2017.07.18
個性派ビジネスホテルが、ただの出張を“癒やし”に変える!
- CREDIT :
文/河合かおる

ならば“出張”を“癒しの旅”に変換してしまうというのはいかがでしょう。え? わけがわからないって?
今、リーズナブルでありながらもハイクオリティなサービスを提供する、ビジネス以上、ラグジュアリー未満のホテルが増えているのをご存知でしょうか。 いずれも、お疲れのビジネスマンの心と体を癒してくれる工夫が凝らされ、滞在するだけでもリフレッシュできてしまうというもの。
ここを知っていれば、次の出張がきっと楽しみになる!
そんな“新世代ビジホ”をご紹介します。
◆ アンワインド ホテル&バー
出張先で、まさかのグランピング体験!?

仕事が終わったあとは、美味しいものをたらふく食べて、すすきので飲んで、ホテルには寝に帰るだけ。
まあ、それが一般的な過ごし方かと思うのですが、好奇心旺盛な諸兄にはそんな当たり前の出張だとちょっぴり物足りなく感じてしまうかも知れませんね。
せっかく札幌までやってきたのですから、もう少し刺激的な滞在をぜひ楽しんでいただきたい。
「アンワインド ホテル&バー」は、札幌市内にいながらにしてさながら“グランピング”(贅沢なキャンプ)気分が味わえるユニークなホテル。
木とレンガに囲まれたインテリアに暖炉を備えるロビーは、まるで山奥のロッジに滞在しているかのような錯覚を覚えそうな空間に仕上がっています。

ゆらゆらと燃える炎を見つめながら、風がわたる開放的なテラスで飲んでいると、いつの日か楽しんだキャンプファイヤーを彷彿とさせるかも。

そんなくつろぎの空間で、いつもとは違う出張先での夜を過ごしてみるのもまた一興です。
◆ アンワインド ホテル&バー
住所/北海道札幌市中央区南8条5-289-111
お問い合わせ/☎011-530-6050
料金/ダブルルーム 1泊2日朝食付き7,000円〜
※価格は税込みです
◆ ホテル ザ グランデ心斎橋
壁面緑化の迫力! 植物に癒される部屋

はい、そんな願いをいともたやすく叶えてくれるのが、希少植物を求めて世界を旅するプラントハンター、西畠清順氏がプロデュースするこちらのお部屋。 「ホテル ザ グランデ 心斎橋」の711号室、その名も「着生床」。
部屋に足を踏み入れた瞬間に鼻を抜ける、どこか懐かしい森林の香り。見渡してびっくり、バリ島のウブドから取り寄せた「アコウ」の木が床から天井に向けてそびえたち、壁一面が本物の植物で覆われたさながらジャングルのような空間が広がります。

さらに、ハイスペックな設備とアメニティにも注目。
マイクロバブルバスが楽しめる浴室にはTVを完備し、アメニティは「ブルガリ」。

また、ホテル内のラウンジでは、カフェタイムにドリンクやスナックを自由に楽しめ、宿泊プランによってはバータイムにノーチャージ・ワンドリンク無料という、ビジネスホテルの枠を超えたサービスも受けられるんです。
せっかくなら、「地産地消」をテーマに栄養バランスに配慮した季節野菜中心のワンプレートが味わえる朝食付きプランがオススメ。

武田双雲氏による書道作品が展示された部屋も気になる〜!
わざわざ大阪出張の機会を作りたくなりますね。
◆ ホテル ザ グランデ 心斎橋
住所/大阪府大阪市中央区東心斎橋1-6-28
お問い合わせ/☎︎06-6251-7170
料金/711号室(バー利用、朝食付きプラン)10,000円〜(2名1室お一人様)、スタンダードルーム(素泊まり)8,000円〜(1名1室お一人様料金)
※価格はすべて税抜きです
◆ レム六本木
五感を通じて快眠をサポート

そんな時にぜひお勧めしたいのが、六本木駅から徒歩1分という抜群の立地の良さも魅力の「レム六本木」です。 六本木といえば、世界有数の“眠らない”街ですが、コチラは“眠りをデザインする”をコンセプトに、快眠へと導いてくれる工夫があちらこちらに散りばめられているビジホなのです。
全客室にマッサージチェアとナノイー発生機を設置し、まるで自宅の寝室にいるかのような寛ぎの空間を演出しています。 ガラスのパーテーションで仕切られた開放的なシャワーブースには、疲れを癒してくれるレインシャワーを完備。椅子に座って天井から降り注ぐ水流にただ身をゆだねるだけでも、かなりのリフレッシュになるはず。

「枕が変わると眠れない」という人でも安心ですね。
そうそう、ぐっすり眠れた翌朝は、ぜひブッフェスタイルの朝食を楽しんでください。

◆ レム六本木
住所/東京都港区六本木7-14-4
お問い合わせ/☎︎03-6863-4123(東京予約センター)
料金/シングルルーム 1泊2日朝食付き11,800円〜
※ 価格は税込みです
◆ ホテル ココ・グラン高崎
炭酸泉の露天風呂で心身を解きほぐす

お湯を溜めるのも面倒で、ついシャワーだけで済ませてしまうのが常だったり。でも、疲れているからこそ、ゆったりとお風呂に浸かりた〜い! というのは誰しもの本音のホンネ。
「ホテル ココ・グラン高崎」は、檜のぬくもりを感じる広々とした大浴場と、リラックス効果の高い炭酸泉を導入した露天風呂を完備する、まさにお疲れビジネスマンにはうってつけのホテルなんです。


アロマディフューザーのレンタルも可能なので、とびきりの癒し時間を独り占めできちゃいます。
さて、シモンズのベッドで心地よい眠りについた翌日は、普段より少し早起きをして、もう一度大浴場で朝風呂に浸かるのも良いですね。
◆ ホテル ココ・グラン 高崎
住所/群馬県高崎市東町3-5
お問い合わせ/☎︎027-320-1155
料金/シングルルーム 1泊2日朝食付き10,000円(税・サ込み)〜
思わずそう呟かずにはいられない、“癒しの出張”を体験してみてはいかが?