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2020.06.26

EXILE・黒木啓司の「グルメ」と「カッコいい身体」を両立させる方法とは?

「EXILE」や「EXILETHE SECOND」で華麗なパフォーマンスを披露する一方で美食家としても知られる黒木啓司さん。今年40歳を迎えた大人の男として、どんな食生活・体調維持を心がけているのでしょう。

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文/江藤詩文

「EXILE」および「EXILE THE SECOND」のパフォーマーとして、華やかなエンタテインメントの舞台で活躍する黒木啓司さん。EXILEのステージといえば、鍛え抜かれたボディで繰り広げる、キレのあるダンスが魅力です。

そのクオリティを支える「レモンサワー」や「鳥ささみ」といったEXILE的フードアイコンも都市伝説のように語られていて、メンバーはさぞストイックな生活をしているだろうというイメージ。

ところが黒木さんは、フレンチやイタリアンのファインダイニングから鮨、割烹、ラーメンまで、実によく食べ歩いています。それもテレビ番組のロケのような、カメラの前でだけメニューをひと口、ふた口味わうのではなく、プライベートな時間に自身で予約を入れ、コース料理もしっかり味わうそう。

世界的に高名な、日本を代表するシェフたちとも親交が深く、3月に開催された“レストラン界のアカデミー賞”と称される世界的レストランランキング「アジアのベストレストラン50」のアワードにも招待され、受賞したシェフを祝福するために会場を訪れました。
▲2020年版「アジアのベストレストラン50」アワード会場にて受賞シェフたちと共に記念撮影に応じた黒木さん。右から東京・外苑前「Florilege」川手寛康さん(7位)、大阪「La Cime」高田裕介さん(10位)、黒木さん、福岡「La Maison de la Nature Goh」福山剛さん(40位)

「EXILE」にならなかったら今ごろは料理人!?

実は黒木さんは、少年時代から食べることが大好きで、小学生の頃にはもう、キッチンに立ち始めていたそう。

「僕は少年時代を宮崎県と大分県で過ごしました。九州は食材に恵まれたところ。海が近くて魚はおいしいし、宮崎牛やブランド地鶏をはじめ肉もいい。温暖な気候のおかげで、一年中いろいろな野菜やフルーツも楽しめます。そんな環境で育ちましたから、自然と食べることが好きになりました」

将来の夢はプロ野球選手。そのために目指すのは甲子園。野球に明け暮れた食べ盛りの少年時代は、いつでもお腹がすいていたとか。小学校低学年で初めて包丁を握り、りんごの皮をむくなどフルーツを切ることから始めて、3、4年生ではチャーハンや焼きそばといった炒めものも自分で作っていたそうです。

「高校時代には手に職をつけようと思って調理科に進み、調理師免許も取得しました。その後ダンスに出合って、そちらに夢中になってしまいましたが、もしEXILEのメンバーに選ばれていなかったら、料理人として地元で働いていたかもしれません」と笑います。

結局、料理人にはなりませんでしたが、高校時代に食品と調理技術の基礎をしっかり学んだことが、現在の生活と活動に繋がっています。
▲黒木さんは調理師免許を持っているだけあって自炊ライフもお手のもの。「九州の食材は質が高いので、たまにはオリジナルのアレンジレシピを楽しむこともあるけれど、基本的には素材の持ち味を生かしたシンプルな調理を心がけています」
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若いころとは違う大人のオトコのBODYメンテ

これまで培った食への知識と調理技術を生かして、自粛期間中は食材を取り寄せて自分で調理するなど、積極的に自炊ライフを楽しんだそうです。

「牛肉の赤身のステーキや鶏肉は身体をつくるのに大切なタンパク質が多く含まれているので、これを“男の料理”らしくあまり手を加えすぎず、シンプルに焼き上げて塩胡椒で食べることが多いですね」

そして朝食をとる前、モーニングルーティンにしているのが、空腹時の運動。

「特に誰かに教わったり、理論に基づいたりしているわけではないのですが、経験上、空腹時に運動するのが自分の身体には合っていると感じています。運動といっても、そんなにハードなことはしません。天気や気分に合わせて40分ほど軽くランニングをするか、動画でも見ながら、自宅に置いてあるエアロバイクに30分から1時間ほど乗るか。無理なく続けられる運動をルーティンに取り入れています」

今年1月に40歳になり、身体に対しても、食に対しても、向き合い方が変わったといいます。不自然なこと、身体に負荷をかけすぎることはやめて、身体の声を聞き、無理をせずナチュラルで自分らしいライフスタイルを選んでいるといいます。

「子どもの頃は、とにかく野球ばかりやっていましたし、成長期で代謝もいいですから、いくら食べても太ることはありませんでした。ダンスに夢中だった20代の頃は、バキバキに腹筋が割れた筋肉質な身体をつくろうと努力していました。

とりわけEXILEに入ってからは、ダンスと身体をつくることを考えていました。ダンスのレッスンに、身体をつくるためのトレーニング。さらにメンバーと一緒に栄養士さんにお願いして、筋肉をつけるための食事をアレンジしてもらっていたこともあります。

でも30代になると、20代とは身体が変わってきますよね。30代は、女性が好きなカラダってこんな感じかなと、20代より大きく、ちょっとムチッとした方向を目指したこともあります(笑)」
▲エンタテインメントの世界に留まらず、ビジネス業界やホスピタリティ業界など、さまざまな世界で活躍する人たちとも積極的に親交を深めている黒木さん。実業家・作家で美食家としても知られる本田直之さんとは、共に食を楽しみ情報交換をしています。

40代は40代の魅力がある身体をつくりたい

そんな黒木さんも今年で40歳。20代と張り合って、バキバキに若作りしてもしょうがないという。

「負ける試合はしたくないですから(笑)。とはいえ僕はステージに立つパフォーマーでもあります。20代の身体にはなれないから、身体はどうでもいいわけではない。40代には40代の魅力がある身体をつくれると考えています」

これからは大人の男として業界を超えたさまざまな人たちと社交を楽しみ、知識を増やし、私生活を充実させることと、ステージ上のパフォーマンスで観客を魅了すること。その両立が目標だと言います。

「今は新型コロナウイルスの影響で、旅に出る機会も激減しましたが、それまでは毎月のように、九州を中心に旅をしていました。旅に出ると、食べたいもの、食べておくべきもの、仕事上の会食と、食べる機会が続きます。

旅先では時間が限られていますから、ダイエットを気にして節制する方がもったいない。なのでいっさい制限せず、できるだけ食べるようにしています。その代わり東京に戻ったら、適度に自炊を挟みます。暴飲暴食を避けるのはもちろん、連続して外食の予定を入れないなど、多少の工夫はしています」

そして最近はナチュラルワインの味わいに開眼したそうだ。

「もちろんレモンサワーを飲む時もありますが(笑)、40代ですから、いろいろなお酒を楽しんでいます。自然派ワインは自分の体質に合っているのか、2本くらいであれば、翌日まで残らないので、気持ちよく楽しめますね」
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食×エンタメのパワーで九州を盛り上げたい

40歳になって、キャリアについてもより真剣に考えるようになったとか。その時“強み”となったのが、これまで積み重ねてきた“エンタテインメント”と“食”のかけ合わせだと言います。

「EXILEで経験させてもらったこと、学んだことを、次は僕自身の手で生かしていきたい。そう考えたときに、僕がベースにしたいと思ったのが地元の九州です。九州から総合エンタテインメントを発信したら、新しいカルチャーが生まれるのではないかと考えました。

東京から見ると、九州は本州の南側ですが、アジアに目を向ければ、玄関口となる地の利があります。九州から日本全国へ、そしてアジア各国に旋風を巻き起こしたいと思っています」。

レストランを「単に食事を楽しむ場ではなく、総合的なアートでありエンタテインメント」とリスペクトする黒木さんを、九州のシェフたちも同志として迎え、共に活動しています。

九州のフードシーンを世界に知らしめた第一人者で、“福岡の太陽”と呼ばれる「La Maison de la Nature Goh(ラ・メゾン・ドゥ・ラ・ナチュール・ゴウ)」オーナーシェフの福山剛さんは「啓司くんは、僕たちと一緒に九州を盛り上げたいという熱い気持ちを持っています。食べることをとても楽しんでいるし、知識を振りかざしたり、知ったかぶりをしたりせず、作り手である料理人を理解しようと一生懸命なところが可愛くて」と笑います。

同じく福岡市で30歳の若さで独立し、たちまち九州を代表する名店をつくりあげた「鮨 唐島」主人の唐島裕さんは、修行先に食事に来たEXILEを見かけて「いつか自分の店に来てほしい」と願っていたそう。その夢が10年越しに実現しました。「黒木さんは料理をしっかり味わった後、意見をストレートに言ってくれる、料理人にとってありがたい存在です。皿の上の料理だけでなく、職人の佇まいや食材、お店のしつらいなど総合的に見ていらっしゃると思います」。

新型コロナウイルスの影響で甚大な被害を受けた飲食業界や生産者を応援するために、YouTubeチャンネルを開設したり、救済プロジェクトのサポーターを務めたり、この期間もさまざまなアクションを起こしてきた黒木さん。この先も「モテるグルメ」の先導役として目が離せそうにありません。

●黒木啓司(くろき・けいじ)

1980年、宮崎県出身。2007年「二代目 J Soul Brothers」のメンバーとして活動を開始。2009年「EXILE」にパフォーマーとして加入。2016年「EXILE THE SECOND」としても本格的に活動を始める。
アーティスト活動の一方で、映画やドラマへの出演、雑誌の連載、自身でプロデュースするTV番組でMCを行うなど、多岐に渡り活動の幅を広げている。
2015年には、出身地である九州から発信するエンタテインメント・プロジェクト「THE NINE WORLDS」を始動。日本のみならず、アジアへも九州のカルチャーやムーブメントを発信している。
新型コロナウィルスによる被害に苦しむ生産者をサポートすることを目的に、「THE NINE WORLDS公式YouTubeチャンネル」を開設。「熊本黒毛和牛10トン救済プロジェクト」のアンバサダーに就任した。

●江藤詩文(えとう・しふみ)

ガストロノミーツーリズムをテーマに、ファインダイニングからストリートフード、家庭料理、ワイナリーや酒蔵などを取材して各種メディアで執筆。訪れた国は60カ国以上。著書に電子書籍「ほろ酔い鉄子の世界鉄道~乗っ旅、食べ旅~」(小学館)シリーズ3巻。Instagram(@travel_foodie_tokyo)でも情報を発信。

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