スタイリング/坂井辰翁
ヘアメイク/星 隆士(SIGNO)
文/いとうゆうじ
2017年11月号Golf LEONより
Part 01 インパクト大なやんちゃ柄
フリース素材のカモフラ柄ジャケットはオーソドックスな色使いなので、タフさが強調されます。さらに脇や胸部分にストレッチ性のある素材を組み合わせているので、機能性も大事!という方にもOKです。
胸にこれでもか!と言わんばかりのビッグスターをあしらったニットは、その大胆さゆえにモードブランドのようなインパクトあるデザイン。アームの色の切り替えも、コーディネートにおける洒脱なアクセントとして活躍してくれます。
ベーシックなVネックのニットは、フロントに加え、後ろ身頃のセンターにも大々的にスカルを配置。ホワイトのニットのクリーンなイメージを賢く利用しつつ、スカルが不良そなスパイスとして効いたデザインです。
Back Style
バックには大きなスカルが。後ろ姿もやんちゃに演出してくれます。
Part 02 二度見必至(?)なメッセージ
マンシングウエアは今季、音楽とゴルフを融合させたデザインのアイテムを数多く展開しています。そのなかでもロックなマインドを取り入れたニットがオススメ。いかにもゴルフな感じのデザインではなく、街着感覚でロゴをあしらっているところが、二度見を誘う大きな秘訣といえましょう。
“ボギーでアフロでワンダーランド”という組み合わせは、いろんな意味がミックスされたユーモアに満ちたデザイン。ネイビー×オレンジのカレッジテイストなあしらいで、どこかさわやかに仕上がっているため着こなしやすいのです。
ゴルフの楽しさを讃えているのかと思いきや、聖地である英国へのリスペクトを感じさせるメッセージが秀逸。デザインとしてはベーシックな白×青×赤のロゴ入りながら、カッコ使いの魔術によって思わず二度見してもらえそうな一着です。