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2021.03.04

【08】まだまだ話のネタは尽きません

マッチョなクルマは「中身もマッチョ」

「マッチョなクルマ」とは、異性を引きつける"雄"特有の本能をもったクルマのこと。顔(フロントマスク)もあれば、尻(リア)もある。多角的にマッチョなクルマを解析するのが、本特集の役目ですが、最後はマッチョな“見た目”を支える“中身”のお話です。

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文/藤野太一、LEON編集部

ここまで6通りのマッチョな"見た目"についてお話してきましたがソレを支えるのはそう"中身"です。マッチョなボディにこそマッチョな中身は宿って当然。そこで本特集のラストは、クルマの骨格ともいえる「フレーム」、頭脳である「システム」、走りを支える「足回り」のお話を。読めば貴兄の知識も増えマッチョ!

【骨格】がマッチョな「マクラーレン」のフレーム

F1マシンなどが採用するカーボンモノコック。そのメリットは高剛性高強度、超軽量であること。マクラーレンは全4シリーズすべてのモデルでマッチョな骨格を採用しています。
マクラーレンのロードカーすべてに共通するのが、カーボンファイバー製モノコックを採用していること。正式にはCFRP(炭素繊維強化樹脂)と呼ばれるもので、炭素繊維に樹脂を含浸し硬化させたもの。一般的なFRPの軽い特性に加えて、炭素を加えることで強度、剛性が増します。

実はCFRPは日本生まれの技術で、自転車のフレームやスキー板、ゴルフクラブなど身近なものにも採用されています。そんなCFRPにはいくつかの成形方法が存在するのですが、もっとも軽く、高強度で高剛性、熱にも強いといった特性を実現できるのが「プリプレグ・オートクレーブ」。

これは航空機、宇宙関連、F1マシンなどに採用される最高スペックのもので、近年のF1で死亡事故が激減しているのも、このCFRPモノコックのおかげといわれているんですね。

そしてマクラーレン 765LTをはじめとする「スーパーシリーズ」や「アルティメットシリーズ」には、その最高レベルのCFRPモノコックが採用されています。「コンポジット・テクノロジー・センター」も設立し、将来的な電動化も見据え、これに合うようなカーボン製アーキテクチャの開発に邁進しているのです。

「765」へのこだわりもマッチョです

720Sの高性能ヴァージョンとして登場した「765LT」。車名の「LT」とはロングテールの意味で、1997年に登場したF1 GTRロングテールに由来します。4リッターV8ツインターボエンジンは車名が示すとおり765PSを発揮し、最高時速は330㎞。これまた車名にちなんで世界限定765台。

●マクラーレン 765LT

[CAR SPEC]全長×全幅×全高:4600×1930×1160㎜ エンジン:4リッター V型8気筒 DOHC直噴ガソリンツインターボ 価格:4450万円(税込)~/マクラーレン(マクラーレン・オートモーティブ)

軽くて丈夫で地球に優しいフレームです

765LTの軽量かつ強靭なカーボンファイバー製モノコック「モノケージII」。これはアルティメットシリーズに採用されている、F1直系ともいえる最高峰の技術を投入したもの。

現在のボディフレーム材において、もっとも軽くて丈夫とされているカーボン製ゆえ、765LTの最軽量仕様の乾燥重量は1229kgと、720Sクーペ比で80Kgもの軽量化の実現に成功しました。軽い=燃費が良い=地球に優しくサスティナブルなクルマでもあるのです。
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【頭】=システムがマッチョな「メルセデス・ベンツ」のARナビ

「Augmented Reality」——。一般的に「拡張現実」と訳されるAR技術が、とうとうクルマにも標準搭載される時代がやってきました。実在する風景にバーチャルの視覚情報を重ねて表示することで目の前の世界を仮想的に拡張してくれます。
自動運転にとって不可欠な機能といえば、カメラ、レーダー、ライダーという3つのセンサーと、精緻なマップ。実は欧州仕様のメルセデスのARナビゲーションには、ダイムラー、BMW、アウディの3社が共同出資する地図データ会社「HEREテクノロジーズ」のマップが採用されていて、より正確なルート案内が可能なのが特徴です。

近年は三菱商事やNTT、パイオニアといった日本企業もHEREへの出資を進めていて、ルート案内だけではなく、物流や交通情報などのイノベーションが期待されています。日本では先に発表されたEクラスで初搭載されたARナビ。単なるナビではなく、人類の未来を見据えたマッチョな技術なのです。

拡張現実で、知らない土地でも頼れる男

ARナビを搭載した新型Eクラスは、AMGラインを標準装備することでエクステリアデザインをシャープでダイナミックな印象に一新。最新の安全運転支援システムに加え、E200のパワートレインは1.5リッター直列4気筒ターボエンジンとBSG、48ボルト電気システムを採用しています。

● メルセデス・ベンツ E200 4MATIC スポーツ

[CAR SPEC]全長×全幅×全高:4940×1850×1460㎜ エンジン:1.5リッター 直列4気筒 DOHC直噴ガソリンターボ 価格:794万円(税込)~/メルセデス・ベンツ(メルセデスコール)

これでもうナビの見間違いとはオサラバ!?

新型Eクラスは、国内で販売される乗用車としては初めてARナビゲーションを採用。従来のナビは地図上に進むべき道路がハイライトされますが、ARナビではフロントカメラでとらえた現実の映像に自車が進むべき通りの名前に加えて残距離、矢印を表示することで直感的な判断が可能に。
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【足】回りがマッチョな「ランボルギーニ ウルス」の6段階ギア

スーパーSUVに求められるのは時速200㎞超で走行できる"オンロード性能"と、雪道やラフロードもそつなくこなす"万能性"。ランボルギーニがウルスに与えた強靭かつ柔軟な足回りは6変化することで難題をクリアしています。
サーキットから砂漠まで。世界中のセレブに選ばれるスーパーSUVに求められる守備範囲はとてつもなく広い。そこでランボルギーニが用意したのが、ドライブモード・セレクター「Tamburo(タンブーロ)」です。これひとつでダンパーをはじめ、アクセルやステアリングレスポンス、駆動力配分などを統合制御するランボルギーニ・ドライビング・ダイナミクス・コントロールの変更が可能に。

ストラーダ(ノーマル)やコルサ(サーキット)、テッラ(砂利道)、ネーヴェ(雪道)、サッビア(砂漠)と路面に合わせて車高を調整、アクティブ・ロール・スタビライゼーション・システムも作動できます。まさにマッチョな足の代表です。

ランボルギーニが手がけたスーパーSUV

スーパースポーツカーの魂とSUVの機能性を併せもつ、同社初のSUV。スーパー・スポーツ・ユーティリティー・ビークルを標榜する一台です。エクステリアにはアヴェンタドールなどと共通のディテールを、インテリアには航空機由来のコクピットモチーフのデザインを採用しています。

●ランボルギーニ ウルス

{Car Spec]全長×全幅×全高:5112×2016×1638㎜ エンジン:4.0リッターV型8気筒 価格:3068万1071円(税込)~/ランボルギーニ(ランボルギーニ カスタマーセンター)

航空機をオマージュしたドライブセレクター

ウルスのセンターコンソールに配されたドライブモード・セレクター「Tamburo(タンブーロ)」。航空機のスラストレバーを彷彿させるデザインが特徴で、左のレバーでドライブモードの切り替えを、右でステアリングやサスペンションなどのセッティングを選択できます。
2021年3月号より
※掲載商品の価格はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

マクラーレン・オートモーティブ cars.mclaren.com
メルセデスコール 0120-190-610
ランボルギーニ カスタマーセンター 0120-988-889

★本特集のその他の記事が気になる人はこちらへ!

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