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2025.12.14

世界の旅行者が注目! 伝統と進化が想定外のレベルで混在するドバイの魅力とは?

ちょっと目を離しているすきにどんどん新しいものができているドバイ。つい“世界一”にばかり目がいきがちですが、ドバイらしい文化も密かに進化しています。初めての人はもちろん、リピーターとしても新鮮な発見をするたびに「やっぱり面白いよねぇ、ドバイ」となるのです。

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文/岩佐史絵 編集/森本 泉(Web LEON)

まるで未来都市のようなドバイのダウンタウン。ビーチあり、砂漠ありと表情豊かなデスティネーション。
▲ まるで未来都市のようなドバイのダウンタウン。ビーチあり、砂漠ありと表情豊かなデスティネーション。

一度はじっくり学びたい! モスク見学

あまりのコスモポリスぶりに思わず忘れがちですが、ドバイはアラブ首長国連邦を構成する7つの国のひとつ。人口の8割を占める外国人の住民や旅行者には戒律に従うことをそれほど強く求めていないこともあり、街中でアラビックな文化体験に遭遇することはあまりありません。が、もちろんモスクはいたるところにあり、耳をすませば1日5回の礼拝を呼びかける「アザーン」の声がかすかに聞こえてきます。
1500人を収容できるモスク。シリアとエジプトの建築様式を取り入れているそうで、整然とした美しさがある。
▲ 1500人を収容できるモスク。シリアとエジプトの建築様式を取り入れているそうで、整然とした美しさがある。
せっかくのイスラム色を少しは体験してみたいと思ったらオススメなのが、ジュメイラ・モスク・ツアー。「門戸を開く」というモットーのもとに1979年に時のドバイ統治者・故シェイク・ラシッド・ビン・サイード・アル・マクトゥーム氏によって建設されたモスクで、観光名所となっています。
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礼拝のしかたをレクチャー。ふだんじっくり見ることがないシーンなので、興味深いです。ちょっと神道とも通じるところがあり、親近感をもつかも
▲ 礼拝のしかたをレクチャー。ふだんじっくり見ることがないシーンなので、興味深いです。ちょっと神道とも通じるところがあり、親近感をもつかも。
そのモットーどおり、信仰の有無、宗教の違いを問わず誰でも入ることができ、イスラム教について礼拝のしかたや戒律、なぜそのようなルールがあるのか、といったことを丁寧に教えてくれます。おしつけがましいところは一切なく、質問にも答えてもらえるのでイスラム文化の基礎を理解するには最適かもしれません。
車座になってカジュアルな雰囲気。女性はショールなどで髪を隠す、男女ともにノースリーブや短パンはNG。レンタルもあるのでお気軽に
▲ 車座になってカジュアルな雰囲気。女性はショールなどで髪を隠す、男女ともにノースリーブや短パンはNG。レンタルもあるのでお気軽に。
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礼拝が終わったあとには別棟でスウィーツやフルーツなどがお茶とともにふるまわれ、鷹やらくだとの記念撮影、ヘナアートを手に施してもらえるという、観光名所ならではのアトラクションももりだくさん。イスラム教への理解を促したいというドバイのリーダーの想いが込められているのがよくわかります。
パンケーキの「チェバブ」、なつめやし(デーツ)、ルカイマット(丸いドーナツ)、アラビックコーヒーにチャイと、少しずつ試してみることができる。
▲ パンケーキの「チェバブ」、なつめやし(デーツ)、「ルゲイマート」(丸いドーナツ)、アラビックコーヒーにチャイと、少しずつ試してみることができる。
オールドスーク(市場)もまた、アラブ体験のひとつ。たくさんの香辛料や金を売るお店などがひしめく。せっかくのドバイだから、アラビックな体験も盛り込みたい。
▲ オールドスーク(市場)もまた、アラブ体験のひとつ。たくさんの香辛料や金を売るお店などがひしめく。せっかくのドバイだから、アラビックな体験も盛り込みたい。
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文字通り目がくらむほどのゴールドマーケット。ドバイは治安がよく、粗悪品や偽物、ぼったくりの店もなく、また、強盗などもいないのだとか。
▲ 文字通り目がくらむほどのゴールドマーケット。ドバイは治安がよく、粗悪品や偽物、ぼったくりの店もなく、また、強盗などもいないのだとか。

ジュメイラ・モスク・ツアー

住所/Jumeirah Beach Road, Jumeirah 1

ツアー実施概要/1日2回、午前10時と午後2時 ※金曜休み。各回30分前から受付開始(事前予約は不要)

所要時間/約75分間

入場料/40AED/人

HP/https://www.jumeirahmosque.ae

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よりラグジュアリーな砂漠ステイが登場

砂漠アクティビティもドバイならでは。砂漠を四輪駆動車で疾走するスリリングなサファリから、文化体験つきビュッフェディナーといったコースが一般的です。が、近年登場した「ソナラ・キャンプ」はさらに一歩進んだラグジュアリー感ある砂漠体験を提供しています。
砂漠でのんびりお酒でも飲みながらサンセットを待つ。ラグジュアリーな雰囲気のなかでお酒が飲めるデザートキャンプは少ない。
▲ 砂漠でのんびりお酒でも飲みながらサンセットを待つ。ラグジュアリーな雰囲気のなかでお酒が飲めるデザートキャンプは少ない。
オリックスなどの野生動物も生息する砂漠保護区内まではダウンタウンからクルマでわずか45分。保護区のゲートを抜けるとわりとすぐに野生動物を目撃することができ、車内がわっと沸き立ちます。ほかにトカゲなども見られますが、彼らはとても足が速くドライバーさんが「あそこにトカゲがいるよ」と言い終わる前にいなくなってしまうこともあるので、カメラは常に構えておきましょう。
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キャンプにはキャメルライドやファルコンの飛行ショーなどのアクティビティももちろんセット。シーシャだけ別料金。
▲ キャンプにはキャメルライドやファルコンの飛行ショーなどのアクティビティももちろんセット。シーシャだけ別料金。
こちらはディナーのベニュー。ビュッフェではなく、テーブルごとに食事がサーブされる。料理はエミラティ料理。もちろんお酒のオーダーも可能。
▲ こちらはディナーのベニュー。ビュッフェではなく、テーブルごとに食事がサーブされる。料理はエミラティ料理。もちろんお酒のオーダーも可能。
ソナラ・キャンプが他と一線を画すのは、映える夕陽スポットにキャンプを構え、それぞれのグループごとにテーブルが用意されていること、そしてアルコール類のオーダーが可能なこと。これ、けっこう重要です。だって砂漠に沈む夕陽という雄大な景色を最愛の彼女と眺めるのに、手にシャンパーニュを持っていないなんて⁉ ありえませんから~。
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ステージではダンスやアクロバティックなショーが。バラエティに富んだパフォーマンスで、特に火を使ったものは圧巻。
▲ ステージではダンスやアクロバティックなショーが。バラエティに富んだパフォーマンスで、特に火を使ったものは圧巻。

Sonara Camp

住所/Dubai Desert Conservation Reserve, Al Ain Road, Margham Gate
HP/https://www.nara.ae/sonara

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お洒落にいただくエミラティ料理

このところジモティに注目されているという『ガルブー』も、とってもドバイな体験です。エミラティ料理、つまりアラブ料理レストランで、地元ならどこにでもありそうですが、それがこちらは“普通”ではないのです。
なにしろシェフはルーマニア出身のイオネル・カタウ氏。英国などのミシュランスターレストランで働いていた経歴をもち、ひょんなことからこの『ガルブー』のエグゼクティブシェフにスカウトされたことをきっかけにエミラティ料理を学んだのだといいます。
アート&デザインコンサルタント会社「タシュキール」が運営するギャラリーとのコラボ。この地域一帯を文化施設にする計画があるそう。
▲ アート&デザインコンサルタント会社「タシュキール」が運営するギャラリーとのコラボ。この地域一帯を文化施設にする計画があるそう。
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今年2月に『ガルブー』がオープンしてからというもの、特に地元の人々に歓迎され人気を博していることからも、本場の味を知る人をうならせる腕前であることは明らか。ベーカリーやアイスクリームコーナーも備え朝から晩までバラエティに富んだ食事ができることもうれしいポイントでしょう。
漁師の網、魚のうろこ、砂漠の生き物などさまざまなものをモチーフとしてデザインされたインテリア。
▲ 漁師の網、魚のうろこ、砂漠の生き物などさまざまなものをモチーフとしてデザインされたインテリア。
実際のところ、地元の食材をグリルや煮込みなどシンプルに調理してあるようで、豊かにスパイスが香り食欲を刺激。アラブ料理店なのでお酒はありませんが、濃厚で味わい深く、ワインなどと合わせたくなります。
豪快なグリルプレート。極力地元の食材を使うようにしている。
▲ 豪快なグリルプレート。極力地元の食材を使うようにしている。
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家具や食器類もアーティストの手になるもので、目にも楽しくお洒落な空間なので、デートにもぴったり。デザートは中庭で焚火を囲み、星空を見ながら、なんていうのもナイスです。
近年日本でも人気のビリヤニに似た「マッチブース」もアラブ料理。スークで売られていたスパイスが使われていると「なるほどこうやって使うのか」と楽しい発見。
▲ 近年日本でも人気のビリヤニに似た「マッチブース」もアラブ料理。スークで売られていたスパイスが使われていると「なるほどこうやって使うのか」と楽しい発見。

Gerbou

住所/Street - 20, Nadd Al Sheba Rd, Nad Al Sheba 1
定休日/なし
営業時間/朝食 月曜~木曜:7:00~10:30、金曜~日曜:8:00~10:30、ランチ 毎日12:00~15:00、ディナー 毎日19:00~23:00
HP/https://www.gerbou.com

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インド料理をも制するドバイ

ドバイといえばそのマルチカルチュラルぶりは世界一といっても過言ではなく、4年前に誕生したドバイミシュランの内容もとても多彩です。地元のグルマンたちは自らの推しの店が星を獲得するのを今か今かと待ちわびているといい、このほど「ミシュランガイド2025」でモダンインド料理の『トレシンド・スタジオ』が初めて3つ星を獲得すると、ヒマンシュ・サイニ シェフのファンたちがわっと沸き立ったそう。
ちょっと隠れ家的なドアの向こうには広々とした空間が広がる。真ん中のワインセラーではワインのテイスティングなどのイベントを開催することも

▲ ちょっと隠れ家的なドアの向こうには広々とした空間が広がる。真ん中のワインセラーではワインのテイスティングなどのイベントを開催することも。

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というのも、世界のミシュランでもインド料理店で3つ星を獲得しているレストランはほかにないから。まさにセンセーションだったといえるでしょう。インド料理の質の高さは「インド以上」とガイドをしてくれたインド人のオヤジさんも絶賛していました。
プレゼンテーションにもこだわりがあり、ぱっと見にはインド料理とはわからないほどの華やかさが特徴。ワインやカクテルとも相性がいい。
▲ プレゼンテーションにもこだわりがあり、ぱっと見にはインド料理とはわからないほどの華やかさが特徴。ワインやカクテルとも相性がいい。
今回立ち寄ったのはその姉妹店の『トレシンド』。『トレシンド・スタジオ』と同じくモダンインド料理の高級店で、革新的なプレゼンテーションや洗練されたスパイス使いが特徴です。こちらもサイニシェフのセンスが光る人気レストランとあって、ひと皿の仕上げをテーブル脇で行うなどエンタテインメント性も抜群。インド料理のイメージを打ち破る楽しいディナーとなることは間違いありません。
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Tresindのエグゼクティブ・シェフ、Mr. Mohammad Zeeshan(モハマド・ジーシャン/中央)と仲間たち。「ドバイでは最高の食材が手に入る」と、革新的なインド料理を生み出せるのはドバイだからこそ、と話してくれた。

▲ Tresindのエグゼクティブ・シェフ、Mr. Mohammad Zeeshan(モハマド・ジーシャン/中央)と仲間たち。「ドバイでは最高の食材が手に入る」と、革新的なインド料理を生み出せるのはドバイだからこそ、と話してくれた。

Tresind

住所/One&Only Royal Mirage, Arabian Court, Al Sufouh Second, Dubai Marina

定休日/なし

営業時間/12:00~23:45

HP/https://tresind.com/dubai

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待望のドーチェスター・コレクションが誕生

ドバイにおけるホテルの話題と言えば、世界でも指折りのラグジュアリーホテル、ドーチェスター・コレクションが初めて中東に上陸! 昨年オープンした『ザ・ラナ、ドーチェスター・コレクション』は開業から1年足らずですがすでにWorld‘s 50 Best Hotelsで35位にランクインしています。開発著しい「マラシ・ベイマリーナ」に面しており、客室からはマリーナとバージュ・カリファを一望するという好ロケーションです。
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今をときめくデザインデュオ、ジル&ボワシエが手掛けたインテリアはレトロ&モダンが融合。窓外の景色もインテリアの一部のよう。
▲ 今をときめくデザインデュオ、ジル&ボワシエが手掛けたインテリアはレトロ&モダンが融合。窓外の景色もインテリアの一部のよう。

ドバイモールへもクルマで10分程度という至便性もさることながら、中東初の「ディオール・スパ」を擁するほか、インフィニティプールのほとりにはルーフトップバー「ハイ・ソサエティ」、セレブシェフ ジャン・アンベール氏が手掛けるモダン地中海料理「リヴィエラ・バイ・ジャン・アンベール」と、館内にも気になる施設が。

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ルーフトップバーゆえに窓ガラスなど遮るものなく夜景を楽しめる。日中はインフィニティプールから摩天楼を眺めることができる。
▲ ルーフトップバーゆえに窓ガラスなど遮るものなく夜景を楽しめる。日中はインフィニティプールから摩天楼を眺めることができる。
朝食も「リヴィエラ」で、ビュッフェではなくすべてオーダー制。フリーレンジで育てられた鶏の卵が絶品で、まずはぜひシンプルに目玉焼きで味わってみて。目玉焼きなのにごちそう感があります。フムスやフルーツなどいろいろオーダー可能ですが、どれもかなりのボリュームなので朝からお腹いっぱいになること請け合いです。
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各部屋にベランダがついているので、朝食をルームサービスにしてみた。この季節、午前中は直射日光も当たらずさわやかな気候。
▲ 各部屋にベランダがついているので、朝食をルームサービスにしてみた。この季節、午前中は直射日光も当たらずさわやかな気候。

冬場なら午前中はそれほど気温も高くならないためテラス席を選ぶのがおすすめ。なにしろ夏場は早朝でも30度越えということもあるそうですから、テラスで食事を楽しめるのは冬場の醍醐味といえるでしょう。インフィニティプールでのんびり、スパでまったり、そして夜はドレスアップしてルーフトップバーへ。滞在中、1日は外に行かずホテルの中でまったりのんびりと過ごすのもよさそうです。

Tha Lana, Dorchester Collection

住所/Marasi Drive, Business Bay
HP/https://www.dorchestercollection.com/dubai/the-lana

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