2019.07.17
極私的・NBAプレーヤー八村塁に履いて欲しいナイキの一足
日本人初のNBAドラフト入りを成し遂げたバスケットボールプレイヤー八村塁。そんな八村選手に(個人的に)履いてほしいスニーカーを選んでみました!
- CREDIT :
文/平井敦貴
八村選手が成し遂げた、もう1つの「日本人初」の快挙
ついに日本人初のNBAドラフト入り選手が誕生しましたね。その名も八村塁。皆さんも連日のニュースでご覧になっているのではないでしょうか。
そんな八村選手ですが、実は「日本人初」の快挙をもう一つ成し遂げているのをご存知でしたでしょうか? それは、日本人アスリートとして初めての「ジョーダン・ブランド」との契約です。
また、八村選手と言えばベナン人の父と日本人の母を持ち、故郷・富山をこよなく愛していることでもよく知られています。八村選手は日本人であることはもちろん、父から受け継いだベナンのルーツにも誇りを持っており、NBAドラフト指名の瞬間には、ベナンと日本のモチーフが裏地に半分ずつ描かれたジャケットを着て登壇をしました。
さて、そんな自身の持つ2つのルーツを大事にする八村選手ですが、ここではそんな八村選手に「極私的」に履いて欲しいスニーカーをご紹介したいと思います。
それがこちら、ナイキ「AJF6(エア・ジョーダン フュージョン6)」です。
2009年に発売された「AJF6(エア・ジョーダン フュージョン6)」。
ジャンプマンとエアフォース1のロゴがデザインされたメタルプレート付き。
サイドから見ると「エア・フォース1」のデザイン要素が強く見えます。
「エア・フォース1」のミッドカットモデルにも付属する、取り外し可能なベルトストラップ付き。
特製の箱入り。「エア・ジョーダン」と「エア・フォース1」のフュージョンモデルであることが記されています。
2009年に発売された「AJF6(エア・ジョーダン フュージョン6)」。
ジャンプマンとエアフォース1のロゴがデザインされたメタルプレート付き。
サイドから見ると「エア・フォース1」のデザイン要素が強く見えます。
「エア・フォース1」のミッドカットモデルにも付属する、取り外し可能なベルトストラップ付き。
特製の箱入り。「エア・ジョーダン」と「エア・フォース1」のフュージョンモデルであることが記されています。
「AJF6」はエア・ジョーダン6とエア・フォース1の良いとこどり!
アイコニックなソールはAF-1を継承
随所に光るAF-1のデザイン
後ろからのルックはAJ6そのもの!?
で、話を戻し、NBAでのこれからの活躍が期待される八村塁選手ですが、彼が高校時代の恩師に言われて一番嬉しかった言葉があるそうです。
それは、『お前はハーフの大将なんだぞ。塁を見てみんなが頑張ろうとしているんだ』というもの。
自身と同じように2つのルーツを持つ子供たち。そんなハーフのロールモデルになりたいと、八村選手は常々公言しています。それは、ベナン人の父から受け継いだ身体能力と、日本人の母から受け継いだ優しい心を併せ持つ、八村選手自身の強いアイデンティティなのかもしれません。
そんなわけで、この「エア・ジョーダン6」と「エア・フォース1」の2つのルーツを持つこちらの「AJF6」。ジョーダン・ブランドと契約した八村選手にこそふさわしい一足だと個人的に思う次第。残念ながら2009年以降、復刻モデルも出ていないのですが、ぜひとも「ハチムラ・カラー」での復刻を切に希望しています。(ナイキさん、お願いします!)
そして八村選手、これからの活躍を楽しみにしています!
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