
今回、ご紹介する「ホテル雅叙園東京」(東京・目黒)もそのひとつ。
さっそく、ピンと来た方もいらっしゃるでしょう。そう、こちらの前身は、国内初の総合結婚式場として知られてきた「目黒雅叙園」。
2016年に創業88周年を迎え、この2017年4月1日に施設名称を変更。客室を中心に大きくリニューアルを果たし、我々がリラックスするにふさわしいスポットへと進化したのです。

都心にあるラグジュアリーホテルのスタンダードルームの広さが40㎡ぐらいですから、それを考えればいかにゆったりしているかが想像できますよね。
ちなみに、上の写真は110㎡の「コーナースイート」。茶室をイメージした客室内はリビングルームとベッドルームに分かれ、窓からは目黒の豊かな緑を眺めることができます。
また、客室のリニューアルに伴って、宿泊者専用のエグゼクティブ ラウンジも新設されました。
東京近郊の契約農家から取り寄せた新鮮な野菜、行列を作る神奈川県伊勢原産「寿雀卵」のほか、こだわりの食材を使った料理をブッフェスタイルで楽しめます。
そうそう、ウェルカムサービスとして抹茶の提供も。眼下に目黒川が流れていますので、桜の季節には花筏を眺めながらしっぽりと一服、なんて展開も可能ですよ。

宿泊施設のほかにも、「ホテル雅叙園東京」の館内には、「目黒雅叙園」の時代から親しまれてきた唯一無二の魅力的なスポットがちりばめられています。
例えば “滝”。ホテル雅叙園東京が建っている場所には、その昔、明王院という寺が存在していたこともあって、パワースポットとしても人気を集めています。
しかも、滝の裏側に回り込んでその裏見を楽しむことも可能。珍しい体験ゆえ、エスコートする女性にも喜ばれること請け合いです。

各部屋には尾竹竹坡、板倉星光など名のある画家や職人の技が冴える美が広がり、日本の伝統文化を間近に愛でることが可能。ちなみに、なぜ99段なのかといえば、一説によると、「九十九」には「永遠に続く」という意味があるからだとか。そんなウンチクを披露すれば二人の会話も弾むかもしれません。
ラグジュアリーな宿泊はもとより、自然や文化に触れさせてくれる新生「ホテル雅叙園東京」。東京に居ながら都会の喧騒を忘れられる粋な大人の遊び場として、ぜひ、ご活用ください。
■「ホテル雅叙園東京」
住所/東京都目黒区下目黒1-8-1
予約・問い合わせ/☎︎03-5434-3837
公式サイトURL/www.hotelgajoen-tokyo.com
料金/エグゼクティブスイート2万200円〜、コーナースイート3万60円〜、
アンバサダースイート3万3210円〜(2名1室 1名料金/税サ別)