周年の昨年は、初代からのアイコンであった文字盤の波模様を復活させつつ、外装もメカニズムも格段と進化したシーマスター ダイバー300M マスタークロノメーターコレクションへと生まれ変わりましたが、今年はそこにブラックセラミック製のケースとチタン製ケースバックを組み合わせた新作が登場。
伝統のデザインをクールかつリッチに磨き上げ、さらに抜群の装着感を叶えたダイバーズとして要チェックです。
◆ チューダー
幻のミリタリーダイバーズがリ・ボーン!

こちらはそんな「チューダー」のミリタリーダイバーズの中でもディープなファンのみぞ知る幻のモデルの復刻版。オリジナルは1967年に“コマンドー”というコードネームで開発がスタートしたモデルで、12時位置の開閉式エンドリンクで回転ベゼルを強固に固定するギミックを備え、68年には特許出願までしていました。しかし製品化されることなく、プロトタイプ止まりで幻のモデルに……。
今作はそんな幻のプロトタイプに搭載されていた、画期的なベゼルロック機構や4時位置リューズなどの特徴が忠実に再現され、ブラックベイ P01として当時の精神を受け継いでいます。
もちろん、最新の自社製ムーブメントMT5612の搭載をはじめ、スペック面ははるかに進化しています。2018年に日本に本格上陸を果たして以降人気絶好調の「チューダー」ですが、その中でもとりわけ周囲から羨望の眼差しが注がれること確実の1本です。
◆ ファーブル・ルーバ
機械式水深計というなんとも魅力的なギミックを装備!

こちらは1968年に発表された、時計史上初の機械式デプスゲージ(水深計)付きダイバーズ、バシィの進化版。ケースバックの開口部から水を取り込み、その水圧を利用して潜水深度をディスプレイに表示するという、なんとも離れ技的なギミックを搭載しており、水深120mまでの測定を可能としています。しかもダイビング中に到達した最大深度を記録するメモデプス機構まで搭載!
ブルー&ブラックを基調としたレトロフューチャリスティックなデザインも、夏スタイルの小粋なアクセントになりそうですし、ダイビングを趣味とする人ならずともぜひ狙ってみてください。
■ お問い合わせ
オメガお客様センター 03-5952-4400
スイスプライムブランズ 03-4360-8669
日本ロレックス 03-3216-5671
ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011