2025.05.17

旅連載あのコを誘ってセレブなバカンス♡

ミラノオヤジ（ジローラモ）が案内する！通ぶりグルメ＆ホテルツアー【グルメ編】

一生に一度は行ってみたい旅先から週末すぐに行けるスポットまで旅マスターパンツェッタ・ジローラモがアナタをナビゲートします。

CREDIT :: 写真／Tomoyuki Tsuruta　文・編集／八木千晶（LEON）

STAY&TRAVEL

ファッションの祭典、メンズファッションウィークやフィレンツェで開催されるピッティ•ウオモの視察も個人的に欠かさないジローラモ。さらに今年はなんと25年ぶりに「羽田｜ミラノ直行便」が復活しアクセスがもっと身近に！というわけで、ミラノ滞在中のジローラモが気になっている旬のミラノグルメや滞在ホテルを追っかけてみました。

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【Milano Gourmet Spot 1】

通ぶり「アペリティーボ」は……大聖堂広場を眼下に乾杯！

年末に話題になったのが、全日空のミラノ線就航のニュース！もともと2020年4月に就航を予定していたものの、コロナ禍を経て延期に。そして昨年12月に、なんと25年ぶりに再就航という、満を持しての復活を遂げたのです。

そんな日本とイタリアとの距離がまたグッと近づいたことに、おそらく一番!? 喜んでいたのがジローラモ。「ミラノは来るたびにパワーを感じる場所。特にショッピングやレストラン巡り、インテリアショップなど、散歩するだけでインスピレーションが膨らみマス。あと、美人でお洒落な女性が本当に多い！日本の女性はなぜミラネーゼのように冬もショートパンツはかない？」と疑問を呈しておりました（笑）。

そんなジローラモのミラノ滞在のテーマは、「５回目以上の通ぶりミラノステイ」。「ガレリア内にあるイタリアンもいいけれど、ボクだったら国際的な街という側面をガイドしたい！毎日イタリアンを食べるのもさすがに飽きちゃうでしょ？なので、多国籍グルメだったり、クラシックな場所やモダンなホテルで遊んだり、アぺを楽しんだり、今のミラノを巡ってみたヨ」と、彼流の通ぶりスポットを取材！ぜひミラノ旅行に行く際はお役立てくださいませ。

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やっぱりこの場所は外せません、よね！

ミラノといえばやっぱり外せないのが街を代表する教会堂、ドゥオーモ。金銀細工が施された、天に伸びる135本の尖塔と、柱や壁を飾る3500体の彫刻が特徴。108.5mの高さがある中央尖塔には、黄金のマリア像が立っています。

ネグローニを飲みながらの優越感

朝8時から夜23時まで営業しているレストラン＆バーは奥へ進むと
ミラノ大聖堂広場に面した、開放的なルーフトップのテーブル席が。
こんな風にフォトスポットとしてもオススメの一軒であります。

● テラッツァドゥオーモ 21（Terrazza Duomo 21）
TEL／+39 02 4775 5459
住所／P.zadelDuomo,21,20122MilanoMI
営業／8:00〜翌2:00 無休　
HP／www.terrazzaduomo21.it/restaurant

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■ 通ぶり「イタリアン」は……

モダン＆新鮮素材がカナメ！

とはいえ、本場の味も味わっておきたいもの！ミラノのグルメ事情はアップデイトも速い。ミラノイタリアンを味わうなら、著名シェフによる、ヒネリを利かせたモダンイタリアンがジローラモのイチオシです。

【Milano Gourmet Spot 2】

南米×日本のエッセンスも！旅するイタリアン

「ブルスケッタ」は大トロをのせて！

地中海で獲れたマグロの大トロを薄くスライスし、ブルスケッタにのせた前菜は人気メニューのひとつ。トロの脂の甘味が堪らない！とジローラモもノックアウト。

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高感度をもつシェフ＆バーテンダーによるYAPAワールド

アジア、南米、地中海で長年暮らしたシェフのマッテオ氏による、独創性に溢れたモダンガストロノミー。
特に和食に深い造詣をもち、彼が持ち込んだのは「炉端焼き（炭火）」。地中海で獲れた新鮮な魚介に絶妙な火入れを施し、サルサヴェルデを添えていただきます。左下は竹墨トルティーヤに豚肉を詰め、味噌を添えたスペシャリテ。また、料理にはバーテンダー、マティアス氏が作るレポサドベースの「YAPARRITA」など合わせてどうぞ。

中華鍋や炭火の火入れも圧巻

パッタイ、炒飯、エスカベッシュなどの料理や、野菜を勢いよく中華鍋や直火で火入れし、繊細な盛り付けをするシェフの姿は、見ているだけでワクワクします。

● ヤパ（Yapa）
TEL／+39 349 127 4217
住所／Viale Monte Nero, 34, 20135 Milano MI, イタリア
営業／19:00〜24:00 無休　
HP／https://www.ya-pa.com

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【Milano Gourmet Spot 3】

北イタリア料理を再解釈した公園内レストラン

シーンを選ばない雰囲気にリラックス

イタリア地方生産者による食材にリスペクトを置く、チェーザレ氏が腕を振るう同店。「リゾット•アッラ•ミラネーゼ」も牛の濃厚な旨味を味わえるなど、ワインが進むメニューが充実。

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▲ リゾットには牛骨髄をのせて。
▲ マスと魚卵のカルパッチョ。

▲ リゾットには牛骨髄をのせて。
▲ マスと魚卵のカルパッチョ。

鉄道車両の素材を多用した空間

ガリバルディ駅の鉄道車両基地跡地だった場所を再利用し、開業。線路の素材から家具を製作するなど、ローカルへの愛情に包まれているカジュアルで温かい空間も店の魅力です。

● ラタナ（Ratanà）
TEL／+39 02 8712 8855
住所／Via Gaetano de Castillia, 28, 20124 Milano MI
営業／12:00〜14:30、19:00〜23:00
HP／Ristorante Ratanà | Ristorante a Milano

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● Girolamo Technique

道中はこんなミラノ散歩も満喫！

郊外でセリエAリーグの試合観戦！

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イタリアの強豪サッカーチーム、アタランタをスポンサードしている「リプレイ」の招待で、ピッチそばのVIPシートで試合観戦！当日はジローラモの出身、ナポリチームとの首位争いということもあり、サポーターの熱狂ぶりに、一同驚いたのでありました。

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ナヴィリオ運河沿いで古着チェック

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かつてミラノ中心地と結ぶために作られた人工水路エリアは、ヴィンテージショップや週末蚤の市、テラスでアペリティーボが楽しめるBARが橋の両サイドにひしめき合う賑やかなストリート。レザーショップやレコードショップを物色するだけでも楽しいですよ。

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■ 通ぶり「多国籍グルメ」は……

旅中のマンネリを刺激します

「毎回行くたびにイタリアンは飽きるでしょ！とっておきのお店に連れて行きマス！」とスタッフを誘ったのは、南米、バングラディシュ、韓国!? 戸惑いつつも、ミラノの食文化は東京を凌ぐレベルの高さに驚きました。

【Milano Gourmet Spot 4】

アルゼンチン肉料理は赤ワインが進みすぎて危険デス（笑）

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前菜を頼みすぎると大変なことになるかも!?

ラテン音楽が流れる活気のあるコチラは、ガッツリ肉を食べたい！日にイチオシ。アメリカ、オーストラリア、ウルグアイ、ドイツ、スペインなどの産地から選りすぐりの牛の熟成生ハムから炭火グリルをはじめ、あの手この手で楽しませてくれます。丁寧な下処理をしているため塊肉もとっても柔らか。ボトルワインも忘れずに。

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外はギラギラ、中はムーディー

ミラノに３店舗、イビサにも店を置く人気レストランで、LEON編集部にもファン多数！メニューのボリュームもかなりあるので十分にお腹を空かせていくのをオススメいたします。

● エルカルニセロスパルタコ（El Carnicero Spartaco）
TEL／+39 02 5401 9816
住所／Via Spartaco, 31, 20151 Milano MI
営業／19:00〜24:00 日12:00〜14:30、19:00〜24:00　無休
HP／www.elcarnicero.com/en

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【Milano Gourmet Spot 5】

買えるLEONバイヤー渡辺も大感動のカレーを発掘

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▲ 辛すぎず素材の味が濃いんです。

▲ 辛すぎず素材の味が濃いんです。

インドの北地方と東地方のカレーをバングラデシュ出身のシェフふたりが、イタリアの食材を使い、作り置きせずオーダー時に作るカレーはスパイスの香りもフレッシュで、疲れた胃腸にも染み渡る美味さ。カレーマニアの編集部員、渡辺がその味に大感動していました。

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ディープな外観ですが感動ナンバーワンだった!?

● インディアンフュージョンフード（Indian Fusion Food）
TEL／+39 02 9167 5265
住所／Bastioni di Porta Volta, 13, 20121 Milano MI,
営業／12:00〜15:30、19:00〜23:30

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● Girolamo Technique

韓国料理もレベル高し

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業界人の口コミで知った話題のコリアンレストランも大アタリ！モダンで清潔感ある店内では甘辛いコチュジャンをたっぷり使ったトッポギやビビンバ、マンドゥやポッサムなどカジュアルにいただけます。お洒落なゲストが多い。

● Dream Korean Restaurant
TEL／+39 02 3669 7986
住所／Piazza Otto Novembre,3 Milan, 20129　
営業／水〜日12:00〜14:00、19:00〜22:00（火19:00〜22:00）月休

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MMFW中に夜はスーツに着替えていざ！

あのブランド主催のディナーパーティーに潜入！

訪れた時期はメンズファッションウィークとあって、夜の街もファッション関係者で華やかなミラノ。ジローラモはというと、あのLEON愛用ブランド「ラルディーニ」が初開催したディナーパーティーにゲストとしてお邪魔してきました！

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名曲「A Love Supreme」とともに、至上の愛に満ちた夜会でした

時代を超えたエレガンスを追求し続けているラルディーニのプレゼンテーションでは、セレクトショップ「ANTONIOLI」が手掛ける「SOGNI MILANO」にて、終始サックスやジャジーな音に包まれながら、アンドレア氏やルイージ氏をはじめとする創業ファミリーと国内外から集結したゲストがファッションへの愛を夢を語りあったのでした。