2019.01.19

第6回

俺は死ぬまでスケベな人間でいたいんだよ! 

平成のご意見番として炎上を恐れぬ本音コメントが人気の梅沢富美男さん。プレイボーイを自認する梅沢さんは今どきのオトコたちの恋愛作法にも一家言あるようで……。梅沢流の粋な男の遊び方をズバズバ語っていただく連載です。

CATEGORIES :
CREDIT :

構成/紺野美紀 写真/内田裕介

最近のオトコは恋愛もセックスもしなくていいかな~っていう人が増えているっていうよね。生身の女を口説くなんて面倒くさい、恋愛ゲームの方が楽しいなんて言っちゃって。

今は、携帯ひとつあれば何でも出来ちゃうから、悩むことも考えることも少なくなってるんだな。それに慣れると脳に刺激がいかない生活の方が楽だと思って、妙に悟ったようになっちゃうのかもね。もったいない話だよ。俺は、男は死ぬまでスケベな生き物でいたいって思ってますから。

「時代が違うんだよ」って言われちゃうと、それまでなんだけど……。俺ら世代が若かったころは、次から次へといろんなものが登場してきて、それに刺激を受けていたんですよ。一生懸命働いて、女の子と付き合うためにクルマだって欲しいし、美味しいお店だって見付けなくちゃならない。

そういうモチベーションがたくさんあった。やりがいのある青春…っていうんですかね。今の子たちにはそれがないから、ちょっと気の毒な気はしますよね。あまりに便利になり過ぎたんだろうな。
 
例えば待合せの時もそう。携帯電話が無かったころには、会えるまで不安なわけですよ。約束の時間に彼女が来なければ、「場所はここで合ってるかな。電車遅れてるのかな」って。

「ごめん、待った?」「いや、全然」って言う男の足もとにタバコの吸い殻がいっぱい落ちている……みたいなことがあったんだよ(笑)。それだけで、何か情緒があるじゃないですか。

デートの場所だって、ちょっと洒落たレストランに連れていこうと思ったら、きちんとスーツ着たりしてお洒落して行ったもんですよ。今じゃ、ジーパンでもたいていのところは入れるもんな。

女はメイクやお洒落に時間をかけて来てくれるんだから、男だって少しはお洒落に気を使うべきだと思うよ。俺だって浮気している時は、下着まで気を使うようになるからね(笑)。デートはお互いにお洒落して会った方が絶対楽しいんだよ。
PAGE 2

男も女も、もっともっと恋愛を楽しむべき!

人間って不便な方が刺激的だし、いろいろ考えなくちゃいけないから想像力がつくよね。ネットでクリックしたら何でもわかっちゃうっていうのもな~。やっぱり自分で体験したことってちゃんと身に付くんじゃないかなと俺は思うわけ。

前に女性の扱い方はお姉さんたちに教わったって言ったけど、それだって答えはひとつじゃないんだよ。女性によって、さまざま。高級レストランを喜ぶ女性もいれば、気楽な居酒屋がいいって言う女性だっているわけでしょう? だから、男は色んなデートにふさわしいお店をリサーチしておくんですよ。

それと、これは声を大にして言いたいんだけど、デートで割り勘にする男はダメだってこと。デートは男が誘う方がスマートだし、誘ったからには支払いまできっちりしてほしいよな。男は女に美味しいものをごちそうするために一生懸命働いて稼ぐ生き物なんだよ。モテるために努力するものだし、その努力が楽しいと思うんだ。娘たちにも言ってますよ。「割り勘男だけはやめておけ」って(笑)。

俺のオヤジがよく言ってたのが「見て真似ろ」って言葉。これは、「良いことも悪いこともまずは一度やってみろ」ってことなんだよ。見てるだけじゃダメなんだ。今は情報が溢れてて、知識だけはいっぱいあるんだよな。でも実際に動かないとひとつも自分の糧にはならないと思うんだよ、俺は。

だから、男も女ももっともっと色んな人とデートして、もっともっと恋愛を楽しむべきだと思うね。そうすれば、日本の経済も回るんじゃないか?(笑)。

ってことで今回はここまで。また来週!

※これまでの記事はこちら。毎週土曜日更新予定です。

梅沢富美男(うめざわ・とみお)

1950年11月9日、福島県福島市生まれ。血液型B型。俳優・歌手・タレント。剣劇一座「梅沢劇団」の創設者で大衆演劇のスターだった梅沢清と娘歌舞伎出身の竹沢龍千代の5男として生まれ、1歳5か月で初舞台。15歳で本格的に役者の道へ。1976年、女形に転向し「下町の玉三郎」として大ブレイク。1982年には『夢芝居』で歌手デビューし50万枚を超えるヒットに。現在は「梅沢劇団」三代目座長として年間180日舞台に立つ傍ら、テレビにも数多く出演。バラエティや情報番組での歯に衣着せぬ直言コメントで人気を得ている。

この記事が気に入ったら「いいね!」しよう

LEON.jpの最新ニュースをお届けします。

RECOMMEND FOR YOUおすすめの記事

RELATED ARTICLES関連記事

SERIES

READ MORE

SPECIAL