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2019.09.19

憧れの「ザ・ペニンシュラバンコク」、驚きのサービスとは⁉

遅い夏休みをバンコクへ。長年憧れていた「ザ・ペニンシュラバンコク」へ宿泊してみたら……待っていたのは驚きのサービスでした。

CREDIT :

文・写真/秋山 都 

「ザ・ペニンシュラバンコク」滞在記

LEON.JP食いしん坊担当の秋山都です。
わたしは1日の大半「食べること」について考えていますが、いまや仕事と「食べること」が混然一体となり、胃腸は大変に疲れています。そこに日々押し寄せてくる「〆切」のストレス……いえ、お仕事があるのは大変ありがたいことなので、そこに不満を申し述べる気は毛頭ありません。

ただ、疲れた。ひたすらに疲れた。なにも考えずに眠りたい……と、燃え尽きたジョーのようになったわたしは遅い夏休みを取ろうとバンコクへ向かいました。今回の旅の主目的はリラクゼーション。時間もないし、思い切り贅沢しちゃおう、と宿泊したのは「ザ・ペニンシュラバンコク」。言わずとしれた、あのラグジュアリーホテルです。
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チャオプラヤ川サイドから望む「ザ・ペニンシュラバンコク」
チェックインして驚いた! わたしには過分にゴージャスなデラックススイートが用意されていました。日々お仕事を頑張ってきたわたしへの、神様からのごほうびでしょうか。
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チャオプラヤ川を望む3面の窓を設けたデラックススイート。
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大理石が美しいバスルーム。
重厚感のあるチーク材の床に、美しい手触りのシルクの調度品、アジアの美術品がふんだんに配された優雅なインテリア。大理石のバスルームには、オスカー・デ・ラ・レンタのザ・ペニンシュラホテルズ限定のアメニティを用意されていて、束の間のセレブ気分を味わいました。

しかし、本当にすごいのはお部屋だけではなくて、そのサービスだったのです。
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デラックススイートの寝室。
こちらがベッドルーム。ここにそのすごいサービスが隠されているのですが、おわかりになりますか?
拡大してみましょうか。
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なんとピローケースに私のネーム刺繍が! この日までさまざまなホテルに泊まってきましたが、オリジナルなピローケースを用意してくれていたのは「ザ・ペニンシュラバンコク」が初めてでした。おまけにこのピローケースはチェックアウト時には洗濯し、美しく包んでお土産に持たせてくれるのです。

こんなホスピタリティを感じながら身を横たえるベッドの寝心地の良さたるや……最上であることは言うまでもありません。
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一夜明けて朝食。何も食べたくないと思っていたけれど、あまりにおいしそうなブッフェに我を忘れた結果がこちらです。とくにヨーグルトに各種スパイスやスーパーフードをトッピングできるコーナーがすばらしくて。フレッシュなマンゴーやパパイヤはおかわりして食べちゃった。

さらに午後にはかの有名な「ザ・ペニンシュラスパ」へ。ここでもチャオプラヤ川とプールサイドを望むリバーサイドのお部屋が用意されていました。こんなにいい思いしちゃって、日本に帰ったらバチでもあたるんだろうか、なんだか怖いです。
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この日わたしが受けた施術がユニークでした。The Essential Mind(90分6,050THB)は、前半にマッサージで身体をほぐしたあと、7つのボウルを使って、身体が持っているチャクラと呼ばれる7つのツボ、つまりエネルギーの中心を刺激していくというもの。「睡眠に問題を抱え、疲労が激しく、思考を止めることのできないお客様、また心の落ち着きを求めるお客様におすすめ」と説明されたのですが、寸暇を惜しんで「食べること」を考えているわたしの食への深い執着と煩悩を見透かされたのでしょうか。

具体的にはこの金のボウルの内側を布を巻いたバチでこすり「ボ~ッ」という音をたてます。この「ボ~ッ」は船の汽笛のようにも、またお寺の鐘のようにも聞こえる不思議なサウンド。音が聞こえると同時に、身体の随所からバイブレーションが押し寄せてきて、部位によってはビリビリと響き、またジワジワと血行がよくなるようにも感じます。

施術者がどの部位のボウルを鳴らすのか、眼を閉じているわたしにはうかがい知ることはできません。またそのリズムも「ボ~ッ……ボ~ッ」と一定かと思いきや「ボ~ッ、ボ~ッ……」と小刻みに変化していましたが、それは夢心地で半覚醒状態だったからかもしれません。

要はマットに横たわり、ボウルの音を聞いていただけだったのですが、終わったら汗だくでした。最後に施術者のおねえさんに「これ、わたしにはどんな効果があったのでしょう?」とたずねたら、「It removed evil spirits from you.」と教えられて2度びっくり。食の煩悩という私の悪霊、退散してくれたかな?
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これはイメージ画像。わたしではありません(笑)。
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さて、深夜便で帰途へ。バンコクは交通渋滞が激しく、タクシーに乗ると飛行機に乗り遅れないかいつも不安になってしまうため、今回はペニンシュラの送迎サービスを利用しました。こんな素敵なクルマでお迎えに来てくれて、「BGMはどんなのがいいですか?」なんて聞いてくれたりして。24時間限定のお姫さま気分を味わいました。あ~もう帰りたくないな。
ありがとう「ザ・ペニンシュラバンコク」。束の間の休息を得て、私の心と胃腸は常以上のパワーを取り戻すことができました。日本に帰ったらまた気合入れて食べるぞ~!って、本末転倒(笑)?
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◆The Peninsula Bangkok/ザ・ペニンシュラバンコク 

住所/333 Charoennakorn Road, Klongsan, Bangkok 10600, Thailand
予約・問い合わせ/☎+66 2 020 2888
          0120 348 288(日本語)

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