2024.07.13
VOL.19 「電気自動車ってなんだ?」
ランボルギーニ初のプラグインハイブリッドSUV「ウルスSE」が日本に上陸!
ランボルギーニの新車販売台数の半数以上を占めるのが、ブランドの大黒柱であるスーパーSUVの「ウルス」。日本市場でもこれまでのガソリンエンジン仕様に替えて、新たにPHEV(プラグインハイブリット)の「ウルスSE」の導入を開始する。スーパーカーブランドの電動化戦略とは、どのようなものなのか。
- CREDIT :
文/藤野太一 写真/アウトモビリ・ランボルギーニ・ジャパン
BEVとPHEV、日本はまだまだ伸びしろありな国?



その後、2022年にマイナーチェンジが実施され、エクステリアデザインを変更。「ウルスペルフォルマンテ」と「ウルスS」の2モデルが設定され、最高出力は666PSにまで引き上げられた。
最高速度はウルスSより7km/h速い、312km/hへ!
4種類のモード(EVドライブ、ハイブリッド、パフォーマンス、リチャージ)を用意。ハイブリッドモードではエンジンとモーターを併用しエネルギー効率を最大化。パフォーマンスモードはエンジンを主にモーターがサポートし走行性能を最大限に高める。リチャージモードではエンジンを使って発電し、バッテリーを最大80%まで充電できる。

エクステリアは、空力性能を高めるためバンパーとフロントグリルを刷新。新しいフローティングボンネット、リアディフューザーなどを採用。マトリックスLEDテクノロジーを採用したヘッドライトにはランボルギーニブランドの雄牛の尾にインスピレーションを得た新しいライトシグネチャーを導入している。またテールライトグリルなどガヤルドをはじめとするスーパースポーツカーにインスパイアされた要素を取り入れている。


CO2排出を削減しつつ、史上最高のトルクと出力を発揮!

▲ ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOと、2028年の発売を予定するブランド初の電気自動車「ランザドール」のコンセプトカー。
▲ ハッチゲートも新設計されたものに。新しいスポイラーとリアディフューザーによって、ウルスSに比べてリアのダウンフォースを35% 増加させ車両の安定性を高めている。
▲ ランボルギーニのステファン・ヴィンケルマンCEOと、2028年の発売を予定するブランド初の電気自動車「ランザドール」のコンセプトカー。
▲ ハッチゲートも新設計されたものに。新しいスポイラーとリアディフューザーによって、ウルスSに比べてリアのダウンフォースを35% 増加させ車両の安定性を高めている。
「ウルスSE」の国内販売価格は約3150万円から。デリバリーは2025年開始予定となっている。