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2022.05.12

那覇ステイをオモいきり、オモしろくするホテル「OMO5沖縄那覇」ってなんだ?

あの星野リゾートによる都市型ブティックホテル「OMO5沖縄那覇」に行ってきました。ちむ(心)がどんどん(ワクワク)する那覇ステイの模様をどうぞ!

CREDIT :

文・写真/秋山 都 

LEON.JP食いしん坊担当の秋山都です。
この連休を沖縄で過ごしたという方も多いでしょう。そして夏休みを沖縄で過ごそうと計画中の方もいらっしゃるのでしょう。「沖縄へ行こう」と思い描くとき、イメージするのは青い海を望むビーチリゾートでしょうか? でも、那覇からリゾートまでのアシを確保しにくいとき、もしくは那覇市内にお目当てのレストランやバーがあるとき、那覇市内にステイすることもありますよね。

かく言う私、沖縄へは何度も出かけてきましたが、いつもリゾート地まで直行していたため、今回なんと30年ぶりに那覇を訪れました。80~90年代は国際通りに多くのディスコがあり、「エイリー」や「ザバレス」で踊りあかしたっけ……もはや朝までオールする気力も体力もありませんが、久々に那覇ステイを楽しんでみようと、ちむ(心)をどんどん(わくわく)させながら沖縄へ出かけました。
▲ 那覇市内にて、街路樹の脇に咲いていたアマリリス。
那覇にステイしよう。でもどこ泊まる? できたら1泊1万円前後で、清潔で安全なのはもちろんのこと、WIFI完備で仕事できるスペースがあったりして、できたらイマドキっぽいデザインホテル。那覇のことをあんまり知らないから、コンシェルジュサービスがしっかりしているか、街のローカルガイドみたいな人がいるホテル、ないかなぁ……なんてムシのよいことを考えながらネットサーフィン(死語)していたら、あったんです、これが。

◆ OMO5沖縄那覇(沖縄県・那覇市)

オーエムオー? と最初は戸惑いましたが、これで「おも」と読みます。かの「星のや」(軽井沢)を始め、国内外にリゾートを開発している「星野リゾート」の系列だそうで、聞いただけで高そうですが(笑)、「OMO」シリーズは「都市観光に最適な立地で、地域の観光をサポートするホテル」というコンセプトでお値段は控えめ。

カプセルホテルの「OMO1」から始まり、気軽な旅のための「OMO3」、デザイン性にもすぐれたブティックホテルである「OMO5」、その都市を代表するようなランドマークとなる「OMO7」まで、4種類の「OMO」」があるのだそうです。
南アルプス 天然水 清流
▲ 2Fからカフェを望む。お茶をしながら仕事もはかどりそう。
PAGE 2
ということで、今回那覇のステイ先に選んだのは「OMO5沖縄那覇」。カフェで朝食が楽しめ、街を案内してくれるローカルガイドによるツアーも毎日開催され、さらにはデザイン性にも優れているブティックホテル、というのが「OMO」の条件です。
日本酒 スパークリング 七賢
▲ 2Fまで吹き抜けで広々としたOMOベース。ロケーションは那覇の市街地にあり、飲みに行くにもサイコーでした。
「OMO」の特色は「旅先をまるごと楽しめるご近所のディープな魅力」を味わえること。たとえば沖縄那覇の場合には、沖縄の風土やカルチャーを知るためのライブラリーが充実しており、ガイドブックには載っていないようなローカルな居酒屋や、いまどきのセンスにあふれたセレクトショップ情報もマップ化されているので、通り一遍の旅では満足できない達人のおメガネにも叶うかと。
ブドウ畑 ワイン カベルネ・ソーヴィニヨン
▲ 2Fの「ゆんたくライブラリー」にて。OMOしろそうな本と琉球の工芸品が並びます。
ルミエールワイナリー 石蔵
▲ 2Fの「ゆんたくライブラリー」にて。ここにPCをもちこんで仕事がはかどりました(写真は私ではありません)。
気になるゲストルームをご覧いただきましょうか。約19㎡と決して広くはないのですが、クリーンでスタイリッシュ。使い勝手のいいお部屋でした。畳敷きになっているソファはくつろぐのに良し、ちょっと荷物を置くのに良し。さらには子供を寝かせて良し、といろいろにアレンジが効くので便利です。
▲ ダブルルーム。洗面とトイレ、シャワーがついています(写真は私ではありません)。
PAGE 3
一夜明けて翌朝。カフェで美味しい朝食をたっぷりいただいてから、いよいよ「OMO5沖縄那覇」らしい‟アクティビティ”へ出かけることにいたします。
▲ カフェでサービスされる朝食は、5種類からメインを選ぶスタイル。私はピザトーストをチョイス。サラダやスープもたっぷりで美味しかった!
このアクティビティとは、すべて「OMO5沖縄那覇」のローカルガイドによるサービス。たとえば無料で開催されているものだけでも「目指せシーサー通! 那覇シーサーさんぽ」や、「で~じ行きたくなる! 首里城講座」など。那覇の魅力をディープに知ることができるメニューが揃っています。
▲ スーパーマーケットレンジャーさんとの待ち合わせは1F「ご近所マップ」の前。
私が申し込んだのは「沖縄の食文化を体験する『スーパーマーケットレンジャー』」(参加費1000円)というもの。世界どこの都市に行ってもスーパーマーケットをチェックする私にはぴったりのアクティビティです。
出かけたのは朝9時前でしたが、スーパー「ユニオン」は地元の人々でかなり混雑。泡盛や島豆腐、そして沖縄そばなど、東京ではなかなかお目にかかれない食材にたくさん出会えてかなりコーフンしました。
▲ 答えは容量。東京ほかで販売されている一般的な牛乳の容量は1000mlですが、沖縄では946ml(クォーターガロン)
要所要所でレンジャーさんが適切に解説してくれるのも勉強になり、コーフン度を高めてくれました。たとえば上の牛乳の写真、どこかが東京の牛乳とは異なるのですが、どこだかおわかりですか? 答えは写真の下に小さく書きましたが、これは沖縄がアメリカ統治下にあった時代、ガロンという単位を使っていた名残なのだそうです。今年は奇しくも沖縄の本土復帰50周年ですね。牛乳のパックひとつから、沖縄の歴史に思いを馳せるひと時となりました。
いやぁ、「ス―パーマーケットレンジャー」は楽しかった! たくさん食材を買いこみ、さらに「OMO5沖縄那覇」オリジナルの缶詰もお土産にいただいて、もうバッグもお腹もパンパンです。
今回の30年ぶりの那覇ステイは「OMO5沖縄那覇」のおかげでOMOしろい旅となりました。感謝!

OMO5沖縄那覇(おもふぁいぶおきなわなは)

住所/沖縄県那覇市松山1-3-16
予約・お問合せ/0570-073-099(9:30 ~18:00)
アクセス/ゆいレール「県庁前駅」より徒歩6分、ゆいレール「美栄橋駅」より徒歩8分、那覇空港より車8分
宿泊予約はHPから。

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