2026.02.18
【試乗】スズキ eビターラはイケオジの本命シティビークルか!?
スズキの「BEV世界戦略車第1弾」として今年1月に登場した「eビターラ」。「EVの先進感とSUVの力強さを併せ持つデザイン」と謳われるだけあって、メリハリのきいたボディが話題です。さらに500万円を切る価格のBEVにおいて4WDを実現したことでも注目されている、実車を試乗リポートします!
- CREDIT :
写真/小川フミオ 編集/高橋 大(Web LEON)
コンパクトだけどインパクトは強め!

▲ 力強さを感じさせる面づくりが特徴的なボディ。
いまや、イタリアやフランスで、元祖シティボーイたるオヤジさんたちが注目しているのが、電気自動車(バッテリー駆動のEV=BEV)であります。
事情は日本でもおなじでは? 街中で走りまわるのに、スムーズで快適な1台はないだろうか、なんて探しているオヤジさんには、最新のBEVがお勧めかもしれませんね。
ここで注目していただきたいのが、スズキが2026年1月に発売したばかりの「eビターラ」であります。全長4.2メートルとコンパクトな車体のBEVです。

▲ シルエットはノーズ部分が短くルーフが長く居住性がいかにもよさそう。
eビターラは、スズキが「BEV世界戦略車第1弾」を謳うだけあって、いい感じに目立ちそうなボディデザインをもってます。
「EVの先進感とSUVの力強さを併せ持つデザイン」と謳われるだけあって、メリハリの効いたボディは、モノとしてもいいもの感があるではないですか。
もうひとつの特長は、4WD車の設定。「このセグメントでは今まで無かったはず」とスズキでは、500万円を切る価格のBEVにおいて4WDを設定できたと胸をはります。
雪国など実用での使い勝手のよさが4WDのメリット。ウインタースポーツを楽しんでいらっしゃるオヤジさんにも朗報でありますな。

▲ 質感が高いボディデザインでホテルの玄関も似合っている。
ちなみに忘れないうちに報告しておきますと、寒いところが苦手なBEVの機能性を上げるべく、スズキではスマホを使ってバッテリーを予熱できる機構も採用しています。
「あれ、いまひとつパワーが出ないなあ、なんてことがないように考慮しました」とはスズキの技術者の弁です。「ALLGRIP-e」なる電動4WDシステムは、前後に1基ずつ駆動用モーターを搭載したもの。
クルマは、片輪が滑ると差動装置が働いて、もう一方の車輪も駆動力を失ってしまいます。
eビターラでは空転する車輪にブレーキをかけ、反対側の車輪の駆動力を確保する「トレールモード」があるので、雪上などでの安心感が高いのです。

▲ 素材も色の組合せもいいかんじのインテリアキャプ。
eビターラはフルタイム4WDなので、高速などでも4輪の駆動力を利用して安定した走りを実現しています。同時にカーブでは、より高めの速度で、かつ安定した旋回性能を実現していることが強調されています。
では、前輪駆動車はどうかというと、スムーズで軽快。こちらも良い出来と、自信をもって勧められます。とりわけ、市街地での使い勝手の良さが光ります。
最小回転半径も5.2メートルを実現。エンジンがないぶん、ステアリングの切れ角を大きめにとることが出来たためでしょうか。

▲ 大きなモニタースクリーンをそなえるとともにスマホでバッテリーの予熱(走り出しのよさに影響)など行える。
ホイールベースは2.7メートルと、4.2メートルの全長に対して、かなり長め。おかげで、後席の居心地も期待以上です。後席シートには前後160ミリのスライド機能もついていて、キャンプやスポーツ、趣味に使えるライフスタイルカーとして高得点であります。
ラインナップは3モデル。ベースの「X」(399万3000円)はややひかえめな仕様。49kWhの駆動用バッテリーをもつ前輪駆動です。一充電走行距離は433km。
上には2台の「Z」。どちらも61kWhのバッテリー搭載で、520km走る前輪駆動(448万8000円)と、472kmの4WD(492万8000円)が設定されています。

■ Suzuki eVitara Z(4WD)
全長×全幅×全高/4275×1800×1640mm
ホイールベース/2700mm
電気モーター 4輪駆動
最高出力/135kW
最大トルク/307Nm
車重/1890kg
一充電走行距離(WLTC)/472km
価格/492万8000円
「令和6年度クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」対象車(87万円)
■ お問い合わせ
こちらの記事もオススメです














