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2018.06.18

男も自由な色彩で遊ぶのが、腕時計の最先端

ケースやダイヤル、ストラップなどに多彩な色使いを施すのはここ数年の時計界で一大トレンドですが、今年のS.I.H.H.ではそれがさらに加速。ブルーやグリーンがトレンドカラーです。

CREDIT :

写真/小林孝至 取材・文/福田 豊

2018年4月号より
男性の時計は、もともとゴールドやスチールのケースに、白かグレーか黒のダイヤル、黒か茶のストラップ、といったオーソドックスで控えめな色が定番でした。時計は一生に一度、買えるか買えないかの、とても高価なものだったからです。

ところが、時代とともに時計が身近なものになり、ファッションとして楽しめるようになると、ダイヤルやストラップがカラフルな時計が次々と登場。そうして今では派手色時計は、すっかり定番になりました。

そして今年のS.I.H.H.では、そんなカラフルな色使いがさらに加速。その理由は、セラミックやカーボンなどのハイテク素材をケースに使用するといった技術の向上に加えて、時計をもっと自由に楽しもうという機運が高まったことも挙げられるでしょう。今までにはなかったネオンカラーや、カラーストーンを使ったモデル、ストラップに柄の入ったモデルまでお目見えするなど、既成概念を打ち破りまくっていて、見ていてとても楽しいのです。

◆ ロジェ・デュブイ 

鮮やかなブルーと赤がスタイリッシュ

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「エクスカリバー アヴェンタドールS」手巻き、C-SMCカーボンケース(45㎜)、アルカンターラストラップ。世界限定88本。夏頃発売予定。2160万円(予価)/ロジェ・デュブイ
昨年のランボルギーニとのパートナーシップ締結時に発表されたモデルの進化版がこちら。ケースをランボルギーニが開発した素材「C-SMCカーボン」に、ストラップはアルカンターラに変更。V型エンジンに着想を得た45度に傾斜したテンプで精度をアップしています。
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◆ ピアジェ 

得意の色石ダイヤルを使用したカラフルな作

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「エクストリームリー・ピアジェ・アーティー」自動巻き、左●18KWGケース(45×43㎜)、右●18KPGケース(45×43㎜)、アリゲーターストラップ。直営ブティック限定。発売中。各385万円/ピアジェ(ピアジェ コンタクトセンター)
アンディ・ウォーホルが愛用したことで知られる70年代のモデルをモチーフにした本作。1960年代に人気を博したカラーストーンダイヤルが特徴です。天然石ゆえにふたつとして同じ表情のものがない、というのも魅力ですね。

◆ モンブラン 

独特のスモークドグリーンのダイヤルとストラップが洒脱

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「モンブラン 1858 モノプッシャー クロノグラフ リミテッドエディション100」手巻き、SSケース(40㎜)、アリゲーターストラップ。世界限定100本。発売中。337万5000円/モンブラン(モンブラン コンタクトセンター)
傘下のミネルバの創業160周年を記念し、1920年代のモノプッシャークロノグラフをオマージュしたモデル。オリジナルのグリーンダイヤルを再現しているのも注目ポイント。同色のストラップも洒落ています。
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◆ オーデマ ピゲ

ダイヤルやケースの新色が続々登場

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「ロイヤル オーク オフショア・ダイバー」左●自動巻き、SSケース(42㎜)、ラバーストラップ、300m防水。発売中。210万円。右●自動巻き、18KPGケース、9月日本先行発売予定、ブティック限定。340万円(予価)/ともにオーデマ ピゲ(オーデマ ピゲ ジャパン) 
鮮やかなカラー展開で大人気の「ダイバー」に新色を追加。左はダイヤルとラバーストラップ、さらにセラミックのリュウズを鮮やかなブルーに。右はシリーズ初のゴールドケースを採用した日本ブティック限定モデルです。

◆ H.モーザー

グラデーション文字盤がなんとも美しい1本

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「ベンチャー・コンセプト」手巻き、18KWGケース(39㎜)、クーズーストラップ。世界限定20本。発売中。265万円/H.モーザー(イースト・ジャパン)
H.モーザーのアイコンであるフュメダイヤルの新色「ブルーラグーン」。インデックスもブランドロゴもないまっさらな文字盤で、緑がかったグラデーションの美しさがいっそう引き立ちます。

■ お問い合わせ

イースト・ジャパン 03-6274-6120
オーデマ ピゲ ジャパン 03-6830-0000
ピアジェ コンタクトセンター 0120-73-1874
モンブラン コンタクトセンター 0120-39-4810
ロジェ・デュブイ 03-4461-8040

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