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2021.02.14

【第39回】

カトパン似美人「最初の彼氏は9歳年上、暴走族の元総長、バツイチ子持ちでした」

美人とは「美」という高スペックを備えたスーパーカーのような存在。その“スーパーぶり”に男は憧れるわけですが、果たしてそのスペックは彼女に何をもたらすのか? 「ワイングラスのむこう側」(cakes)で人気の林伸次さんが、世の美人たちの隠された恋愛事情に迫ってみる連載です。

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取材/林伸次 写真・構成/木村千鶴

「ワイングラスの向こう側」(cakes)でおなじみ、奥渋谷のバー「BAR BOSSA」(バール・ボッサ)のマスターにして作家の林伸次さんが、バーテン仕込みの絶妙な話術でさまざまな美人さんの本音を聞き出す連載です。

テーマは今どきの美女たちの”悩める恋愛事情”。美人が出会った最低男を裏テーマに、彼女たちの恋愛体験(主に失敗)談と本音の恋愛観に迫ります。

第39回目のゲストは、ウェブコンテンツ制作会社勤務の綾子さん(27歳)です。

私とアドレス交換するために、男子の列ができました(笑)

── ようこそいらっしゃいました、林です。今日はよろしくお願いします。

「こちらこそよろしくお願いします」

── 早速ですが、ここでは匿名で話していただくことになっているので、ニックネームをつけなきゃいけないんです。有名人などで誰かに似てるって言われませんか。

「えっと、アナウンサーの……」

── あ、カトパン? 加藤綾子さんに似てますね。では、今日は綾子さんと呼ばせてもらいます。

「なんか恥ずかしいですね。でもうれしいです」

── 綾子さんはとても可愛らしい雰囲気がありますね。子供の頃から周囲に「可愛い可愛い」って言われて育ったんじゃないですか。

「いえ、お姉ちゃんには『あなたはそこそこだよ』ってよく言われてました(笑)。たぶん調子に乗らせないように、勘違いしないように、という思いから言っていたんでしょうけど、そのせいもあって今でも自尊心は低めです」

── これね、よくある話なんです。親や姉妹が「この子が調子に乗らないように”自分は可愛くない”って思い込ませておこう」って呪いをかけるようなことを言うんです。

「あ〜、そうなんですか。なので人に容姿を褒められても『いえ、そこそこだから……』って思っちゃってたんですよ」

── まあ、そうは言ってもモテたでしょう?

「そうですね、私は高校生の時に転校したんですけど、あの頃は本当にモテてびっくりしました(笑)。1年間で100人くらいからアドレスを聞かれたんですよ」

── ええ〜〜!

「転校して早々、私とアドレス交換するための列ができちゃって。なんか握手会みたいでした(笑)」

── 凄い。そんなモテ方した人はそうそういませんよ。
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「私もびっくりです。その時は並んでくれているのに断るとさすがに気まずくなるので、全員と連絡先を交換したんですけど、好きな人がいたのでそれ以降の人はお断りしました」

── あ、好きな人がいると、アドレス交換も躊躇するんですね。真面目だなあ。でもそれだけモテちゃって女子から嫌われたりしませんでした?

「嫌われました(笑)!」

── あ〜、やっぱり妬まれちゃうんですよね。

「そう思ったので、男子にキャッキャいかないようにしていたんです。でも、どうやらそれが逆に気に障ったみたいで、女子から無視されるようになりました」

── 怖い〜、女の子って本当によくわからない〜。

「ある日、男子に公開で呼び出されて告白された時には本当にヤバいなって思いましたね。自分が好きだったら良いですけど、なんの興味もない人から告白されてもうれしくないじゃないですか。しかも、それをきっかけに嫌われるっていうのが腑に落ちないというか」

── それはそうですよね。

「しかも男子にも嫌われましたもん」

── あ、断っちゃうから?

「たぶん。なんかすれ違いざまに『お前そんなに可愛くね〜から』って言われたこともありました(笑)」

── うわあ……それはあからさまな逆恨みですね。大変だ。

「でも一方で、ファンみたいになってくれる子もいて。知らない人が声をかけてくれたりとか、休み時間に見に来たりとかね、両極端ですよ。だから友達がいなかったですもん」
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彼の影のある部分に魅力を感じたんだと思います

── そういうのって彼氏ができるとなくなるって聞きますけど、その好きな人は学校の中の人ではなかったんですか。

「バイト先の店長さんです。9歳上の人」

── やっぱり校外の人なんですね。でもその人大丈夫なんですか?  飲食店の店長には、アルバイトの高校生に手を出す悪いヤツがいるってよく聞く話ですけど。

「あ、そういう感じではないんです。私から好きになって告白したら、『さすがに若すぎるから18歳になったらちゃんと付き合おう』って」

── ほう〜、彼も結構真面目なんですね。どんなところが好きだったんですか。

「う〜ん、年上がカッコよく見えちゃう年頃だったのかな。ちょっと影のある人だったので、それも魅力に感じたんだと思います。その当時、私の家庭環境が良くなくて、ちょっと居場所を求めてたというか、彼のことを考えていると家のことを忘れられるんですね。彼も気にかけてくれるし」

── あ〜、それじゃとっても優しくていい人だったんですね。

「い〜え! ダメな人(笑)」

── えっ!? そうなんですか? それは一体どのように……。

「好きになった当初は知らなかったんですけど、彼は地元の暴走族の初代総長で(笑)、ヤンチャだったんです。しかもアルコール依存症で、バツイチ子持ちでした」

── えええっ! それ後から知ったんですか!?

「そう! 後から(笑)」

── ええ〜あ〜……、それはちょっと高校生には荷が重すぎる。
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「彼は親が厳しすぎて、愛情をきちんと受けずに育った人なんです。自己愛が強いというか、俺のこと好きだったらこれくらいできるだろって」

── こじらせてるんだ。

「はい、ちょっとモラハラな部分もありました。それで、ある日突然連絡が取れなくなっちゃったんですよ。気になって職場に行ったら、逮捕されてまして」

── えええええ〜(笑)。

「新聞に出るような傷害事件で捕まってました。不安だったので警察署まで行ったら、刑事さんも怖い人で、どういう関係かって問い詰められたんですね。だから、『前のバイト先の店長なんですけど、新聞を見て気になって来ました』って言ったんです」

── 凄い、なんかちゃんとしてる。

「そうじゃないと教えてもらえないと思って。結局執行猶予付きで保釈されたんですけど、酒癖の悪さは治りませんでした。夜中に酔っ払って電話してきてね、路上で植木鉢とか壊しちゃってるんですよ。すごく怖かったけど、迎えに行って彼のマンションまで連れて帰るようなことが何度もありました」

── いや〜、壮絶ですね。彼の家に送って、なんかされたりしなかったんですか。

「あ、そういう関係ではなかったです、キスまでしかしてない」

── へえ〜! 彼なりにそこは守ってるんだ。じゃあ本当に18歳まではデートしかせずに。

「そう、セックスはせず、でもそういう電話とか夜中の呼び出しとかは頻繁で」

── それ、やめようと思わなかったんですか。

「なんというか、振り回されてると忘れられるんですよ、いろんなこと。学校も両極端だし、家での状況もよくなかったし、全部忘れられるのが彼といる時だけだった」

── 本当に大変でしたね。彼とは約束通りに18歳で付き合ったんですか?

「『18歳の誕生日にまだお互いに好きだったらここで会おう』、ってなんかロマンチックな約束をしてたんです。でもその前に大喧嘩をして離れている期間があって。彼は来なかったし、私は行きましたけど、待たずに帰りました。それはそれでかまわなかった」

── そうだったんですか。でも関係が切れて良かったと思います。

その後のモテ人生はいかに? 続きは、こちら

■ bar bossa(バール ボッサ)

ワインを中心に手料理のおいしいおつまみや季節のチーズなどを取り揃えたバー。 BGMは静かなボサノヴァ。
住所/東京都渋谷区宇田川町 41-23 第2大久保ビル1F
営業時間 / 月~土 19:00~24:00
定休日 / 日・祝
問い合わせ/TEL 03-5458-4185

● 林 伸次(はやし・しんじ)

1969年徳島県生まれ。早稲田大学中退。レコード屋、ブラジル料理屋、バー勤務を経て、1997年渋谷に「bar bossa」をオープン。2001年、ネット上でBOSSA RECORDSを開業。選曲CD、CD ライナー執筆等多数。cakesで連載中のエッセー「ワイングラスのむこう側」が大人気となりバーのマスターと作家の二足のわらじ生活に。最新刊「なぜ、あの飲食店にお客が集まるのか」(旭屋出版)は、林さんが「このお店はすごい! 」と感じた飲食店のオーナーに自らインタビュー取材。繁盛店の秘密に迫ったドラマティックなビジネス書です。

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