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2021.08.21

オトコを上げる歴史的ダイバーズウォッチ

夏のオトコの腕元を力強く演出してくれるダイバーズウォッチ。潜水計器として生まれた時計ゆえに、防水性能とタフさという軸がブレることはないので、歴史的な価値のある傑作たちを、今でも手にできるのです。

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文/篠田哲生

歴史が詰まったダイバーズウォッチの名作たち

時計の世界は劇的に進化していますが、潜水計器として生まれたダイバーズウォッチは、デザインも性能もほぼ変わらない。しかしその一貫性のおかげで、歴史的なモデルを今でも手に入れることができるともいえます。

水中で時間を正確に知ることは、生命に関わること。多くのプロフェッショナルに愛用されてきた”本物“だからこそ、つけているだけで気分が上がる。そんな夏向きの時計の名作たちです。

◆ パネライ 

華々しい戦歴を収めたミッションウォッチ

▲ 1936年に作られた試作モデル。
イタリア海軍に精密機器を納品していた「パネライ」は、軍の依頼を受けて1936年に潜水時計を開発。同社が研究していた夜光塗料ラジオミールを使った時計は、水中でも針がよく見えるため、潜水特殊部隊のミッションウォッチとして活躍しました。

「パネライ」の時計は長らく軍事機密でしたが、1993年に市販化。その”本物感“で熱狂的な人気を集め続けているのです。
▲ イタリア海軍特殊部隊の愛称・ブラックシールのために作られたモデルに基づきつつ、現代の技術を組み込んで製作したモデルのため、12時位置にBLACK SEALのロゴが刻まれている。「ラジオミール ブラックシール 8デイズ -45mm」手巻き、SSケース(45mm)、カーフストラップ。10気圧防水。74万8000円/パネライ(オフィチーネ パネライ)
1936年に誕生した時計をルーツにもつラジオミール。頻繁なリューズ操作を不要にするためにムーブメントをロングパワーリザーブにしていたことから、現在も自社製8日巻きを採用しています。

ワイヤーラグや、夜光塗料を塗布した板にカットしたダイヤルを組み合わせて表示を明るく光らせるなど、原点モデルのスタイルを継承している点も魅力です。
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◆ ブランパン 

モダンダイバーズの原点がこちら

▲ 当時のブランパンCEO、ジャン-ジャック・フィスター氏。自身もダイビング愛好家であり、あるとき水中の経過時間を間違えたことによるエア切れを体験したことからダイバーズウォッチの開発に取り組み始めた。 ©Blancpain, Jean-Jacques Fiechter, Scenes from his early dives in the south of France
1735年に創業した老舗「ブランパン」に、フランス海軍から潜水時計の制作依頼が舞い込んだのは1950年代のこと。空気ボンベを背負って水中を自由に動くスキューバダイビングの技術が確立されたため、潜水経過時間を計測するために機構付き回転ベゼルを加えたのが特徴でした。

開発された時計は、フィフティ ファズムスと命名。ファゾム(fathom)とは水深の単位で、50ファゾムスは約91m。当時のスキューバダイバーの限界水深である50ファゾムスにも対応できるという自信を示すモデル名というわけ。このモデルが現代的なダイバーズウォッチの原点とされています。
▲ 初代フィフティ ファゾムスのDNAを継承しながらケース素材をチタンに変更したモデル。軽量かつ堅牢なケースはダイビング中だけでなく日常使いにも最適。「フィフティ ファゾムス オートマティック」自動巻き、チタンケース(45mm)、NATOストラップ。30気圧防水。170万5000円/ブランパン(ブランパン ブティック銀座)
操作性に優れる大きな逆回転防止ベゼルやシンプルなダイヤル表示など、原点モデルの特徴をきちんと継承しつつ、防水性能は300mへとレベルアップ。

搭載する自社製ムーブメントCal.1315は、5日間のパワーリザーブを誇り、シリコン製パーツを使って耐磁性も向上させています。
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◆ セイコー プロスペックス 

世界に誇りたい日本のダイバーズウォッチ

ダイバーの命を預かるダイバーズウォッチは、防水性や視認性などには厳密な規格があります。日本で初めてダイバーズウォッチを作ったのは「セイコー」で、1965年に発売を開始。シンプルなデザインと針の読みやすさ、そして堅牢さが評価され、多くの冒険家や南極越冬隊なども愛用したそうです。

その後もダイバーズウォッチは進化を遂げ、1975年には海外で“ツナ缶”というニックネームで呼ばれている高性能ダイバーズウォッチも誕生しました。
▲ 「セイコー」のダイバーズウォッチはISO(国際標準化機構)やJIS(日本工業規格)のお手本になるなど、国内外から信頼が寄せられるものとなった。本作は“ツナ缶”のデザインを受け継ぎながら1000m飽和潜水用防水にスペックを高めた。「プロスペックス SBDX038」自動巻き、チタンケース(52.4mm)、1000m飽和潜水用防水。44万円/セイコー プロスペックス(セイコーウオッチ お客様相談室)
“ツナ缶”ダイバーズは、耐衝撃のためにケースの外側に外胴と呼ばれるアウターケースを備えているのが特徴です。この個性的なデザインは今でも人気が高く、その優れたスペックでプロの潜水士からの評価も高い。

その後継機であるプロスペックス SBDX038は、1000m防水という高性能モデルながら、ピンクゴールド色で華やかさも加えています。
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◆ ジン 

機能性を磨き上げた“特殊ダイバーズ”

▲ 機械式ムーブメントの潤滑オイルにとって時計内部の湿気は劣化の原因。独自の“Arドライテクノロジー”によって精度を保ちます。こちらは“Arドライテクノロジー”のひとつであるドライカプセル。特殊乾燥剤が充墳されていて、ケース内の水蒸気を吸収します。
元ドイツ空軍パイロットが1961年に立ち上げたドイツブランド「ジン」も見逃せません。機能的なパイロットウォッチを得意としますが、新技術を取り入れた圧倒的なスペックのダイバーズウォッチでも、人気を得ています。

その代表例が時計内の湿気を吸収する“Arドライテクノロジー”で、さらに特殊オイルを使用することで-45℃から+80度までの動作も保証。徹底的にタフなダイバーズウォッチを作っているのです。
▲ 独自のテクノロジーによって実現した防水性能は200気圧(2000m)! 日常生活には完全にオーバースペックであってもそのストーリーがオトコ心をくすぐります。「U2」自動巻き、Uボート・スチールケース(44mm)、ラバーストラップ。200気圧防水。51万7000円/ジン(ホッタ)
2005年には、ドイツの潜水艦に使用される“Uボート・スチール”をケースに使用したダイバーズウォッチUシリーズを発表。Uボート・スチールは強靭で耐食性が高く、反磁気性にも優れた、まさにダイバーズウォッチにうってつけな素材。

衝撃を受けやすい回転ベゼルには硬化処理のテギメント加工を施し、耐傷性も抜群。その結果2000m防水という圧巻のスペックながら、こちらのU2にはGMT機能も付いており、モダンなデザインも楽しめる都会派の時計に仕上がりました。
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

オフィチーネ パネライ 0120-18-7110
セイコーウオッチ お客様相談室 0120-061-012
ブランパン ブティック銀座 03-6254-7233
ホッタ 03-5148-2174

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