2019.08.04
奥飛騨で日本情緒を再認識。原風景に現代的インフラも調った「いま風の日本の宿」
周囲を山と深い緑に囲まれた奥飛騨の福地温泉。この地にある「湯元 長座」は古民家を改築した宿で、秘湯と囲炉裏が2大特徴。囲炉裏はロビーや食事処、客室にもある。約7000坪の敷地にわずか27室でシッポリと落ち着け、夏も涼しいので避暑にも最高ですよ。
- CREDIT :
文/福田 豊
しかも、「湯元 長座」。いま、あなたがイメージしているであろう予想を遥かに超えた宿なのですよ。
建物、自然、温泉……。ああ日本の旅館っていいなぁの風情があちこちに
このため敷地が広く、門から玄関までのアプローチがたっぷりととられていて、宿に入ればもう別世界。世事を忘れてしまいそうな静かさなのです。
▲門から玄関までのアプローチには、あふれるほどの緑。静かなこの通路を行くだけで心癒される。
同通路の秋の風景。紅葉が古民家にしっくりマッチ。
同通路の雪深い冬の風景。四季折々の素晴らしい自然が堪能できるのも、この宿の魅力。
約7000坪の広々とした敷地には、自然がいっぱい。写真のビアテラス「想郷台」をはじめとして、居心地のいい休憩所がいたるところにある。
▲門から玄関までのアプローチには、あふれるほどの緑。静かなこの通路を行くだけで心癒される。
同通路の秋の風景。紅葉が古民家にしっくりマッチ。
同通路の雪深い冬の風景。四季折々の素晴らしい自然が堪能できるのも、この宿の魅力。
約7000坪の広々とした敷地には、自然がいっぱい。写真のビアテラス「想郷台」をはじめとして、居心地のいい休憩所がいたるところにある。
施設内は広く、客室はわずか27室で、心から落ち着ける。客室ももちろん純和風で、柱も梁も太くどっしりとした重厚感。天井が高いのも贅沢な感じ。
▲客室「桐の家」は、古民家を再生した離れ。囲炉裏端で語り合えば、なんともしっとりした雰囲気に。
離れ客室の「桐の家」は、限定5室。福地山に隣接したお部屋なので、室内からも自然が愛でられるのが魅力。
客室「山桜」は、囲炉裏と桧内風呂付き特別室。
ネットルームも完備。急ぎの仕事は、こちらでチャチャっと。
▲客室「桐の家」は、古民家を再生した離れ。囲炉裏端で語り合えば、なんともしっとりした雰囲気に。
離れ客室の「桐の家」は、限定5室。福地山に隣接したお部屋なので、室内からも自然が愛でられるのが魅力。
客室「山桜」は、囲炉裏と桧内風呂付き特別室。
ネットルームも完備。急ぎの仕事は、こちらでチャチャっと。
温泉も想像以上の素晴らしさ。自家源泉3本に共同源泉1本を持ち、豊富な湯量を活かした丸太造りの大浴場に、大きな露天風呂、親密に愉しめる貸し切り風呂が3つ。また国道を挟んだ向かいの別敷地にも露天があって、これがちょっと他にない味わい。細い砂道を歩いて行った先は、ざっかけない共同浴場のような雰囲気ですが、脱衣所を出ると目の前を豪快に川が流れ、四季折々の草花がそよぐ、という野趣溢れるもの。なんと、夏にはホタルも舞うのだそう。
▲豊富な湯量が自慢の温泉が素晴らしい。写真は、天然の巨石を使用した女性用露天風呂。
「かわらの湯」は、玄関を出て自然の中を少し散歩しながら行くとたどり着く、森の中の河原のそばにある露天風呂。
地場の山から切り出した丸太造りの内湯。写真は女性用。
こちらは雪景色の中の男性用露天風呂。風情たっぷり。
館内には無料で楽しめる貸し切り風呂も3つ。それぞれの空間に檜風呂と露天風呂がある。
▲豊富な湯量が自慢の温泉が素晴らしい。写真は、天然の巨石を使用した女性用露天風呂。
「かわらの湯」は、玄関を出て自然の中を少し散歩しながら行くとたどり着く、森の中の河原のそばにある露天風呂。
地場の山から切り出した丸太造りの内湯。写真は女性用。
こちらは雪景色の中の男性用露天風呂。風情たっぷり。
館内には無料で楽しめる貸し切り風呂も3つ。それぞれの空間に檜風呂と露天風呂がある。
山菜に川魚、特撰の飛騨牛に日本酒、甲州ワイン…地の味覚が最高に美味
と、この宿、何から何まで、日本の旅館の原風景といった風情ばかり。ああ日本の旅館っていいなぁ、としみじみ思ってしまう……。
つまり「湯元 長座」は、いうなれば「いま風の日本の宿」。なので、ぜひ、一度。きっといまどきの彼女も大満足しますよ。
◆ Yumoto Choza 湯元 長座
住所/岐阜県高山市奥飛騨温泉郷福地786
アクセス/中央自動車道、松本I.C.〜国道158号〜国道471号
URL/http://cyouza.com
ご予約・お問い合わせ/0578-89-0099
●料金/1万9000円〜(2食付き/税別)