小さなミッドシップスポーツ「テメラリオ」
で、つい2、3年前までは「大きなミッドシップスポーツ」が自然吸気V12エンジンを積んだアヴェンタドール、「小さなミッドシップスポーツ」が自然吸気V10エンジンを積んだウラカン、「スーパーSUV」V8ツインターボエンジンを積んだウルスだったことも、いまさらいうまでもないでしょう。


ちなみに、かつて「小さなミッドシップスポーツ」は「ベイビーランボ」とも呼ばれて、多くの猛牛ファン(ロゴにファイティングブル=闘牛が使われていたことから、この名がつきました)から親しまれてきたことでも知られています。

だからといって“ランボ”がただのエコカーになってしまったわけではありません。軽量かつ高出力を目指したランボルギーニのPHEVは動力性能の向上が目覚ましく、たとえば「大きなミッドシップスポーツ」でいえば、先代アヴェンタドールでもっとも高出力なモデルが780psだったのに対し、最新のPHEVであるレヴエルトは驚異の1015psを発生。しかも、前後に搭載した合計3つのモーターの出力制御を行うことにより、ハンドルを切らずともクルマが曲がろうとする力を生み出す「トルクベクタリング・システム」を採用し、モーターやバッテリーの重さを完全に相殺する軽快感を生み出したのであります。


エンジン単体で800psという高性能を達成しただけでなく、超高回転で回るエンジンのサウンドとバイブレーレションが味わえる官能性まで手に入れてしまったのです。

ちなみにホスピタリティのパートナーとして鬼怒川金谷ホテルを迎えている「THE MAGARIGAWA CLUB」は、料理のお味も超一流。そんなところもテメラリオ試乗会の魅力の一端といえるでしょう。


私自身はそこまで飛ばしませんでしたが、コーナーの立ち上がりでアクセルペダルを踏み込むと、まるでクルマがフワッと浮かび上がったかのような軽快感とともに猛然と加速を開始。しかも、ツインターボエンジンとプラグインハイブリッド・システムのおかげで、ウルトラ素早いレスポンスとシームレスなスピードの伸びを体感できました。
その、まるで衰えることを知らないかのような加速感は、これまでのどんなスーパースポーツカーでも味わったことのないもの。まして10,000rpmまで回るエンジンがもたらす未曾有の陶酔感には鳥ハダが立つ思いでした。

ちなみに、テメラリオには標準タイプのほか、カーボンパーツで軽量化してダウンフォースを増やした「アルジェリータ・パッケージ」も用意されるので、こちらも要注意の選択肢といえそうです。
■ ランボルギーニ テメラリオ
全長×全幅×全高/4706×2246×1201mm
車両重量/1690kg
エンジン/4.0リッターV8ツインターボ - Hot-V
最高出力/800CV@9000-9750rpm
最大トルク/730Nm@4000~7000rpm
車両本体価格/3800円〜
ランボルギーニ カスタマーセンター
TEL/0120-988-889














