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2018.01.02

雪山へのドライブで聴きたい15曲 by デザイナー相澤陽介

ホワイトマウンテニアリングのデザイナー相澤陽介氏が、クリエイティブの源泉にしているという、秘蔵のドライブ用プレイリストを大公開!

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取材・文/長谷川茂雄 写真/伊藤圭 special thanks/Apple Music

自身のブランドはもちろん、様々なブランドのディレクションに携わり、世界レベルで活躍する相澤氏。毎シーズン、ショーまで演出する相澤氏にとって、音楽のセレクトは恒例行事。

また、自らの気分を反映した曲を聴きながらのドライブは、「クリエイションやイメージを増幅させる大切な時間」といいます。

だから、ドライブ用のプレイリストは、そのときのクリエイションに合わせて選曲される、とても大事なモノ。
今回紹介して貰うのは、まさに今のお気に入りがつまった言わば相澤さんにとってのインスピレーションの発火剤ともいえる、重要なプレイリストです。

「ファンクの要素が詰まったエレクトロニカが車内で心地よい」

「車は好きでよく運転します。一人でも家族と一緒でも。ただ、ロングドライブといえば、スノーボードが好きなので、雪山に出かけるときが圧倒的に多いかも知れません。片道3時間ぐらいは、平気で運転しますよ。そういうときは、自分の作ったプレイリストをずっと聴いているんです」

常にモノづくりに没頭している氏にとって、ドライブは息抜きの時間。ですが、一人で運転していると、自然に新しいアイデアやイメージが浮かんできてしまい、結局、気がつくとドライブもまたクリエイションの場になっているそう。

「なかなか一人になれる時間はありませんから、ドライブはまさにそういう時間です。今、レクサスに乗っていますが、マーク・レビンソンのオーディオシステムを積んでいるので、音に臨場感があってとても満足しています。車内はタイトな空間なので、音が隅々までしっかりと聞こえるんですよね。例えば、小さなリフや、低音もしっかりと感じられるんです。そんな音のディテールから、新しいイメージが浮かんでくることもよくあります」

ファッションの世界では半年に一度はショーがある。だから、そこで流す音楽をイメージするためにプレイリストを作ることは、相澤氏のルーティーンになっているそう。
ちなみに、今回挙げてもらったプレイリストでは新しめのエレクトロニカが多い印象。ですが、ご本人はそこはポイントではないといいます。

「ここに上げた曲は一般的にはエレクトロニカに分類されるんですけど、僕はその部分よりも、歌モノとしていいな、と思って聴いています。最近のエレクトロニカといわれている曲も、その電子的な部分をハズしてみると、R&Bだったり、80年代前後のファンクの要素が詰まったものが結構あるんです」

そんな曲の核心部分に惹かれるという相澤氏。機能性にこだわる氏のクリエイションを知っていると、頷けます。
ちなみに、このプレイリストは今年の6月、パリとピッティでのショーのクリエイションのために作ったリストなのだそう。

「エレクトロニカ的な音でも、僕より上の世代もきっと共感して貰えるようなグルーヴの曲を選んでいます。だから、今っぽく聞こえるかもしれないですが、ある意味温故知新といえる曲が並んでいると思います。そして、その感じは自分のモノ作りのスタイルともフィットするんです。だから、聴いていてすごく気持ちがいい。もちろんロングドライブのときも欠かせません」



本人が解説するプレイリストのキー曲とは!

「Blood On Me」Sampha
「これはまさにファンクの要素を感じるエレクトロです。'80年代が青春だった人にもフィットすると思います。サンファはまだまだ若いんですけど、自分のルーツと今のムードを合わせることに長けたアーティストの一人だと思います」
「SK1N」Huntar
「ちょっと艶っぽい歌物です。映画が観られるバーで一人で飲んでいるときに、サントラで入っていそうな曲(笑)。それでいてちゃんとリズムもあるところも好きです」
「We Ain't Feeling Time」FKJ
「実は、ピッティでハンティングワールドのショーを発表するときに使いたかった曲です。古臭くさせずに大人に向けていくというのは、とても難しい作業ですけど、この曲のリズムや歌の入れ方は、自分が求めている“大人”をイメージさせるんです。懐メロではないのにフィレンツェのショーにフィットする、そう感じた一曲です」

ドライブに連れ出すお気に入りのアルバムはコレ

「Ma Fleur」The Cinematic Orchestra
 「これは、ショーをイメージしたプレイリストとは関係なく、10年ぐらいずっと聴いているアルバムです。ドライブのときは、1曲目のTo Build a Homeを歌いながら運転してます」

●相澤陽介(あいざわ・ようすけ)

1977年生まれ。多摩美術大学染織デザイン学科卒業。コム・デ・ギャルソンを経て2006年に「ホワイトマウンテニアリング」を設立。同ブランドのコレクションを筆頭に、これまで「モンクレール W」、「バブアー ビーコン ヘリテージ レンジ」、「バートン サーティーン」、「アディダス オリジナルス バイ ホワイトマウンテニアリング」等のデザインを手掛ける。今年6月の“ピッティ・イマージネ・ウォモ”では、「ハンティング・ワールド」のディレクターに就任し、フルコレクションを発表。

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