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2023.03.11

前田敦子が憧れるのは「何でも“楽しい”に変換できる」あの人

連続ドラマW-30「ウツボラ」(3月24日放送・配信)で、双子の姉妹役を一人二役で演じる前田敦子さん。幾重にも張り巡らされた謎や官能的な描写など、見どころの多い作品になりましたが、女優業に専念して10年、前田さんは今、どんな思いで仕事と向き合っているのでしょう? ドラマへの思いとともに伺いました。

CREDIT :

文/浜野雪江 写真/中田陽子(MAETTICO) スタイリング/清水恵子(アレンジメントK) ヘアメイク/高橋里帆(HappyStar)
編集/森本 泉(LEON.JP)

前田敦子 LEON.JP
2012年から女優業に専念するや、たちまちその才能を開花させ、観る者の心を掴む独特の存在感で多くのクリエイターたちからも愛される前田敦子さん。今や、映画はもちろん、ドラマや舞台にと、常に引っ張りだこで、2023年1月時点、映画館では同時に4本の出演映画(※)が公開されていました。

そんな彼女が、3月24日からWOWOWで放送・配信される連続ドラマW-30「ウツボラ」で、双子の姉妹役を一人二役で演じます。「ウツボラ」は、中村明日美子さんによるカルト的人気を誇る傑作漫画が原作。前田さん演じる美しい女性・藤野朱(ふじの・あき)と、双子の妹を名乗る三木桜(みき・さくら)が、北村有起哉さん演じる小説家・溝呂木瞬(みぞろぎ・しゅん)を翻弄しつつ追い詰めていくサイコサスペンスです。幾重にも張り巡らされた謎や人間の深部に迫るストーリー、官能的な描写など、見どころの多い作品になりました。

主役を演じる前田さんに、今回のドラマへの思いとともに、女優・前田敦子として10年を経て、大活躍する自身の“現在地”について、どう感じているのかも伺ってみました。
※『もっと超越した所へ。』『そばかす』『そして僕は途方に暮れる』『あつい胸さわぎ』の4本。

何かを好きになり愛することは、生きてる中で誰もが必ず経験すること

── 今回のドラマは漫画原作ですが、原作はご存知でしたか?

前田 私は普段、あまり漫画を読むタイプではないので、存じ上げていなかったのです。でも、映像化のお話があって読ませていただいたら、ホントに絵が素敵で、登場人物の表情がとても繊細に描かれていたのが強く印象に残りました。

その後いただいた脚本も、いい意味で原作に忠実に再現されていて、物語が漫画の流れ通りだったので、映像になった時を想像しやすかったです。
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前田敦子 LEON.JP
▲ シャツ、スカート/ともにFRAPBOIS、ピアスとシューズはスタイリスト私物
── 今回は一人二役、しかも見た目が同じ双子役で、演じ分けが難しかったのではないですか?

前田 そこは、そんなに意識して演じ分けなくて大丈夫、と最初に監督から言ってもらったんです。「(朱と桜では)“何かが違う”というのは、撮りながら我々も分けていける準備はしていますから」と。なので、自分で朱と桜を切り替えるスイッチを、それほど大きくは変えていなかったように思います。

それと、ここまで自分とかけ離れた役を演じたことがあまりなかったので、全然違う人格として捉えられたぶん、メリハリをつけやすかったかもしれないです。

── 劇中では彼女たちの作家・溝呂木に対する複雑なファン心理が描かれています。憧れの人に熱烈な愛情を向けずにいられない心理についてはどう感じられましたか?

前田 やっぱり、愛というものはときにとっても複雑で、人間を乱すものだなというのは、誰もがなんとなくわかることかなとは思うんです。私も、「なんでこんなふうになっちゃったんだろう?」とは思わなかったです。ホントにすべてが偶然だけど運命で、そういう出会いをしてしまったんだろうなぁと。切ないですけど、理解はしやすかったかもしれないです。“深い愛”がテーマになっているなぁと思いました。

── 普段は多くのファンから熱烈な愛を向けられる側にいる前田さんが、本作では情熱を向ける側を演じられた点も興味深いです。

前田 私も情熱を向けられていたことはあったかもしれないですけど(笑)……でも、何かを好きになり、まっすぐに愛するということは、生きてる中で誰もが必ず経験することではないかと思うので。それが目の前にいる人だったり、アニメのキャラクターだったり、人それぞれ違うと思うのですが。なので、彼女たちの気持ちも、全然理解できるものではありました。

有起哉さんとは、「はじめまして」が「ウツボラ」でホントによかった

── 溝呂木役の北村有起哉さんとは、シリアスな場面や官能的なシーンも多くありましたが、共演された感想は?

前田 今回はこういうドラマでもあるので、有起哉さんも撮影中はずっと寡黙なイメージだったんです。でも、そのあとに舞台でご一緒したら、実はすごく元気で楽しい方で。だから、有起哉さんとは、「はじめまして」が「ウツボラ」でホントによかったと私は思っていて。本来のお人柄を知っていたら、そういうシーンがやりづらくてしょうがなかった(笑)。
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前田敦子 LEON.JP
── 撮影現場でも役者さん同士のコミュニケーションを大切にされる前田さんですが、今回は、役の上での関係性もあって、コミュニケーションを控えるということがあったのでしょうか。

前田 結果的にそうなりましたね。コロナ禍だったこともありますが、もともとシーン的にもみんなでわいわいみたいな場面がなかったので。でも、「ウツボラ」という作品的には、それぐらい孤独なのがちょうどよかったとも思います。

── では撮影中の気分転換はどうしていましたか?

前田 今回のメインロケ地は愛知県の蒲郡市と幸田町だったんですけど、私は地方に行くと、地元のスーパーを見つけてごはんを買うのが趣味なんです(笑)。今回の蒲郡は魚がおいしくて、合間合間にスーパーへ行って、さばいてもらった魚を現場で食べたり、早く終わった日はホテルに持ち帰ったりしていました。
── 出来上がった映像をご覧になっての感想は?

前田 撮影中も、監督は世界観を作る「色」をとにかく大事にしようと闘われていましたが、映像になった時に、そのこだわりの理由がとてもよく理解できました。どこかアートな感じも受ける、本当に素晴らしいものになっているし、(漫画の)「ウツボラ」に色がついたら、きっとこんなカラーになるんだろうなって。

大画面のテレビで見ていただくのももちろんですが、監督が目指していた通り、パソコンやスマートフォンなどの小さな世界観でも楽しんでもらえるものになっているので、ぜひ一人の世界に浸って、イヤホンをつけながらじっくり見てもらいたいですね。
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考えすぎないことが一番。物事はいずれどうにかなる

── 今回のドラマは、作家の溝呂木が創作活動の悩みから、他人の作品を盗用してしまったことが発端となります。仕事のプレッシャーは誰にでもあると思いますが、道を踏み外すようなことは、避けられるにこしたことはありません。そこで、前田さん流のプレッシャーの乗り越え方や、はねのけ方があれば教えていただけますか?

前田 私は、考えすぎないことが一番だと思っています。まぁ、それが難しいことではあると思うんですが、物事はいずれどうにかなるし、「まぁ、いっか」を持つようにしたらいいのじゃないか、というのを友達が思い詰めたような時にもアドバイスするようにしています。

それは、人ってちょっと自分を甘やかしてあげないと、抱えきれなくなっていくものでもあるし、プレッシャーの大小に関わらず、自分を追い込むことは、あまり体によくないのではと思うので。自分の心が壊れて、体が動かなくなったら元も子もないですし、そこはあえて客観的にいられたらいいのではないかなと思います。
── ドラマや舞台の本番に向かって高まるプレッシャーも、そうやって逃しているのですか?

前田 何をするにしても、人の集中力ってそんなに長くは続かないと思うんです。なので、ずっとそのことを考えてギチギチに生きるより、普段は「まぁ、いっか」で過ごしつつ、それが目の前にきたら、絶対にやらなきゃいけないと覚悟して、集中できるのが一番いいなと。それは、AKBの時からの私のやり方でもあるので、いまさらながら、いい経験をさせていただいてたなぁとは思います。
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思い詰めないような回避の仕方を見つけていくのを楽しんでしまう

── 前田さんは、グループでの活動を始める前から女優志望でいらしたとのこと。2007年の女優デビュー、そして2012年から女優業に専念されて、どんな気持ちで進んでこられたのですか?

前田 いまだに、女優をもう16、7年続けられてるということが、自分でもすごく不思議なんです。その間にはもちろん、いろいろなことがあり、いろんな感情を経ているわけですけど……ひとつ明確に言えるのは、「諦めないこと」だなというのは、今の結果として(笑)、思っていることです。

仕事をしていると、「自分に向いてないんじゃないか?」と感じることは、たぶん皆さんもいくらでもあると思うんです。私もそれはコンスタントにありますけど、「もうやめちゃおう!」と思ってホントにやめてしまうと、もう後戻りできない。なので、やめるに至らない、自分と仕事との距離の取り方を自分なりに見つけられたから今に至るんだろうなって。

── 時間をかけて自分と向き合いたい時や、その時々で優先したい何かがある時に、仕事量を減らして自分の時間を作るなど、うまく調整しながらやってくることができたということでしょうか。

前田 そうだと思います。それに、私は仕事に対してそこまで深刻に悩みを持つタイプではなかったことも、すごくラッキーだったなと思うんです。
── それはおそらく、14歳の頃から苛烈な環境に身を置いて、生きるために身につけてこられた智恵とでもいいますか……。

前田 人間は、いくらでも陰に入ろうと思えば入れてしまうと思うので、そうじゃないふうにいられたらいいなと。いろんな人と関わりながら、いろんな人と仕事をしながら、それは今も常に考えていることです。
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自分は今、主役をやるべきじゃないと思いながらやっていた

── 今回のドラマは主役となりますが、前田さんは主役かどうかに関わらず、様々な作品に出演されています。前田さんにとって主役か否かはどのような意味を持つのでしょう?

前田 大きな事務所に所属していたら、たぶん、背負わなきゃいけないものもたくさんあると思うし、主役をやって徐々に大きくなっていくというのはとても大事なことだと思うんです。ただ、私はスタートがまずAKBというところからだったので、特殊なスタートではあるかなというのはずっと思っていて。それに、やっぱりAKBというキャリアは消えようのない大切なもので、自分の中で、もう当たり前にあるものです。

だから私の場合は、俳優業一本でやってこられた役者さんが、キャリアを築き上げながら、主役を重要視する環境になるのとはまた違っていいんじゃないかなと思っています。大きな事務所にいた時も(※前田さんは2020年に所属事務所から独立、2021年よりフリーで活動中)、最初の頃は、主役をやるにはまだ自分の実力が追いついていない、自分は今、主役をやるべきじゃないと思いながらやっていたので。
── そうだったのですね。

前田 はい。(グループを)やめてすぐの頃は、大きなお話もたくさんいただいたのかもしれないんですけど、そういうところからじゃなくて一から勉強したいと申し出て、ある程度そうさせてもらえたのは、私にはとてもちょうどよかったんです。そして、フリーでやらせてもらっている今は、何かを背負っているというよりは、自分自身と深く向き合いながら演じています。

役の立ち位置関係なく、その人が出ているとちょっと引き込まれる存在の役者さんってたくさんいますよね。そういう方たちって、現場でも必要な存在だし、作品にも必要だし、見る人にとっても魅力的で、みんなにとって必要な存在なんです。そういう存在に自分がなれるかどうかはわからないけれど、そういった大先輩方はずっと憧れです。
── 芸能界でのキャリアを考えると、前田さんは2012年の時点ですでに、ひとつの階段を登りきったところからスタートされていますからね。

前田 みなさんに認識されているからこそ、役や作品の大小に関わらず、いろんな経験をさせてもらえて、それを楽しめているなという実感はすごくあります。自分の置かれた状況も含めて、すべてをポジティブに変えて今に至るという感じですね(笑)。
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プライベートで脱力して、仕事を頑張る。そういうバランスで生きてます

── 2021年は野田秀樹さん作・演出の舞台『フェイクスピア』が注目を集め、2022年は根本宗子さん原作・脚本の映画『もっと超越した所へ。』がヒット。2018年の舞台版からの続投で、現在公開中の映画『そして僕は途方に暮れる』では三浦大輔監督とタッグを組むなど、さまざまなクリエイターの方から仕事のオファが絶えない現状を、ご自身はどう見ていますか?

前田 同世代や、年下で活躍されている演出家さんも増えてきて、ようやくいろんな方と同じ目線で向き合って、作っていけるという感覚が持ち始められているような気がします。やっと今の仕事が、ちゃんと正々堂々と楽しめるようになってきている感じです。

そうやって向き合わせてもらっているいろいろな演出家さんや脚本家さんとの関係も、より密なものになっている気がするし、同世代で活躍されてる方々と一緒に仕事ができるのもすごくうれしいです。

── 作品を一緒に作る喜びの先に、将来的にはご自分がプロデュースなさることにも興味があったりしますか?

前田 どうですかねぇ。そういうことをしていくのかどうかはまったくわかりませんが、人をサポートするのは全然嫌いじゃないです。同業のお友達に対してもライバル意識を感じたことがなく、「ガンバレ!」ってホントに心から思えるのはすごくいいことだなとも思います。そうやって、一歩引いたスタンスも私は嫌いではなくて。別に一人で何かを叶える必要はなくて、誰かと出会い、一緒に取り組むいろんな形が、何か大きなものになったらうれしいという思いがあるので、人間的な出会いはすごく大事にしたいなと思っています。
── 30代を迎えて、今後こういう仕事に力を入れていきたいなどのビジョンはありますか?

前田 う~ん……あんまり、こうなりたい、みたいなものがなくて。でも、どこかでワクワクしたいし、ポジティブに弾むものが欲しいというのは自分の中のバロメーターとしてあって。それを感じるものに出会うと、「あ、これやりたい!」と思うので、楽しいものには常に敏感でいたいですね。

それと、いろんな状況を経て思うのは、自分は役のために生きるのではなく、生きるために今のお仕事をしてるんだという部分は大事にしていかないといけないなと。だからこそ、責任を持って頑張りたいと思いますし、楽しみながら続けていきたいという気持ちでいられるんです。絶対にやらなきゃいけないと覚悟してガッと集中できたら捗るし、いいものが生まれる瞬間に出会えると思っています。
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── お仕事を頑張るかたわらで、釣りがご趣味というのも意外です。釣り番組をきっかけに始められ、2021年には小型船舶免許2級も取得されたとか。前田さんにとって、趣味とはどんな意味合いを持つものですか?

前田 私は趣味が意外と少なくて、「趣味は何?」って聞かれたら、「釣り」と答える程度なんですけど。それを極限まで追究したいわけではなく、やるとすごく元気になることは釣りかなぁという。なので、仕事もしっかりやりながら多趣味で、それを心から楽しんでいる方を見ると、うらやましいなと思います。

── 前田さんも、ご自分の状況をとても楽しんでいらっしゃるように見えますが。

前田 ええ、人生は楽しいです。でも、プライベートも充実させているかというと、実はそうでもなくて。仕事をしている時の私はたぶん几帳面なほうだと思うんですけど、プライベートの私はすごくズボラなので。プライベートで脱力して、仕事を頑張る。そういうバランスで生きてます(笑)。
── そんな前田さんが今時点で思う、カッコいい大人とはどんな人ですか? 憧れたり、お手本にしている人はいるのでしょうか。

前田 私は、なんでも「楽しい!」というふうに変換できる人が素敵だと思うので、一番の憧れは“さかなクン”です。さかなクンは、ご自分がいちばん楽しめているし、それを仕事にもできていて、さらに周りの人にもハッピーを届けられる、ホントにうらやましい生き方をされてる方だなぁと。きっと、その素晴らしいマインドになるために時間を重ね、自分をコントロールされて、その境地にいかれたのだと思うので、尊敬するし、自分もそういう生き方をしていきたいなと思いますね。
前田敦子 LEON.JP

● 前田敦子(まえだ・あつこ)

1991年7月10日生まれ。千葉県出身。2005~2012年までAKB48の一期生メンバーとして活躍。2007年、映画『あしたの私のつくり方』で女優デビュー。『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(11)で映画初主演。現在は俳優として映画やドラマ、舞台などで幅広く活躍。主な出演作に、映画『もらとりあむタマ子』(13)、『Seventh Code』(14)、『さよなら歌舞伎町』『イニシエーション•ラブ 』(15)、『町田くんの世界』(19)、『旅のおわり世界のはじまり』(19)、『くれなずめ』(21)、『もっと超越した所へ。』『そばかす』(22)、舞台「NODA・MAP 第 24 回公演『フェイクスピア』」(21)、ミュージカル『夜の女たち』(22)など。

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「連続ドラマW-30 ウツボラ」

ある日、謎の死を遂げた美しい女性、「朱」。彼女と入れ替わるように、「朱」の双子の妹と名乗る「桜」が、人気作家・溝呂木の前に現れた。実は溝呂木は、「朱」の小説『ウツボラ』を盗用していたのだ。『ウツボラ』の原稿を持つ「桜」は、溝呂木にある提案を持ちかける。やがて深い闇へと追い詰められていく溝呂木。一方で、刑事たちは「朱」の死の真相を追っていた。果たして、事件の真相とは。怪死事件とひとつの小説をめぐって、物語は思いもよらない結末へと向かっていく。
原作/中村明日美子『ウツボラ』(太田出版刊)
出演/前田敦子、北村有起哉他
2023/3/24(金)WOWOWで放送・配信スタート(全8話)
毎週金曜午後11:30
HP/連続ドラマW-30 ウツボラ

お問い合わせ

FRAPBOIS 03-5728-5120

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■ 前田敦子さんの記事が気になったアナタへ。他にもスターのインタビュー記事がたくさん(こちら)!
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