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2021.08.07

VOL.13「旅とシガーと蒸留酒スキットルを見直す本当の理由とは」

コロナ禍だからこそ旅先に持参したい「あるモノ」とは?

ファッションからカルチャー、旅やホテルからガストロノミーまで、ラグジュアリーライフをテーマに執筆活動を行っているコラムニストの中村孝則さんが、毎回1本のシガーを取り上げてその魅力と楽しみ方をご紹介する連載です。

CREDIT :

文/中村孝則

ラグジュアリーライフをテーマに執筆活動を行っているコラムニストの中村孝則さんが、シガーの魅力と楽しみ方をご紹介する連載。今回のテーマは……。

■ Theme13「旅とシガーと蒸留酒スキットルを見直す本当の理由とは」

シガーや煙管と一緒に私が旅先や釣りに必ず持参するのが、お酒を持ち運ぶための小さな容器「スキットル」です。英国などでは古くから、ハンティングなどのアウトドアにウイスキーなどを入れて持ち歩いた代物。純粋に酒を楽しむだけでなく、冷えた体をアルコールで温める目的もあったようですね。コンビニで酒の小瓶が買えるこの時代ですが、私はあえてシガーの友としてマイ・スキットルを持ち歩きます。
▲ 2年以上熟成させたタバコ葉を使い、濃密な吸い心地で酔わせてくれる2019年の限定シガー。ゴールドのリングからも 高級感を演出するキューバ産の逸品です。燃焼時間は優に1時間はあり、夜長にお酒とともにじっくり味わうには最適。
『ケドルセ・セナドレス LE2019』157㎜×19.05㎜、1本3400円/LA CASA DEL HABANO by CIGAR CLUB 
理由は、私の好きなお酒が一般に入手しにくいことと、旅先によってはお酒が手に入らないケースがあること、さらに、このコロナ禍で夜のお酒のイメージに逆風が吹いているという影響もありましょうか。シガーとお酒は、夜長の孤独を潤す最高のアイテムなのに……。そういった点でも、中が見えないスキットルは重宝しますね。

さらにコロナ禍のなか、それの意外な活用法を発見しました。私はスキットルの中身に泡盛やシングルモルトといった、度数の強いお酒を詰めるのが常ですが、高濃度アルコールは味わう以外に、消毒にも使えるということ。

携帯用の消毒液を持ち歩く人も多いですが、どうせ持ち歩くならば、美味いお酒として飲めるに越したことはない。その逆でもいいのですが、それが洒落たスキットルに入れられていたら、自分だけでなく誰かとシェアするシーンでも気分を上げてくれると思うのであります。さらに、美味いシガーとともに味わえば、これはもう至高。オヤジの余裕を魅せるうえでも、強くオススメしたいと思います。

中村孝則

コラムニスト。世界各地を独自の視点で読み歩きさまざまなメディアでラグジュアリーライフを提案。「世界ベストレストラン50」の審査員も務め世界各地で美食探求の日々を送る。

2021年4月号より
※価格はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

LA CASA DEL HABANO by CIGAR CLUB 03-3583-7130

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