腕時計のメカニズムを堪能する次世代スケルトンウォッチが登場！

既存のルールにとらわれず、人生というゲームを存分に楽しむ人に向けた機械式時計を作り続けるロジェ・デュブイ。

今年注目の新作は、中世の騎士道物語「アーサー王伝説」をテーマに開発されてきたナイツ オブ ザ ラウンドテーブルの第8作と、新ムーブメントを搭載したモノバランシエ。どちらもひと目でロジェ・デュブイとわかる強烈な存在感が魅力です。

アーサー王伝説は、ヨーロッパで広く知られている、中世に確立された壮大なファンタジー。アーサー王が配下の円卓の騎士たちとローマ皇帝を倒して全ヨーローッパの王になるという物語を軸に、壮大なストーリーがいくつも展開されます。

ナイツ オブ ザ ラウンドテーブルは、そのアーサー王の下に集まった12人の“円卓の騎士”たちがデザインモチーフになっています。

第8作となる新作では、円卓の中央、つまり文字盤の中央に大型のトゥールビヨンを配置し、その周囲をピンクゴールド素材の12人の騎士たちが取り囲みます。身長6mmの騎士たちは、鋳造・彫刻加工によるハンドメイド。

8層構造のこの文字盤には、イタリア製のムラーノガラスの塊から彫り出したブロックやフランジが輝き、時刻の表示はトゥールビヨンを周回するゴールドマーカー付きのサファイアディスクが担います。

世界限定わずか8本生産のこの時計は、時計を芸術品として愛する人々にとっては見逃せない希少な逸品でしょう。

一方、同時に発表されたのが、」エクスカリバー・モノバランシエ。1995年の創業以来、わずか20年あまりで30を超える最高峰の機械式ムーブメントを開発・製造してきたロジェ・デュブイの新たな基幹スケルトンムーブメントRD720SQを搭載します。

特に変わったのは、マイクロローター。ベアリングの改良やショックアブソーバーの採用などで、課題だった巻き上げ時の音を抑え、タングステンとピンクゴールド製にしたことでテンプの慣性モーメントを従来の2倍に向上させました。

ダイヤモンドをコーティングしたシリコン製の脱進調速機や新形状の歯車輪列で、約72時間というロングパワーリザーブも実現。このムーブメントはシリコン製の脱進調速機としては初めてジュネーブ・シールを取得しています。

ケースにはロジェ・デュブイ独自の耐蝕性、耐久性に優れたゴールド素材「イーオンゴールド」を採用。スターシグネチャーに更にエッジを効かせつつ、精度や作動音にまで配慮した、まさにロジェ・デュブイらしい一本です。