• TOP
  • WATCHES
  • 【プロが注目】新世代スポーツウォッチ3選。オメガ、ブライトリング、あと一本は……

2020.06.30

【プロが注目】新世代スポーツウォッチ3選。オメガ、ブライトリング、あと一本は……

腕時計の最前線で活躍するジャーナリスト3人が、今年の新作からイチオシモデルを勝手にリコメンド。今回は、近年一番チョイスが難しいスポーツウォッチから3本を選びました。

CREDIT :

文/広田雅将(『クロノス日本版』編集長)、福田 豊(時計ライター)、鈴木裕之(フリーライター)

テーマ無きことが今年テーマと言われるほどに、多様化が一気に進んだ高級腕時計業界。

数多くの魅力的な時計に埋もれて時計迷子にならないように、時計専門誌、ファッション誌、ライフスタイル誌でそれぞれ活躍する時計ジャーナリスト3人がオススメモデルをチョイス。

今回は、あまりにジャンルが細分化しすぎてチョイス基準が難しい“スポーツウォッチ”を勝手にリコメンドします!

広田雅将が選んだオススメは……

チャペック「アンタークティック」

▲「アンタークティック テール・アデリー」自動巻き、SSケース(40.5mm)×ブレスレット、120m防水、世界限定99本。235万円/チャペック(ノーブル スタイリング)
▲「アンタークティック テール・アデリー」自動巻き、SSケース(40.5mm)×ブレスレット、120m防水、世界限定99本。235万円/チャペック(ノーブル スタイリング)
通好みのブランドとして知られるチャペック。正統派のスタイルに、凝ったムーブメント、そして適切な値付けと、時計好きから支持されるのは納得です。長らく革ベルト付きのベーシックな時計ばかり作っていましたが、今年は一転して流行の“ラグスポ”をリリース。

とはいえ、そこはチャペック、ありきたりのラグスポとはちょっと違います。ドレスウォッチ並にベゼルを細くしたほか、ケースも薄型で、わざわざ新規設計のブレスレットも付いています。搭載するムーブメントも、理論上は高精度なものでしょう。

大ヒット間違いなしなのに、世界限定わずか99本。人とは違う上質なラグスポを探している人には、文句なしにオススメの1本です。
PAGE 2

福田 豊が選んだオススメは……

オメガ「シーマスター ダイバー300M 007 エディション」

今年公開予定の映画『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でジェームズ・ボンドが使用するモデル。そして007ファンと時計ファンにとって最大の朗報が、これまでのボンドウォッチがすべて限定であったのに対し、この新作は定番とされたこと。

また、ケースをチタン製の薄型に、ベゼルとダイアルをアルミ製にするなど、徹底した軽量化がされているのが特徴です。これは主演のダニエル・クレイグの「ミリタリーを背景にもつ007のような男には軽い時計が重要」という助言によるもので、ダイアルやインデックスも実際のミリタリーモデルのような経年変化したカラーを採用。

ケースバックにミリタリーコードや007のエージェントナンバーなどが刻まれているのも魅力です。
PAGE 3

鈴木裕之が選んだオススメは……

ブライトリング「クロノマット B01 42」

▲「クロノマット B01 42」自動巻き、SSケース(42mm)×ブレスレット、200m防水。89万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
▲「クロノマット B01 42」自動巻き、SSケース(42mm)×ブレスレット、200m防水。89万円/ブライトリング(ブライトリング・ジャパン)
ハイスペック路線に行くのか、ラグジュアリーなのか、はたまたその中間を狙うのかで多様化しているスポーツウォッチシーン。今のところの勝ち組はSUV的なオールマイティさを狙った“スポーティウォッチ”だけど、それじゃあちょっともの足りない人にオススメなのが新生クロノマット。

42mmとちょっとだけ小ぶりになったケースに、幅広なルーローブレスの組み合わせは、流行りのスポーティ路線に沿いながらも、ブライトリングらしい独自性も打ち出している。

1984年モデルへの原点回帰という意味では、復刻風味も意識したデザインとも言えるし、現代の気分を全部カタチにしてしまった欲張りモデルなのに、全体的なまとまり感も素晴らしい。デザインチームの勝利!
※掲載商品はすべて税抜き価格です

■ お問い合わせ

オメガお客様センター 03-5952-4400
ノーブル スタイリング 03-6277-1604
ブライトリング・ジャパン 03-3436-0011

● 広田雅将(ひろた・まさゆき) 
1974年生まれ、大阪出身。時計専門誌『クロノス日本版』編集長。サラリーマンを経て2004年からフリーのジャーナリストとして活躍し、2016年より現職。関連誌含め連載を多数抱える。また、一般・時計メーカー・販売店向けなど、幅広い層に対して講演も行う。
高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos]

● 福田 豊(ふくだ・ゆたか)
ライター、編集者。『LEON』『MADURO』『ENGINE』『クロノス日本版』などの雑誌やwebで、ファッション、時計、クルマ、旅など、男のライフスタイル全般について執筆。webマガジン『FORZA STYLE』にて時計連載や動画出演多数。ロックTシャツの紹介をインスタグラムでやってます。
Instagram/@fukuda1959

● 鈴木裕之(すずき・ひろゆき)
1972年生まれ、東京都出身。フリーライター。時計専門誌『クロノス日本版』や『GQ』などで執筆。時計業界歴19年。共著に『ALL ABOUT RICHARD MILLE リシャール・ミルが凄すぎる理由62』(幻冬舎)がある。

登録無料! 最新情報や人気記事がいち早く届く! 公式ニュースレター

人気記事のランキングや、Club LEONの最新情報などお得な情報を毎週お届けします!

登録無料! 最新情報や人気記事がいち早く届く! 公式ニュースレター

人気記事のランキングや、Club LEONの最新情報などお得な情報を毎週お届けします!

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

Web LEONの最新ニュースをお届けします。

SPECIAL

    おすすめの記事

      SERIES:連載

      READ MORE

      買えるLEON

        【プロが注目】新世代スポーツウォッチ3選。オメガ、ブライトリング、あと一本は…… | メンズウォッチ(腕時計) | LEON レオン オフィシャルWebサイト