前編の記事が公開された後、日本とアメリカ(ニューヨーク)の状況があまりに違うとのことで多くの方からコメントをいただきました。ニューヨークは大変な時期を乗り越え確実に復活しています! 後編では経済再開とともにオープンする新たなランドマークをご紹介します。

いつの間に!? 経済再開と共に新名所もオープンラッシュ
ここでいくつか今後のニューヨークの新名所となるスポットをご紹介します。
◆Little Island New York(リトル アイランド ニューヨーク)
公園内は丘のように起伏があり、エンパイア・ステート・ビルディングやワン・ワールド・トレードセンターなど、マンハッタンの名所を南北に見ることができます。公園内にあるステージではオペラやバレエなど、多くのイベントも今後行われるそう。ベンダーもあって軽食も食べられるので、暖かい時期は公園でゆっくりと過ごせます。午前中は入場が自由、午後は予約が必要。
▲ 園内からはエンパイア・ステート・ビルディングも見えます。2012年から工事をスタートし、中断などを経て2021年にやっと完成。
▲ 公園を外からみるとこんな感じ。上空から見ると、川の上に浮いた小島です。
▲ 定期的にイベントが行われるステージ。ニューヨークらしく、注目のイベントも多く、ホームページよりチェックを。
▲ 園内からはエンパイア・ステート・ビルディングも見えます。2012年から工事をスタートし、中断などを経て2021年にやっと完成。
▲ 公園を外からみるとこんな感じ。上空から見ると、川の上に浮いた小島です。
▲ 定期的にイベントが行われるステージ。ニューヨークらしく、注目のイベントも多く、ホームページよりチェックを。
◆Edge(エッジ)
入場料はオンラインからの予約、日付、時間指定で大人1名$36。個人的には日付、時間指定にシャンパングラス一杯のついた「シャンパン チケット」も気になります。マンハッタンには所々に展望台がありますが、エッジはマンハッタン、ブルックリンを見渡せるロケーション。とにかく新しいスポットなので足を運んでみたいです。


◆Summit One Vanderbilt(サミット・ワン・ヴァンダービルド)
スカイボックスと呼ばれるエリアも足元がガラスで透けている展望台で地上324メートルの高さ。マンハッタンの街並みが真下に見える、高所恐怖症の方にはハードルの高い場所のよう。ミシュランスターのレストランも入る予定とのことで、ビジネスマンの会食にもぴったりですね。
▲ 思わず息をのむスカイボックス。 Photo by Summit One Vanderbilt
▲ 怖いもの見たさで乗ってみたいガラス張りのエレベーター。ニューヨークの新名所になると期待されています。 Photo by Summit One Vanderbilt
▲ 写真中央に見えるのが高さ427メートルのSummit One Vanderbilt。 Photo by Summit One Vanderbilt
▲ 思わず息をのむスカイボックス。 Photo by Summit One Vanderbilt
▲ 怖いもの見たさで乗ってみたいガラス張りのエレベーター。ニューヨークの新名所になると期待されています。 Photo by Summit One Vanderbilt
▲ 写真中央に見えるのが高さ427メートルのSummit One Vanderbilt。 Photo by Summit One Vanderbilt
◆Google Store(グーグル・ストア)
実際商品を手にとってみることができるので同社商品への理解が深まるほか、同店はLEEDプラチナム認証を受けた店舗ということで、とってもサステナブル。店内にもリサイクル素材のテーブルがあったり、サウンドプルーフ(防音)の部屋は壁にも100%リサイクルの素材を使用していたり。Google社がこんなに環境に配慮した取り組みをしていたんだという新たな一面を垣間見ることができます。一部商品はペットボトルのリサイクルから作られているなど、地球に優しいものばかりです。
▲ Google ShopはGoogleニューヨークオフィスの一階にオープン。
▲ 英語で発した言葉が24ヶ国語に訳されて出てくるスクリーン。
▲ 今までgoogle Phoneに注目したことがなかったけれども、こうして触れると写真の綺麗さなどにびっくり。そしてこちらの商品に使用されているアルミニウムが100%リサイクルというのも、ここに来ないと知らなかったものです。
▲ さすがコロナ後のオープンということでドアも手をかざすとオープンする、タッチレス機能を搭載。
▲ コルク材で作られたテーブルや椅子。フローリングにもリサイクル材を使用しています。
▲ Google ShopはGoogleニューヨークオフィスの一階にオープン。
▲ 英語で発した言葉が24ヶ国語に訳されて出てくるスクリーン。
▲ 今までgoogle Phoneに注目したことがなかったけれども、こうして触れると写真の綺麗さなどにびっくり。そしてこちらの商品に使用されているアルミニウムが100%リサイクルというのも、ここに来ないと知らなかったものです。
▲ さすがコロナ後のオープンということでドアも手をかざすとオープンする、タッチレス機能を搭載。
▲ コルク材で作られたテーブルや椅子。フローリングにもリサイクル材を使用しています。
ラグジュアリーホテルと言えばNYC! ホテルも続々開業
◆Ace Hotel Brooklyn(エースホテル ブルックリン)

◆Aman New York(アマン ニューヨーク)

◆Graduate Roosevelt Island(グラデュエート ルーズベルト アイランド)

◆Pendry Manhattan West(ペンドリー マンハッタン ウエスト)
ウッディなインテリアはカリフォルニアにいるようなリラックスした雰囲気。客室から見えるのはマンハッタンのビル群なので、そのコントラストが面白いんです。レストランも観葉植物が生い茂る、都会のオアシスのようなホテル。ルーフトップバーもこれからの季節に最適です。

また、2017年「世界のベストレストラン」第1位を獲得し、「Best of Best」となった「イレブン マディソン パーク」もコロナ禍での休業を経て、肉や魚を提供せず、植物ベースのメニューのみのレストランとして新たな出発をすると発表しました。環境問題へフォーカスし、肉食をやめるといったトレンドもコロナ禍で加速したため、これも今の流れなのでしょうか。
ニューヨークの変わりゆくスピードは早く、そしてパワフルだなと感じるのでした。では!

● 菅 礼子
LEON編集部で編集者として勤務後、2018年に渡米。現在はニューヨーク在住。男性誌や女性誌、航空会社機内誌などにニューヨークのライフスタイルの情報から世界中の旅の情報までを執筆する他、ニューヨークでクリエイティブエージェンシーのAYDEAを主催(www.aydea.co)。Instagram(@sugareiko)でニューヨークだけでなくアメリカ&世界の情報を発信中。