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2021.10.28

トリンドル玲奈「10代の頃はツンデレ。いまは可愛らしさと愛嬌のある女性になりたい」

コロナ禍によって人と人とのリアルな繋がりが大きく毀損され、コミュニケーションは大きな危機を迎えています。でも、こんな時だからこそ、我々オトナはいい笑顔を忘れてはならない。そんな思いを込めて皆で笑顔について考える特集です。今回はモデルや女優として大活躍のトリンドル玲奈さんに話を伺いました。

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文/相川由美 写真/内田裕介 スタイリスト/小松千鶴 撮影協力/Enjin

抜群の美貌とスタイルに加え、語学も堪能で最近はテレビでコメンテーターもこなすなど、知性・教養まで兼ね備えた、まさに近寄りがたい存在のトリンドル玲奈さん。その柔らかな笑顔に癒される男性諸氏も多いと思いますが、10代の頃はクールなイメージであまり笑顔が得意ではなかったと言います。芸能界デビューして、改めて笑顔の大切さを知ったというトリンドルさんに笑顔の履歴を伺いました。

お仕事を始めた時は、「笑うのってこんなに難しいんだ」と思った

── トリンドルさんというと必ず素敵な笑顔が思い浮かびますが、普段から笑顔を心がけられていますか?

トリンドル玲奈さん(以下トリンドル) そう言っていただけると、うれしいです。笑顔を心がけるというよりは、29歳の今は、自ら笑顔になれるようなことをしたり、笑顔になれる人と一緒にいようとか、無意識にそういう状況を作っている気がします。

── モデルや演技の仕事でも「笑ってください」と言われる場面が多かったのでは?

トリンドル そうですね。でも、18歳ぐらいでお仕事を始めた時は、「笑うのってこんなに難しいんだ」と思ったんです。テレビに出るとワイプで抜かれるから、マネジャーさんに「常に口角を上げておきなさい」と言われて、頑張って力の入った笑顔を作っていました(笑)。でも、それだと気持ちがついていってないので、不自然ですよね。「もっとナチュラルにできたほうがいいな」と思って。母親や憧れの先輩方を見て、明るくて愛嬌があるほうが素敵だなと、段々学んでいった感じです。

── 少しずつ笑顔が増えて行った?

トリンドル はい。20歳、25歳、これから30歳と歳を重ねるにつれて、いい意味で人間関係が狭まってきて、その結果、自分の周りの仲のいい人というのが「笑顔になれる人」ばかりだな、と。そうやって楽しくしていると、新しくお仕事をさせていただくかたも、自然とそういう人を引きつけられるようになっている気がします。
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オーストリア時代はカッコいい女性に憧れていた

── 幼いころは笑顔の多い子どもでしたか?

トリンドル いえ、どちらかと言うとツンツンしていました(笑)。恥ずかしがり屋な面もあったと思いますが、学校でもツンデレでした。それこそ、好きな男の子にはわざと関心がない風を装ってみたり。仲がいい女の子の友だちの前でも、カッコよく見せたい、と思っていましたね。

── それは、育った環境が大きいですか?

トリンドル そうですね。私は小学5年生までは日本で暮らして、そのあとは高校1年までオーストリアのウィーンに住んでいたんですが、向こうって日本ほどには「女性は愛嬌」みたいなものが重要視されていなくて。それよりもカッコいいとか、自立しているとか、そっちのほうが素敵だという感覚なんです。

だから、日本にいた幼い時は、自分でも笑顔のほうがかわいいという認識がありましたけど、向こうに行ってからは、ちょっとキリッとした顔をしていたと思います。

あとは、日本語とドイツ語の違いもあると思うんです。ドイツ語ってちょっと堅めの言葉で、しっかりしていてカッコいい感じ。日本語は、ひらがな3文字、4文字とか、すごくかわいらしい表現がいっぱいあるので、その違いは絶対あると思います。

── 言語の違いで人間性が変わるというのはおもしろいですね。

トリンドル 文化的にも、オーストリアには日本みたいなアイドル文化はないんです。今思い出すと、憧れていた芸能人もカッコいい女性が多かった。でも日本に住んでいた時は、モーニング娘。が大好きでした。
── では、帰国して高校2年生でスカウトされて芸能界に入られた頃は?

トリンドル その時もまだツンツンしていましたね(笑)。日本はどちらかというと、恥ずかしがって一歩下がってる女の子のほうが可愛げがあってモテるじゃないですか。でも、私の場合は、愛嬌というよりクールな感じというか。

さっき、テレビのワイプの話をしましたけど、最初のころに、ある番組でワイプで抜かれている時に、私、ずっとムスッとしていたらしくて、それですごく怒られたのを覚えてます。その時にハッとして。確かに、見ている人は誰もいい気持ちにはならないなと思って、それからちょっとずつ、ニコニコしようと思うようになりましたね。
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つらいことの後には楽しいことがあるから、落ち込んでいたらもったいない

── 今はどんなことで日々、笑顔になりますか?

トリンドル やっぱり親しい人と会う時ですね。家族や友人、お仕事で会うスタッフさんも、私のまわりにいる人たちはみんな笑顔になれる人ばかりなんです。そういう人間関係に自然となってきた感覚があって。人といたり、猫を見ていたり、誰かと関わることで自然と笑顔が生まれるようになっていますね。

そういえば、猫って目をつぶるのがニコッという合図なんですってね。だから、私、猫に向かっても、よくそれをやっているんです(笑)。そうすると、猫のほうも目を閉じたりするのでかわいいです。

あと、私、お笑いが大好きなんです。Youtubeとか動画配信サービスが普及して、すごく見るようになりました。お気に入りのシーンとかをiPhoneの動画で撮って、疲れた時に見たりしてます。

── いろんなことをおもしろがる、日々の中に楽しいことを見つけるのが得意なんですね。

トリンドル 身近にいる母やスタイリストさんもそうですけど、はたから見ると「そんなことで笑う?」みたいなことでも、笑い合って楽しくしている感じはありますね。
── それがハッピーに生きる知恵という感じがします。

トリンドル 確かに友人とかも、イヤなことがあったり、失敗しても、それを悲しむよりも笑いに変えて、いつのまにか明るくなってることがよくあります。だから、何日もかけてすごく落ち込むということはないんです。

あとは、イヤなことがあったあとは、いいことがあると思っているのかも。20代の前半のころには、初めてのイヤな経験もたくさんしたんですけど、そのあとに楽しいことがあったので、その経験からも落ち込んでいる時間がもったいないなって。

── 特に芸能界は、素晴らしい経験と同時に大変なこともありますよね。

トリンドル そうですね。常に見られていたりとか、そういうのはほかの仕事と違うな、と思います。ただ、SNSが普及してインスタとかでファンのかたからのコメントを見ると、ふとした時に「こんな落ち込んでる姿を見せられないな」と思うし、応援してくれるかたの気持ちが力になったりします。たくさんのかたに支えられていることを実感すれば、むしろありがたい仕事だな、と思います。
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ちょっと影のある暗い人を笑わせてあげたい

── 読者の中にもトリンドルさんのファンは多いと思いますが、男性に関しては、どんな笑顔が素敵だと思いますか?

トリンドル 常にニコニコしている男性も一緒にいてすごく安心するな、と思うんですけど、「この人、真面目だから思いつめちゃうんだろうな」というタイプの人が、大爆笑してる姿にすごくキュンとするんです(笑)。私が明るい人間なので、ちょっと影のある暗い人を笑わせてあげたいと思ってるのかも(笑)。そういう瞬間が見られるとすごくうれしいですね。
── 癒す側の存在ということでしょうか?

トリンドル 今の私は、女性はかわいらしく愛嬌があるべきだと思っていて。男の人は必ずしも明るいばかりじゃなくても、そういう女性がとなりにいて優しく和らげることができたら、それがいいのかな、と思うんです。

それは、自分の両親を見てそう思っているのかもしれないですね。父は真面目でちょっと理論的な人ですけど、そのぶん母の明るい可愛いらしさが引き立つ時があるんです。お母さんに突っ込まれてお父さんが笑っちゃっていたり、いいバランスだなって思います。
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自分の意見をしっかり述べることも大人としてすごく大事

── 来年の1月には30歳になられますが、これからの人生を笑顔で生きていくうえで大切にしたいことは何ですか?

トリンドル 人生って、日々の中でいろんな選択をしていくじゃないですか。その選び方として、自分がこの道を選んだら楽しくいられるだろうなという歩み方ができたらいいですね。それも「これをしたら何年後かは楽しく過ごせるんじゃないか」とか、あまり深く考えすぎずに、その時々の自分の直感を大事にしたいと思っています。

努力の仕方っていろいろあると思うんですけど、頑張ってモチベーションを上げるのはすごく難しいなと思って。本来、夢に向かって頑張るのって楽しいはずなのに、つらい努力をするのは違うな、と思い始めて。だから、やっぱり楽しいことを見つけてあとは突き進むことなのかなと思います。

── 11月26日から新しく始まる番組『ROUTINE』(TOKYO MX)では、初のMCを担当されますが、新たな挑戦をされることにはどんな思いがありますか?

トリンドル 最初にお話をいただいた時は、私にできるかなという不安のほうが大きかったんです。でも今は、これまでとは違う雰囲気の中で仕事ができるのがすごく楽しいですね。私自身、新しいことを学んだり、教えてもらったりすることが好きなので、『ひるおび』などのコメンテーターの仕事もそうですが、みなさんの意見を聞きながら、自分の意見を言ったりする、その雰囲気が好きですね。

今回もMCという立ち位置ですけど、いろんな企業の社長さんにお会いして、教えていただくのがとてもおもしろいです。
▲ ワンピース5万9000円/IN-PROCESS Tokyo(SUSU PRESS)
── トリンドルさん自身も、社会のことに目が向いていて、自分の意見を述べることに意義を感じているんですか?

トリンドル そうですね。自分も大学に行きましたけど、そのあとずっと芸能界にしかいないので、今回こういう機会をいただけて、こんなこともあるんだ、こういう人もいるんだと詳しく知れることは、すごくありがたいと思いますし、いい刺激になっています。

お仕事とはいえ、人生における勉強をさせてもらっている感じです。自分の意見をしっかり述べることも大人としてすごく大事だなって。自分がいつかは母親になった時に、子どもにもそういうことがきちんと伝えられる親でありたいです。って、結婚もしていないのに、そんなこと思ってます(笑)。

●トリンドル玲奈(とりんどる・れいな)

1992年1月23日、オーストリア・ウィーン生まれ。167 cm。慶應義塾大学環境情報学部卒業。国際基督教大学高等学校在籍時の高校2年の時にスカウトされて、雑誌『JJ』や『ViVi』のモデルに。2012年7月、TBS系ドラマ『黒の女教師』で女優としてデビュー。2015年には園子温監督のホラー映画『リアル鬼ごっこ』に主演するなど、女優としても活躍の幅を広げている。2019年2月から『with』のモデルに。現在『ひるおび!』(TBS系)月曜コメンテーター。11月26日から始まる『ROUTINE』(TOKYO MX)では、初のMCを務める。
HP/トリンドル玲奈オフィシャルサイト (reina-triendl.jp)
Instagram/トリンドル玲奈 / Reina Triendl(@toritori0123) 

■お問い合わせ

SUSU PRESS 03-6821-7739

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