2019.03.15
【悲報】残念なスーツ姿に共通する3つのポイント
いまどきのデザインで、生地もインポートの上質生地なのに、周囲から一度もスーツ姿を褒められたことがない……。そんな方は、スーツのある部分のサイズが合っていないのかもしれません。今回ご紹介する3つのポイントを見直してみることをおすすめします。
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イラスト/林田秀一 テキスト/吉田 巌(十万馬力)
たった3カ所を見直せば、スーツ姿は簡単に見違えるのです
となればオーダースーツが最良の選択ですが、採寸の手間があるのに加え、既製スーツより割高になるケースもあり。というわけで今回は既製スーツを購入する際に注意したい3箇所のポイントをご紹介。
じつは残念なスーツ姿の人は、得てしてこのあたりのサイジングを間違えているんですね。ですから、この3点さえしっかり修正できていれば、たとえそれなりのスーツでもぐっと高そうに見えるもの。自分のスーツ姿にいまひとつ自信がない人は、是非ともチェックしてみてください。
● スーツの見直しポイント その1 「パンツ丈が合っていない」
スーツ全体がいまひとつ垢抜けない元凶はココ
昔は靴の上で裾がワンクッションするくらいが適切とされましたが、裾にかけてテーパードの効いた今どきのパンツなら、靴にほんのりかかるくらいのジャスト丈がバランス良くまとまります。
シングルならすこしだけ靴にかかるハーフクッション、ダブルで処理するならクッションするかしないかぐらいに調節するといいでしょう。
● スーツの見直しポイント その2 「胸回りが合っていない」
胸がキツいとムチムチ感が強調されます
胸周りが大きすぎると貧相に見えますし、ボタンを締めたときにX字型にシワが生じるほどパツパツだと窮屈さが際立ってしまいます。理想は上着の内側に握りこぶしが差し込めるくらいのゆとりがあるもの。
ここは肩幅や着丈と違って後でお直しが効かない箇所でもありますから、購入時にはとくに注意してください。
● スーツの見直しポイント その3 「袖丈が合っていない」
シャツの裾が1㎝ほど見えるくらいに
適切なのは腕をまっすぐ下ろしたときにシャツの袖が1〜1.5㎝ほどのぞく長さ。ちなみにシャツのほうを長くするのは、紳士服が今よりもずっと高価だった時代、上着の袖が皮脂で痛まないようにした名残り。見栄え的にもこっちのほうがスッキリと端正な印象になりますよ。
以上、スーツはこの3点に気をつけるだけで、見違えるのでぜひお試しください。