24時間レースへ出場する理由はここにある


さらにハイパフォーマンスのTTSを選べば、タコメーターをセンターにした“スポーツレイアウトビューモード”も選べるという。

これは夜間飛行する飛行機のコックピットでも同じ。最低限の計器だけに光を与え、目の疲れを防ぎながらパイロットの集中力を高めるようにしている。といったように新技術を次々に投入するアウディ。
ル・マン24時間レースを通して夜間走行のすべてを知り尽くした彼らから目が離せない。
AUDI [アウディ]
クルマにおけるLEDの先駆者はまた一段と凄みを増した
![Audi TT Roadster[アウディ TT ロードスター] 3代目TTはさらにハンサム顔に 曲線よりも直線を基調とした新型TT。ボディサイズは全長4180×全幅1830㎜と小さくなった。クーペも用意。605万円/アウディ(アウディコミュニケーション センター)](https://assets-www.leon.jp/image/2016/04/28062650782477/0/drivers_0412_01.jpg)
曲線よりも直線を基調とした新型TT。ボディサイズは全長4180×全幅1830㎜と小さくなった。クーペも用意。605万円/アウディ(アウディコミュニケーション センター)
テクノロジーの進化は安全性の向上が目的
理由は省電力だが、それがそのまま省燃費にもつながるから侮れない。なので、インテリアもアンビエントライトを中心にLEDライトが活躍する。写真をご覧いただければわかるが、よりその使い方は派手になったようだ。カラーは7色。各エリアで明るさの調整ができるというのもいい。
もはや“艶やかさ”という表現より“妖艶”という言葉のほうが似合う。

テスラのような縦型も個性的だが、ここまで長く横に延びているモニターもほかにはない。しかも、ナビ画面以外にも車両情報、オーディオ、テレビ機能なども表示される。かなり便利だ。
もはや人工知能といった領域に踏み込んでいる気がする。もちろん、ナイトビュー画像はスイッチで常時表示することもできるから心強い。夜の闇に潜む危険から身を守るのに役立ってくれる。夜ドライブには欠かせない装備だろう。
MERCEDES-BENZ [メルセデス・ベンツ]
実はSクラスこそが間接照明のパイオニア的存在
![Mercedes-Benz S-Class[メルセデス・ベンツ Sクラス] 質実剛健からお洒落グルマへ劇的変化 色を変えられる間接照明やフル液晶モニターの先駆者であり、メルセデス・ベンツをお洒落でスタイリッシュなクルマとして決定づけたのがSクラスと言えるだろう。998万円~/メルセデス・ベンツ(メルセデスコール)](https://assets-www.leon.jp/image/2016/04/28062650782698/0/drivers_0412_05.jpg)
色を変えられる間接照明やフル液晶モニターの先駆者であり、メルセデス・ベンツをお洒落でスタイリッシュなクルマとして決定づけたのがSクラスと言えるだろう。998万円~/メルセデス・ベンツ(メルセデスコール)
夜が似合うモデルはこれから続々とリリース予定

スポーツ性能やラグジュアリー感に重きを置いて、レンジローバーをはじめ世の中のSUVとは明らかに一線を画すジャガー・Fペース。夜の街に映える色気たっぷりの1台だ。639万円~/ジャガー(ジャガーコール)

2012年にコンセプトモデルを発表してから4年あまり。ようやく登場した量産型NSXは、キレのあるライン構成とLEDライトによって目を引くインパクトを発揮。春に発売予定だ。価格未定/ホンダ(Hondaお客様相談センター)

デトロイトショーで発表されたレクサスLC500。バブル時代に夜を駆け巡ったソアラを彷彿とさせる国産スペシャリティ・クーペだ。2017年春に発売予定。価格未定/レクサス(レクサスインフォメーションデスク)